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小型飛行機のボディの金属はどんなもの
小型飛行機(10人乗り以下)のボディの金属はどんな組成でしょうか。 自動車のボディの金属は鉄を多く含む合金のプレス加工の組み合わせと想像してますが、 小型飛行機はどうなんでしょう。 アルミを多く含むジュラルミンですかね。 付け加えて聞きたいのは小型飛行機(10人乗り以下)のボディの金属は電気を流してやると流れますか。 もう一つ、付け加えて聞きたいのは小型飛行機のボディは自動車のようにボディ・アースはやるんでしょうか。 自動車のボディ・アースとは、ボディのペイント塗装を 削ってやると金属がむき出しになりますが、 この金属がカー・バッテリーのマイナス極につながっているため、 むき出しのボディ金属自体がマイナス極になっていることです。 さらに、もう一つ、付け加えて聞きたいのは、小型飛行機のボディに塗られるペイント塗装は 自動車のペイント塗装と似たような塗料なんでしょうか。小型飛行機もカー・シャンプーしたり、鉄粉取りや水垢取り、ワックスとか新素材ポリマーで磨くものなんでしょうか。
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No.2です。 航空機用レシプロエンジンはほぼ全てOHVです。 今でもプッシュロッドを使ってます。 空冷だし水平対向ですから、ほぼ昔のフォルクスワーゲンビートルのエンジンの大きな物と考えていいです。 (実際ワーゲンの空冷エンジンも海外ではホームビルド機などに使われてます) マフラーは付いてるけど触媒は無いです。 ガソリンも今だに有鉛ハイオクガソリンです。 電子制御もほとんど無いしキャブレターすら今だ現役です。 車のエンジンなら40年以上は古いエンジンです。 これは信頼性のため枯れた技術を使うためと、新型エンジンを投入するほど航空機用レシプロエンジンという需要が無い為です。 航空法が厳しいので苦労して型式証明を取っても商売として元が取れないんです。
私は飛行機には素人ですが、常識から考えると、ボディーに静電気が起こるのなら、なおさらボディーアースが必要です。また空間にはさまざまなノイズが飛来するため、強力なコモンモードノイズが回路に重畳することになります。もし、ボディーアースをしないのなら、すべての配線を個別にシールドする必要があり大変です。 少し古いですが、セスナの整備マニュアルです。配線図についても掲載されていますので、参考になれば幸いです。 http://www.mrwebman.com/aviation/cessna/manuals/150-185_sm_pre63-service_manual.pdf
ボディ外板はジュラルミンなどアルミ合金ですよ。 外板はホントにペラペラの薄板です。 胴枠(骨組み)に薄いアルミ板をリベットで貼り付けてボディを構成してます。 車のような完全なモノコックではありません。 最近はFRPなど複合材を使用する機体も出てきてますが… アルミなら電気は流れます。 その為動翼などボンディングワイヤという電線でつないて電位が均一になるようにしてます。 放電索で機体に溜まった静電気を放出するためと、落雷などで動翼ヒンジが焼き付いてしまうのを防ぐ為です。 多分、小型機は車のようにボディをマイナスアースには使ってないと思います。 (ここらはちょっと認識が確実ではありませんが…) 多分外壁の静電気が問題となるからでは? 空気の摩擦でボディは常に静電気に帯電してます。 塗料は基本的に自動車と同じです。 二液硬化性のウレタン塗装。 タッチアップなど軽微な補修ではアクリル系もつかいますが…ここらも車と一緒。 ワックスは普通は滅多に使わないと思います。 洗剤で洗機してオシマイです。 デッキブラシのようなブラシでゴシゴシです。 その為にセスナなど多くは近くでみると退色して結構つや消しになってます。 車のように丁寧に扱ったりはしないです。 近くで見ると補修跡だらけです。 パッチをあてて補修したりしますし…。 エアレースで競うようなレーサー機は少しでも抵抗を減らすためにワックスを塗るそうですが…。
お礼
なるほど、結構つかめてきました、 小型機のエンジンは昔、ほぼほぼ軽自動車のエンジンと 同等のものの時代もあったときいたことがあります、これ、おおよそ2人乗りの飛行機の話で。 と、すると、エンジンはSOHCかDOHCかもしくはそんな感じで、 マフラーも付いていて、消音機としてのマフラーへ向かう経路に 排気ガスを浄化するため触媒も 自動車と同等にあるということなんですかね。
調べたいのなら 他人に丸投げせずに まずは 自分で探してみなさい・・ 飛行機なんかに興味無い俺でも 此処まで調べられたのですよ・・ http://www.jal.com/ja/jiten/index/index.html
補足
極めて有力情報ありがとうございます。 しかしながら、有鉛ハイオクガソリンって、衝撃です。環境に悪過ぎ。 ヘリコプターが車のハイオク・ガソリンに オクタンをアップさせる添加剤「オクタン・ブースター」を 混ぜた感じと聞いたことがありましたが、 今の時代に有鉛ハイオクガソリンが存在していたというのは驚きです。 マフラーに触媒がある飛行機もあるにはあるんでしょうかね、 触媒がない飛行機は多そうですね。