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Coccoさん本人が語る「強く儚い者たち」とは
- Coccoさんの曲「強く儚い者たち」の意味について質問されたが、彼女本人が口にしている情報はない。
- この曲の解釈は個人によって異なり、高校生の頃は自分と相手の心の距離が離れることについてのメッセージを感じ、現在は裏切りや選択の難しさを描いたと捉える人もいる。
- また、曲からは海を渡る情景や童話的な要素が感じられ、魅力的で謎めいた曲として多くの人々を惹きつけている。
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【質問1】 この曲についてインタビューされることはありましたが曲の解説のようなものはなかったと思います 歌入れがあんまり痛い思いしないで出来たとか、カウントダウンの方がずっと好きだったとか そういう話はしてました 曲のテーマ等聞かれても『わっかんねえ~』とはぐらかしていました 曲について自分で語りたがらない(当時は特に)人なので 【質問2】 Coccoの他の曲を聞いても、彼女にとってとてつもない喪失体験があることは明白で、 この歌は教訓的なものではなく、深く裏切られた自分への慰めのように思えます Coccoは歌うことは痛みを成仏させることで、ライブはそれを供養する葬儀であると言っていました 以下はAmazonのレビューで見つけたのですが、自分の感想とほぼおんなじだったので、引用させて頂きます 発売されて15年以上経ち何百回聞いたか分からないが、今もまるで色あせない感動がある。 この曲の語り部でもある女性は、 「私の部屋へいらっしゃい、甘いお菓子をあげましょう」 と旅の男を誘惑しながら、目の前の男ではなく遙か昔に自分が愛した別の誰かを見ている。 「ずっと同じでいられると思う?」「あなたのお姫様は誰かと腰を振ってるわ」 と歌うのは、かつて女も愛し合い誓い合った誰かに裏切られたのだと想像に難くない。 だから彼女は旅の男が「お姫様」を裏切り、望み通り自分の手の中に堕ちて来たとしても、 かつて自分を裏切った男と彼を重ね、人の心の儚さを確かめて傷つくだろうし、 男が誘惑に乗らず、港を旅立ったとしても、結局自分はひとり取り残されることに変わりはないのだ。 ゾッとするような生々しい誘惑の裏にあるのは、人への諦めと、 諦めをも超えて続く、海のように果てしない情愛。 海辺でぎくしゃくと腕を伸ばしながら歌う若き日のCoccoの美しいPV 諦めと永遠が同居したこの歌を聞く度に、水平線の向こうへ消えた人へ、いつまでも腕を伸ばし捧げるような、 遥かな感動で一杯になる。
お礼
ご回答いただきましてありがとうございました。 bunbuku2000様の解釈、なるほどと思いました。 Coccoさんご自身は曲についてあまり語らない方なのですね。 すっきりしました。 いろいろ解釈できるので、聞き手として曲への妄想が膨らみ良いと思いました。 この曲に出会って数えるともう17年以上になります。 私自身、うまく表せない感情が今でも余韻として続く曲です。