今は知りません。半世紀前のお話。
慶応の医学部を受けました、もちろん生物が「売り」だろう。
教室を眺めてこれの中から一人かー、ニヤッと笑った。
だが生物が余りに簡単、現在の生物とは「宇宙人が来た」
程も違う。余りに簡単だったので「試験官を殴った」なら
面白いが平和主義だし問題を作ったのは試験官では無い。
いつも「言い分け」をするので今になって理III受けりゃ良かった
と思うが理IIにした、高校二年の一学期の中間考査の
まさにその時、それも脚色が行き過ぎだ、多分三日ぐらい前から
だと思うが消化器性潰瘍を起こした、伯父が大病院の部長
だったので担ぎ込まれた、伯父は私立血液病院から血液を
調達した。交換でないと家が建つほど高い、父が東芝の万年課長
だった(この話しも面白いが長くなるから止めよう)工員さん
を沢山抱えていた、彼らが我が国の繁栄を支えたのだ、田舎から
出て来て寮生活、「悪い遊び」など知らないから健康な血を
たっぷりくれた、こんな集団が来るのは血液銀行としては
非常に嬉しい、お礼まで貰った。父は財布など気にせず(どうせツケだ)
酒池肉林、「課長は太っ腹」と思ったらしい。血液の話しは
重要で日本赤十字の血には非A非B型ウィルスが居るのを伯父は
知っていた、まともな医者は知っていた。何処のバカが処置
したのかライシャワー教授は肝硬変で亡くなった。(合掌)
一学期の後半は「静養」にした、本来出席日数などウルサいのだが
私の出たのは學藝大学の附属高校、体育の教師がそれだけは
だませない、と云ったが「大学本部は」不利にならない様に
してやる、と言質を与えたので「無視」になった、成績優秀
だったのだ、教師は「血が足らないから」中間考査はヒドイ
だろうと思ったが「お前はバケモノか」今までで最高だった。
長くなって済みません。爆弾を抱えてしまったので、潔く
理IIIは諦めました、理IIに変更。それで生物も受けた。
「なんだこりゃあ」(合掌)慶応とそっくりで2/3はコピー
だとしか思えない。ガッカリした。
お礼
たしかに受験以外のことに関しても詳しい学生は、駒場、本郷に多いです。 ありがとうございました。