特許に首を突っ込んでいるとと
いろんなことに遭遇します。
特許のことで、ということになると
いろんな相談を受けます。
ある日対応依頼があって
合ってみると若いご夫婦が
企画書を持ってこられたのです。
どこで調べてきたのか、
特許を自力で出願しています。
試作品(ペットボトルなどを流用)を作ってきたのですが、
商品化してもらえませんか、というような話でした。
どんな特許でも回避する方法はたいていあります。
たしかに、特許庁の審査官はいったいなにを考えているんだと思えるような、
不可能というようなものもあります。
でもそれは20年間我慢すれば公知になります。
主婦の特許なんて回避できないものなんてあるのかなと
個人的には思います。
特許だとか発明とかでなく、企画力なんですね。
その企画に乗るかどうかなんです。
審査官だって人の子、出願書類を見て、過去に見つけられなかった、
でも査定してよいのだろうかという場合、同じものはコンだけありますと
一杯、見做し取り下げとなった出願を出してきます。
ということは、そういうものが出せない特許とすればよいわけです。
主婦をやめると結構簡単な選択なんですね。
ターゲットを主夫とすれば、ほとんど発明になります。
子宮で考えるか、**(検閲が厳しいので)で考えるか。
これは大きい差です。
ただ、敵もさる者ひっかくもので、審査官が女性だった場合も
想定しておきましょう。(けっこう辛辣な拒絶理由が来ます)