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ガラスCDの音がいい理由
ガラスCDは変形が安定しているから音がいいとか劣化しないとか言いますが、それならUSBメモリとかHDDから再生すれば済むことの様に思います。おそらく説明が素人にわかるように簡略化されすぎているのだろうと思います。ガラスCDがいい理由をもう少し納得いくように説明していただけるとうれしいのですが。
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理論的に説明すると以下のようになると思います。 音楽CDは、8ビットのデータを14ビットのデータに変換しています。 詳しくは、こちらをご覧下さい。 http://home.e02.itscom.net/shouji/raku/kouza/cd/cd.html 当然版質によって、例えば、本当のデータが10000100001000なのに、 間違って読んでしまうことがあり得ます。 ガラスCDは、それが少ないということが、考えられます。 これは、嘘偽りの無い事実だと思います。 実際問題としては、エラー補正機能によって、多少の読み取りミスは、 正しいデータに復元可能です。 この辺は、再生機器の性能によって、変わってくると推定されます。 パソコンでリッピングした場合を考えます。 実際に音楽を再生する場合と違って、もしエラーが多発してしまっても、 再読み込みが可能ですし、Exact Audio Copyなどの、 忠実な補正機能があると言われているものを使用すれば、ガラスであろうと ポリカであろうと、ほぼ同じWAVEデータになるはずです。 これを作成してしまえば、おっしゃる通り、USBメモリやHDDで 半永久的に変わりません。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 「音が良い」というのは有る意味で「思い込み」効果です(笑) 全く変わらない、という意味でもありません。 物理特性として、通常素材とガラスによる「違い」は確実に存在しますし、製造コスト等からの販売価格も当然違って来ます。 オーディオと言う物は、ナニカを変えると音もわずかであってもほぼ必ず変わる、という側面があります。 音が変わる=ダレにでも変化を感じられる という事でもありませんし、 音が変わる=良い音に鳴る とも限りません。 音を感じるのは理論や測定装置では無く、あくまで聞いた人個人の感性、官能判断。値牛木と経験に基づいた能力により、変化を感じたり、その変化に対し個人的に好む方向なのか嫌う方向なのか。と云う事と成ります。 耳が良い、と言うのは「聴力」ではありません、聴こえた音をどのように感じ取って分析する知識等が高いかどうか、という「聴感力とでも云う物でしょう。 例えば、物を見て本物/偽物、良く出来た物/ソレ程では無い物 という善し悪しを見抜く力が「視力」ではなく、眼力(ガンリキ)とか、お目が高い、という様な表現とされるのと同じ様な物です。 ガラスでCDを作った事で、極僅かな音の変化があり、その変化を価格差に見合った良さが有る、と感じた人にとっては「ガラスのCDは、音が良い」と感じられるのです。 この他に、反射面を金蒸着したり、凹凸のピットを誤差許容範囲で長めにしたり、いろいろな工夫を凝らした製品が有ります。 どれも、より良い音質を求めた物の一つですが、全ての人にとって、「音が良く鳴った」と実感出来るかと言えば、必ずしも当てはまりません。 そのため、興味が有って、少々割高でも購入して聴いてみたい、という人が購入し、その中の一部の人が充分に効果が有る、と判断する事で購入欲をより引き出せる場合も有る、というだけで、決して標準扱いされていないのが現実です。 高音質を目指した、高品質CDは、実際に聴いて納得した人には良い物で、聴いてみて納得出来なければそれっきり、というダケでもあるのです。 実際の音質変化を感じ取れなくとも、高音質が期待出来そうな高品位CDを所有している、という満足感も、同じ音楽を聴いていてもリッチな感覚で楽しめる、という心理的要素は充分に有るでしょう。 いろいろ試行錯誤し、ガラスCDにたどり着いた開発者に取っては、この方向の音が好きだった、というのが原点でしょう、そして良いと思った人が「なぜ音が良いか」をあとから理由付けをする、という程度の事で、通常の測定機器や通常の理論で明解な因果関係を持っている訳では無い、という世界です。 オーディオは、より深い世界で「良い/悪い」「優劣」で判断出来ない、個人の好みや感性判断と言う分野が有ります。このような分野の宣伝キャッチコピーは、あくまで感覚に訴える為に素材や各技術解析をしながら購入欲を引き出すものでもあるので、科学そのもの、理論そのもの、という事では無い、という事実を理解しておくのが良いでしょう。 良いワルイ/優劣 ではなく、いろいろな個性、バリエーション豊富なサウンドが有るから、高度な趣味の世界でもあるのです。 『USBメモリとかHDDから再生すれば、、、』 これも一つの方法です、そして近年はコンピューター等を利用し、このような使い方をする人が増えてきていますが、時代に逆行するような、アナログレコード再生を、あるいは真空管アンプでの再生を、という個性的な趣味世界に足を踏み入れる人も少なくないのが現実です。 「ガラスCDがいい理由をもう少し納得いくように説明して、、、」 科学的にも理論的にも、明解な理由がそもそも無いので、説明のしようが有りません。 ただ、いろいろ試し、このCDのほうが良い音だと思った人達が居て、その音を好む人が購入する、という事で商業的に実現した一例、という事です。 なお、ガラス製なので落とすと割れてしまう、というのが最大の弱点でしょうかねぇ。。。
お礼
ご回答ありがとうございます。単純に音がいいかと言われても直感的には50万円のバイオリンとストラディバリウスの聞き分けができない我々のような素人には理解できない事かも知れませんので、ちょっと答えづらい質問の仕方だったかもしれませんね。 そもそもガラスは物質として安定性が高いということで、つまり原音に忠実なだけで意かどうかは別問題かもしれませんが、原音が1/f揺らぎを出していてそれを忠実に再現できなかったのを再現できたなどと言う事もあるかもしれません。ただやはり工芸品ですね。
- ponpokona-
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現時点では、恐らく誰も説明できないと思います。 fine NFのHPにガラスCDの特徴が述べられています。 http://www.n-and-f.com/ext.html しかし、これは宣伝のためのものです。具体的なグラフや数値は示されていません。また、その特徴がどのようにして音質に影響するのか説明も、まして、グラフや数値もありません。 これに限ったことではありません。オーディオではよくあります。そして、こういった分野の研究はほとんど行われていません。 例えば、CD再生とPCオーディオの音が違う理由さえ、いまだに解明されていません(「CD再生にはデータの漏れがある」は誤解です)。 個人的には、ガラスCDの音は普通のCDとは違うだろうとは思っています。実際に聴いたことはないですが、以下のような例は聴いたことがあるからです(音の判断ですから個人差があるでしょうが・・) ・普通のCDとSHM-CD,HQCD,BluspecCDなど ・デジタルケーブルの音の違い ・音楽CDとそれをコピーしたCD-R ・CD-Rメディアごとの音の違い ・THEORY(かつて存在した光学特性の良いポリカーボネートを使ったCD-R) ・PCオーディオで、HDDとSSDとメインメモリーの音の違い
お礼
ご回答ありがとうございます。単純に音がいいかと言われても直感的には50万円のバイオリンとストラディバリウスの聞き分けができない我々のような素人には理解できない事かも知れませんので、ちょっと答えづらい質問の仕方だったかもしれませんね。 すなわち3000円と100,000円の値段の差の価値がある音質の違いかどうか知りたいという質問に置き換えていただいて結構です。バイオリンでも50万円と2000万円の差があるわけで、ありえないかどうかはわかりません。
- A88No8
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こんにちは >ガラスCDは変形が安定しているから音がいいとか劣化しないとか言いますが、それならUSBメモリとかHDDから再生すれば済むことの様に思います。 音楽データを移動するだけのメディアならσ(^_^;そう思います。 しかしUSBメモリのようなフラッシュメモリも、HDDで使われる磁気メモリも経時変化で弱まっていきいずれ読み出せなくなります。 なので、定期的に再書き込み(リフレッシュ)を行う必要があります。 またHDDの用に消耗品であるモーターを使用するものは、使っているうちに必ず寿命(故障)が来ます。なので「バックアップ」が必要になるのです。 CDの場合、樹脂製基板とガラス(クリスタル)基板で比べると説明するまでも無くガラス基板の方が耐久性があるでしょう。 質量で比べた場合、樹脂製基板よりもガラス基板の方が重く、加工後の平面度もガラス基板の方がよいです。ですので地図を作成する際の元になる写真は特別な平面度を作り込んだガラス乾板で撮影したりするくらいです。 樹脂製基板のデータの作り方は金属薄膜に機械的スタンプで凹みを作ります。ガラス基板の場合にはそのような方法は採れないのでレーザーで金属薄膜を溶融するか、蒸着させるか蝕刻するしかありませんが、その制度から考えるとスタンプよりマシです。 データを移動するためだけにならこんな贅沢な素材は必要ないでしょう。 バックアップやリフレッシュの手間をなしに100年ぐらい持たせたいとかいう用途に向いていると思います。 ちなみにCDが作られ始めた頃のメディアは\4kぐらいしましたが、近年読み出せなくなっているものが出てきました(;_^) 保存環境にもよるのでしょうけれど、どうやらCDの寿命が来たみたいですね(;_;)
お礼
ご回答ありがとうございます。保存を考えたらおっしゃるとおりですが、音のよさではどうでしょうというのが今回の質問の趣旨です。
- Yorkminster
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斜めに構えた回答をするなら、「ガラスの方が音が良いと言えば騙される客がいるから」です。 ポリカーボネートに比べて透過率が高い(反射率ではないので念のため。ガラス面で反射されたら再生できません)、変形しにくいというのが触れ込みですが、現実問題としてポリカーボネートでも実用に足ります。また、エラー率に関しても、C1で訂正されれば音質上の問題はなく、C2に至るのはかなりザリザリに傷ついた場合だけと言われているので、これも敢えてガラスを使う理由にはなりません。 さらにマニアックな話になると、そういうエラー訂正や変形のためにピックアップ(読取機構)が激しく動作する必要があり、電流が乱れるからノイズが出る、といった説もあります。しかし、マニア向けの高級機(CDプレーヤーだけで10万とか20万とか)は読取性能の高さや、そういう変動要因に対する安定性をウリの1つにしている訳で、もしこの説が本当なら安物プレーヤーほど効果が高いということになるはずです。逆に、高級機で劇的な違いが出るなら、無駄に高いだけで性能は低いガラクタということになります。 要するに、いずれにしても「理論上あり得ないとは言えない」レベルの屁理屈に、尾ひれをつけて、デタラメな味付けをして、桐箱に入れて、ノシで包んで、お誕生日カードを添えて、リボンをかけた様な話という訳です。 USBメモリやHDDに関しては、パソコンならYESです。CDプレーヤーでもバッファはありますが、パソコンの場合は音声データをいったんメインメモリ上に展開してから再生するので、「電流が乱れるから云々」の話は無視できます(というと、必ずパソコンはノイズまみれだなどと言って別の理屈で反論する人がいますが、正面から反論できない時点で負けを認めたようなものです)。 また、パソコンの光学ドライブの場合、CDプレーヤーと違って必要なら何回でもデータを読み出せます。従って、複数回読み取りを行って、データの整合性を検証すれば、エラーが残存する確率は限りなくゼロに近づけられます。ポリカーボネートでも、エラーが出てリトライが必要になるのは100枚に1枚あるかないかで、そのエラーも実時間で1/75秒(CDの音は1/75秒単位でデータ化されている)といったレベルなので、仮に残ってもまず認識できません。 パソコン以外の場合(コンポのUSBメモリ再生機能とか、ネットワークプレーヤーの内蔵HDDとか)は、中身の動作がハッキリしないのでCDより劣る可能性はあります。 ということで、ガラスを含めた高品質CDの類いは、そういうのが好きそうなマニアにとっても、パソコンに録り溜めるような一般人にとっても、屁理屈以上の意味はありません。 ただ、まあ、「理屈ではそうでも聞いたら違うんだ」という話はあるので、分かった上で手を出すのであれば好きずきでしょう(実際、私も、CDではありませんが怪しいオーディオアクセサリは色々使ってますので)。 そう感じる理由は、実際に違いはあるが科学的には説明に成功していないだけか、単なる思い込み(プラシーボ)です。ガラスだと、いかにも透き通った音がしそうでしょう?
お礼
ご回答ありがとうございます。つまり価格差はそれに見合った性能があるからというよりも、工芸品的価値を求めて作ってみたということですね。
- IDii24
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それは通常のCDに比べてという意味だと思います。またネット配信のハイレゾファイルをHDDから再生した方がいいのは当然ですが、CDをリッピングした場合では普通のCDからリッピングしたHDDファイルよりガラスCDのほうがよいと思います。 それは通常のCDでは必ず読み取りエラーが発生するからです。PCのDVDデバイスなどではかなりの数の読み取りエラーは発生します。 性能のよいCDプレーヤーを使う方がレーザーの精度が高くエラーが発生しにくいのですが、さらにガラスCDであれば反射率が高くエラーになりにくいのは確かです。 補正する機能はどのCDプレーヤーにもついていますが、補正とは無いものを作る作業なので音質には影響があります。
お礼
ご回答ありがとうございます。ガラスCDは10万円近くするのでHDDのほうが良いのでは何のためのガラスCDかわからないし、ポリカのCDだと音が安定しないと言ったって、デジタルデータを間違いなく読み込めば同じだと思うし、そんなに読み違えるのならCDからソフトウェアをインストールしたらどうなっちゃうんだろうと思うし、やっぱりわかりません。 あくまでもポリカCDとガラスCDを比べればガラスのほうが言いだけで、音源データが同じならガラスCDよりもHDDのほうが優秀と言う事でしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。つまりある程度音のひずみの有無が違ってくると言う事ですね。