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ポジティブシンキングの注意点
- ポジティブシンキングには落とし穴がある
- ポジティブシンキングは反省を軽視させる恐れがある
- ポジティブシンキングは自己反省のチャンスを逸してしまう
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質問者が選んだベストアンサー
おっしゃる通りだと思います。 悪い現実と向き合わずに、逃避的に「いいように思い込む」のであれば、百害あって一利なしです。『何とかなるさ』という根拠のない楽観論をポジティブシンキングだと履き違えていると、ゆでガエルになることもあります。それだとスポ根・気合で秘められたパワーが出るアニメや漫画の精神主義と変わりがなくなります。どうやら「むやみに悲観に明け暮れてはならない」と戒めるために、ポジティブシンキングを叫ぶようです。 http://otsubo.info/contents/fail/shippai15.html
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- HeyXey
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この言葉の用法からして、ネガティブシンキングに良い所はないのではと思います。楽観論に対する悲観論という言葉なら、悲観論が正しい場合もあるでしょう。一昔前は若い人が借金をすることに肯定的でしたが、今の時代に同じ感覚が通用するか疑わしいと思います。また、核廃棄物の最終処分場を造らずに、何とかなるだろうと原発だけ建ててしまうのが正しいのか疑わしいです。楽観的ならそれでいいのか?と言いたいです。 『なぜ、あんな体罰教師や上司の存在が認められてしまうのだろう』と納得できないのは、「暴力はよくない」という考えに囚われるあまり、それによって「情熱や真剣さが相手に伝わっている」という面を考慮しないからです。顧客からクレーム(=苦情)がきた時に、「より親密になれるチャンスかもしれない」と考えることもできます。同僚と思わず大喧嘩になったとき、「しまった、やっちまった」と後悔するでしょうが、それによって「あいつを甘く見過ぎていた」という反省を相手にもたらしているかも知れないのです。反論したくなった時、言い返せなかったと自己嫌悪する人もいますが、反論しても相手の意見は変わらない場合が多いのです。 http://www.kitami.tv/subnote/2007/05/post_201.html どれだけいろんな可能性を考える事が出来るか、建設的であるのがポジティブシンキングで、頭を抱えてしゃがみ込み、動けなくなってしまうのがネガティブシンキング、というのが僕のイメージです。
お礼
早速のご回答感謝いたします。 ポジティブシンキングは良い所(メリット)が沢山あり、自分にも他人にも推奨できるものではありますが、根拠のないごまかしに安易に納得しては折角の進歩の機会を失い、成長が止まってしまうなどについては注意が必要ですね。 かたやネガティブシンキングは全てが悪いとは言い切れないものの、デメリットが多く、自分にも他人にもお奨めは出来ませんね。 今回の質問では、自分では気が付かない見方や発想を色々とお聞かせいただけました。 最近の改変続きでOK Weveはもう落ち目なのかなあと心配していましたが、 まだまだ十分ありがたい存在ですね。 機会がありましたら、またお考えを聞かせてください。
- HeyXey
- ベストアンサー率26% (134/497)
どうしても対策が無い悪い現実の前では、解釈の仕方を変えることしかできません。たとえば容姿の問題だったり、出自のことだったり、過去の出来事を悔やむ場合です。「気休め」と言い換えても良さそうな安易なポジティブシンキングなら、惨めさが増してしまいそうです。 質の良いポジティブシンキングとはどういうものかと考えてみました。たとえば、『子供が病気だ。お金を貸してくれ。』と騙されていたことが判明した時、『騙されてたのか、チキショー』がネガティブ、『病気の子供はいなかったんだ。よかった』がポジティブな解釈でしょう。ま、これくらいなら『誰が上手いことを言えといったんだ』の世界です。だけど、誰が考えてもネガティブにしか捉えられない状況をポジティブに捉えてみようと試みること自体に意味がありそうです。そして、問題の枠組みを変えてみる、視点を移して検討するといったような試みが柔軟な解釈を生み、希望の糸口を見いだせるのなら結構なことです。 「問題の枠組み」というのは、例えば「野球50チームがトーナメント戦で優勝を争う場合、何試合する必要があるか(但し引き分けは無いものとする)」という問題をトーナメント図を書いて、1回戦は25試合、2回戦は12試合で1チームは不戦勝・・・と考え進めるのが普通の思考です。それを「1試合ごとに負けたチームは去る。優勝するチームだけは去らずに残る。さて何試合必要?」と問題の枠組みを変えて考えると、答えは50-1=49試合必要となります。そういうことです。
お礼
なるほど!深いですね。 >視点を移して検討するといったような試みが柔軟な解釈を生み、希望の糸口を見いだす 素晴らしい、ポジティブシンキングの良い所「ズバリ」です。 ここで一つ疑問がわいてきました。 ポジティブシンキングとは相対的な位置にあるネガティブシンキングにも良い所はあるのでしょうか。 単に「石橋を叩いて渡る」的な解釈では今一つ弱いような気が…。 見識者のHeyXeyさまは、どう思われますか? 再回答ありがとうございました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34516)
物事には何でも、メリットとそれとバランスがとれるだけのデメリットがあります。特にメリットだけでデメリットなしなんてものは存在しません。例えば、自動車は我々の生活を非常に便利にするメリットがありますが、事故や環境破壊、あるいは車に乗ることで歩かなくなり体力が落ちて生活習慣病になるなんてデメリットもあるわけです。 ポジティブシンキングも同じことで、確かに前向きなことは全般的にいいことが多いです。しかしたまに「異常なまでのポジティブシンキングな人」っていますよね。呆れるくらいにへこたれない人です。ではそういう人たちに普通の人は憧れるのかというと、意外とそうでもない。なぜかというと、あの超ポジティブシンキングな人たちは、へこたれないので同じ失敗をくり返すのです。そうですよね・笑? こっちからすると、「なぜ同じ過ちをくり返すかな」と思うのですが、彼らはちっともくじけないので、「ああ、またやっちった」で終われるんですよね。だから、あそこまでポジティブだと成長もこれまたないのです。 私の好きな言葉に、「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」というのがあります。実際に難しい仕事なんかは、こうしておけば上手くいくことが多いです。だいたい仕事ができない人って楽観的に準備して、悲観的に対処するんですよね。 ところで、日本人の約70%が「不安遺伝子」を持っているそうです。不安になりやすい性格の持ち主ということです。そんなのいらねーよと思ったのですが、脳科学者によると、この不安遺伝子を持っている人はうつ病になりにくいそうです。世界的に見ても、日本人は割合的にはうつ病は少ないほうなんだそうです。 考えてみれば、ここでもよく「私はこれは絶対悪いことが起きると思うと絶対そうなるんです」と妙な自慢をする人がいますが、例えば恋愛でも「これはきっと振られる」と思って実際に振られたら「ああ、やっぱり振られたか」となるので実はあんまりショックじゃない。「これは振られない。間違いないね」と思ってて振られるとショックも大きいわけです。 私は普段はいつも明るくて前向きなのですが、A型で実は内心ショックを受けやすいタイプです。だから私はアバウトで能天気なO型の人と一緒にいると気が楽なんですね。気の合う友人にはO型が多いです。まあ世の中にはいろんな人がいたほうがいいということですね。
お礼
そうですね。 私たちは一人では生活できませんから、常に他人との係わりにさらされています。 楽しい事もつらい事も、すべからく「外的要因」が起因しているといっても良いでしょう。 だからこそ、他者からの影響が自分にとって納得が出来る範囲内に収まるようにコントロールする本能の一つが「ポジティブシンキング」なのかもしれません。 その機能が順調に機能して、他者の中の自分に不安要素を抱えていない人は、外的刺激に好意的な対応が出来るようになるのでしょう。 >世の中にはいろんな人がいたほうがいいということですね。 きっと回答者様は周りと上手なコミュニケーションが取れている方なんですね。 ご回答ありがとうございました。
- ノーバン(@nobound)
- ベストアンサー率13% (294/2108)
誰でもネガティブな面は持っていると思うのですが、特に今の社会、会社はネガティブを嫌いますね。 みんなポジティブ人間のようにふるまい、ストレスをためてどうしているんでしょう。ポジティブシンキングはいいと思うのですが、面接からすべて含め、そういう人間のようにふるまわないといけない風潮、もう少し何とかならないでしょうか。 「僕はネガティブな面もありますけど頑張ります。」で、あるいはその雰囲気をかもし出して、受かる会社たぶんないでしょうね。ずっとポジティブのふりのままなかなか素の自分を顧みれないこともある気がします。何度か面接を受けた感想です。
お礼
そうですね、自分以外の人を評価する時にポジティブが「良い事」であれば、反対のネガティブは「悪い事」になってしまします。 一般的なマナーでは、「相手には「悪い部分」を見せないように隠す」振る舞いが社会の慣例になってしまっている所はありますね。 回答者様もご指摘のように、ネガティブもポジティブも誰もが持っている要素なのですから、自分でちゃんとコントロールして、相手に見せるべきでないところは隠すスキルが、面接などでは必要なようです。難しい要求ですよね。 ご回答ありがとうございました。
- ginga3104
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ポジティブシンキングの落とし穴によく落ちました。笑 本当にその通りですね。もう少し、考えてから動けば良かった!って事、多いです。 でも、これってポジティブ以前に考えが浅いとか、考えるのが面倒で、とりあえず直ぐに出来る方をやる自分の愚かさのような気がする。 と、ちょっと落ち込んでみたり。笑 いずれにせよ、その時は最善だと思ったのなら、それが正解!つーことで。失敗しても誰にも恨みっこ無し! って、僕は思うよ。
お礼
こういう回答を戴くと、それだけで気持ちが明るくなる気がしてしまう単純な私です。 〉とりあえず直ぐに出来る方をやる自分の愚かさ この辺は本当に耳が痛いご指摘です。 他のご回答者に、「楽観主義者は根拠のない予想にすがりつく。そしてその予想は実現せず、絶望にうちひしが れ死んで行く。」という言葉を教えて頂きました。 何もせずただ待っているだけの愚かな楽観主義ではなく、「人事を尽くして天命を待つ」のであればポジティブシンキングも是である、という所でしょうか。 ご回答ありがとうございました。
ポジティブでいないといけない という強迫観念にまでなってしまいがち ですかね? ポジティブシンキング信仰ってのか ソコだと思いました。
お礼
そうですね、なかなか難儀ですよね。 >ポジティブシンキング信仰ってのか 「信仰」までいってしまうと、さらに厄介です。 ほどほどなのが良いのでしょうね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
とても共感出来るご回答です。 ご紹介頂いたリンクの文献を読んでからご回答を拝見すると、さらに胸に刺さります。 「むやみに悲観に明け暮れる」を「悪い現実を真摯に受け入れる時にどうしても湧き上がってしまう落ち込みには耐えなければならないが、それ以上に落ち込む事」と言い換えれば、 ポジティブシンキングはそれを避ける為の処方箋なのかも知れませんね。 ご回答の本意から、ずれた理解になってしまっていましたら申し訳ありません。 ご回答ありがとうございました。
補足
ご回答を戴いた皆様 とても参考になる回答を沢山頂戴いたしました。 どのご回答も自身では気が付かない視点や背景があり、勉強になりました。 なかでもHeyXeyさんのこのご回答は質問への本質をつくものでしたので ベストアンサーとさせていただきたいと思います。 本当にごくたまにしか質問をしませんが、 こういったありがたい回答を戴けるのであれば、 こりずに、また質問をさせて頂きたいと思います。 ありがとうございました。