折角中学時代からの思い続けている。
しかも、
二人の共通項(習い事)は、
ランドセル時代から同じものを続けている。
だったら、
貴方は今の思いを、
高校生活の「中」で向き合うものにする。
そう考えたら、
途端に後2年もあるという心の風通しが生まれる。
貴方は既に、
勝手に片思いさせて貰っているにもかかわらず、
思いを「重い」にしかけている人。
最初は一人作業に興奮していたの貴方でも、
段々一人作業(片思い)自体が怠くなり始めている。
もう一年経っちゃったよ・・・
今後もっと怠くなる位なら、
思い切って楽になりたいな(⇒告白へ!)
そんな飛躍した考え方が生まれてしまう。
じゃあ何故、
1年も思い続けているのに前に進めていないのか?
それは、
貴方が片思いをして以来、
彼と向き合う(目が合う)際に、
常に片思い眼鏡を掛けて向き合ってしまうから。
もう私は彼が好きなんだ。
そう思っている貴方には、
彼との何でも無い接点が全て「冒険」になってしまう。
話しかける行為一つ取っても、
それは貴方にとって冒険(恋愛)なんだよ。
当然冒険には準備が要るじゃない?
彼の前に立つと、
一々対彼用の自分を用意しなくちゃ・・・
そんな風に強く考え過ぎてしまう。
その結果、
話しかけられる機会があっても、
貴方はただ目で追うだけでやり過ごしてしまう。
そんな時間が続けば続くほど、
改めて話しかける事にハードルがどんどん上がる。
しかも、
高校は別になった。
普段は会っていない分、
いつもの習い事で会っても貴方は「緊張」してしまう。
そんな貴方は、
彼と接点自体は有していても、
その距離を丁寧に分かち合ったり、楽しむ事が出来ていない。
貴方の片思いの彼は、
特に貴方に対する意識は持っていない。
貴方とはたまに目は合う(でもあまり話はしない)
彼から見ても、
何となく話しかけ難い雰囲気がある貴方。
卒業してからは特に。
貴方のように片思い熱は無い彼。
別の高校に行ってしまった貴方に対して、
わざわざ話しかける事も無いかな・・・
そんな風に感じている彼は、
自分の方から貴方の側に寄っていく事もしない。
貴方もしない(出来ない)。
そんな二人の間には、
近いようで遠い、二人を隔てる心の川が流れている。
貴方の告白は、
その川を一気に飛び越えて相手陣地へ。
そういう選択なんだよ?
告白した後気まずくなるのは貴方の側。
彼は気まずくならない。
何故なら、
彼は足元を動かして「いない」側だから。
片思いは、
貴方の世界で生じている心の動きであり、
告白は貴方「から」持ち出された動きだから。
動いた人の方が、
自分が動いた分だけ景色の変化を感じてしまう。
良い変化もあれば、悪い変化もある。
貴方は今、
気まずさを背負うのは嫌だ(怖い)。
でも、
いつまでも向こう岸の彼に指をくわえるだけの自分、
それを続けるのもな・・・
そう思っている訳でしょ?
本当に貴方次第だよ。
今このタイミングで動く理由。
それって彼には全く分からない。
彼には貴方のような、
中学時代からの思いの歴史も積み重ねも無いから。
貴方の1年分の思いの怠さもよく分からない。
分からない貴方からの告白には驚かされる。
貴方は、
バレンタインにはチョコをあげたりしたの?
ホワイトデーには返してもらえるアテ位あるの?
そういう小さな「⇔」も無いのに、
いきなり気持ちだけでガチャンとやっても難しい。
だったら、
後2年あるんだと自分自身に言い聞かせて。
これからの2年を大切にしてみたら?
ただ一人で思いを「重い」するだけの2年にはしない。
思いは相手「と」育むもの。
勝手に一人作業で完成させてしまって、
それをエイッと相手に投げて二人分でお願いします!
それはあり得ない。
相手が必要なんだよ。
だからこそ、
貴方はどんどん一人で思いの煮込み料理をしない事。
好きになったから「こそ」、
会えた時には笑顔で快活に。
片思いさせて貰っているからこそ、
会えた時には人一倍優しい&柔らかい貴方で。
お互いに違う学校だから「こそ」、
違いを違いとして知る為のコミュニケーションも大事。
普段が異なる分、
逆に話す内容には困らないとも言えるんだよ。
会話に活かせるネタは探せば幾らでもある。
まず仲良くならないと。
貴方と彼には、
歴史はあるけれど「今の親しさ」が無いから。
親しいなら、親しい彼に告白したい!
貴方はそう書いて質問している筈。
基礎無く応用は無理。
まず仲良くなるんだよ。
4月からの新学年を上手く利用して、
新しい気持ちで話しかけてみたら?
そして、
お互いに話をしたり、
やり取りをしていく中で。
今度遊ぼう位言える関係になるんだよ。
遊びに誘う行為(一歩)って、
意を決した告白に比べたら・・・
随分手前の勇気で済む訳でしょ?
別に関係に白黒が出る訳じゃないから。
いずれは告白もしたい。
でも、
告白したいからこそ、
今なら出来る、今の私たちの親しさなら出来る。
貴方なりの確からしさを得て「から」告白する。
それが誠実な告白。
貴方の中の一つのルールにしてみたら?
そう考えたら、
今の普通以下の関係から一気に特別へ(告白)
それって少し都合が良過ぎる、
個人的なルール違反になっている事が分かるじゃない?
普通以下ならまず普通へ。
普通に話せるようになったら、今度は親しい関係へ。
親しい関係になったら、
個人的に誘ったり、プレゼントをしたり。
親しい同士の「⇔」にもトライしてみる。
そんな交流の中で、
小さな自信を丁寧に積み重ねて、
さぁ最後の一歩(告白)を・・・!
後2年もあるんだから、
今から段階を踏んでいっても遅くない筈だよ?
ゆっくりと深呼吸を。
思いは相手「と」育んでいくもの。
忘れずにね☆