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羽生結弦選手のFitEar MH335
羽入選手が22万円のイヤホンを買ったそうですが、普通のウォークマンなどのイヤホンとどのくらい、何がちがうのでしょうか? http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141225-00010005-jisin-ent
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FitEar MH335は正確にはイヤホンではなく、インイヤーモニター(IEM)です。耳につけて音を聞くという意味では同じですが、根本的にはまったく別物です。 一般的なイヤホンはヘッドホンを小さくしてコンパクトにしたものですが、それに対してIEMは大きな会場でのコンサートなどで、アーティストが動き回る際、どこでもモニターできるように開発されたものです。 さらにそのIEMを耳型の採取を採ってイチから作った物がカスタムIEMです。 羽生選手が購入したのはこのカスタムIEMで、さらにそのIEMをオーディオにも使えるようにしたものがFitEar MHシリーズです。 耳型からイチから作るわけですから、値段も普通のイヤホンの十倍以上に跳ね上がります。 イヤホンの欠点としては、 遮音性が低い 長時間していると耳が痛くなる。かといってイヤーチップ(先っちょのゴム)を小さいものにすると、すぐ外れてしまう。 イヤホンがずれると音質が変わってしまう。 これに対してカスタムIEMは、完全にフィットした状態なので遮音性が高く、長時間しても耳が痛くならず、激しいダンス等をしても外れないし、ずれないので音質も変わらないと、イヤホンの欠点を改善することができます。 音質面ですが、FitEarはものすごく解像度が高いです。 しかし解像度が高い反面、デメリットもあります。 それは、解像度が高いため、低レートのMP3などを聞くと、一音一音がハッキリして音質が劣化していることがバレバレになり逆に不快になる場合があります。 テレビに例えると、昔のアナログ放送時代には画質が悪いと感じたことはないけれど、ハイビジョンテレビが登場して昔の映像をハイビジョンテレビで見るとすごく画質が悪く見えるといったような感じです。