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ケーブルのバランスアンバランス接続について
ふと疑問に思ったことがあったので質問させて頂きました。 私が使用するオーディオ関係のケーブルはせいぜい長くて3mくらいなのですが、この程度の長さでバランス・アンバランスをきにする必要性はあると思いますか? そこを気にするよりヘッドホンやスピーカーといった再生側を気にしたほうが懸命かなぁと思ったのですがみなさんはどうお考えでしょう。
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- John_Papa
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No.5です。 混乱させたみたいですね。 音質は好みということもありますので、音質抜きにしてまとめました。 バランスの特徴 ○多芯線を使用(多くは2芯、または4芯) ○ホット(+)・コールド(-)の位相が明確 ○グランドラインに音声信号が流れない(グランドライン無しでも音声伝送可能) ○センター電位は任意である(グランド電位~∞〔フローティング〕まで可能。この特質をコンデンサマイク等のファンタム給電に利用) ○センター電位を軸に、ホット・コールドの音声信号が逆電圧 ○ホット・コールドの音声信号が逆電流 ○グランドループノイズが発生する事がある。(対策として第4項目を利用したグランドリフトスイッチ付き機材も有る) ※センターがグランド電位のバランスは、アンバランス×2と考える事ができ、位相の違うアンバランス2系に分配可能。分配した場合はグランドラインに音声信号が流れる。分配例は家庭用電源配線で使われている。 アンバランスの特徴(一般的アンバランス) ○主に同軸線を使用 ○位相が+-が入れ替わる(入出力で逆転する)機器もあり不明確 ○グランドラインを音声信号用に使用(グランドラインがシールドでなくても必須) ○信号ラインとグランドラインの音声信号が逆電流 ○グランドループノイズが発生する事がある。 なんちゃってバランスの特徴 ○多芯線を使用(多くは2芯、または4芯) ○アンバランス接続の一種である ○上流機材のグランドはコールドラインに接続される ○シールド(グランドライン)は下流側でコールドラインに接続される(ケーブルに方向性が有る) ○ホット・コールドの音声信号が逆電流 ○グランドラインに音声信号が流れない ○市販品は無いのでバランス用ケーブルを使って自作する必要がある。 ○第3項目の関係でグランドループノイズが発生する事がある。ただ、グランドループノイズ対策の一つとして生まれた経緯もある。 ということになります。 バランス接続できる機材は素直にバランス接続し。アンバランス接続はカナレなど業務用途のケーブル(4芯)は安価ですので、これでなんちゃってバランスケーブルを作って、余った予算をスピーカーなどに当てるのが良作と思いますよ。 参考までに、フローティングバランスのアンプまで登場してますので紹介しておきます。 http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/hifi-components/integrated-amplifiers/a-s3000_silver__j/ 恐ろしい執念と技術力、脱帽ものです。
- hideo33
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本来、バランスとアンバランスの違いは、信号を伝送する2本の導体と、アース電位に対しての関係です。ノイズの問題とは直接は関係がありません。 バランスケーブルの代表は4対のLAN用ケーブルです。アンバランスケーブルの代表は同軸ケーブルです。使い方とケーブルの設計に因って、ノイズの受け方は違ってきます。 UTPのLAN用ケーブルはシールドはありませんが、100MHzまで使えますが、使用時にノイズを受けないような配慮も必要です。TV用のアンテナ線は同軸ケーブルですが、高周波ばかりでなく、レコードプレーヤーの様な極小信号を守るためには同軸構造の方が適しています。 スピーカーケーブルの様な信号レベルが大きいものにはシールドは必要がなく、シールドを施すことで音質は劣化する可能性が大です。 ご質問の件はオーディオ機器での配線ですが、多くの場合、オーディオ機器を接地して使用されている方は少ないと思います。接地するとアースループノイズを受ける場合があり、録音スタジオでも機器を接地をしていないところもあります。質問者のオーディオ機器は接地していないと思います。この場合、ケーブル構造のバランス、アンバランスを気にするより、質問者のセットで好みの音質が得られるケーブルを選択するのが良いと思います。
- John_Papa
- ベストアンサー率61% (1186/1936)
こんにちは。 >この程度の長さでバランス・アンバランスをきにする必要性はあると思いますか? 充分にありますので、気にしてください。 アンバランスって、一般に単芯の同軸ケーブルになりますね。 バランスは、芯線が2本。この芯線が寄り合わせてある物(ツイスト線)を使ってください。ツイスト線をシールドが取り囲んでいる構造です。 バランス接続できない端子には、「なんちゃってバランス」という手段があります。 シールドは上流側はオープンにし、下流でコールドに接続します。これで「なんちゃってバランス」の出来上がり。 2本の芯線には逆向きに同量の音声電流が流れる事になります。 また、ツイストする事により電磁誘導障害を受けにくくなります。 「なんちゃってバランス」を使うようになると、同軸シールド線って音悪かったんだと認識するようになるかも知れません。同軸シールド(つまり単芯ケーブル)はツイスト(拠り合わせ)できませんからね。 また、「なんちゃってバランス」のシールドはオープンサーキットなのでシールドに音声電流は流れません。 同軸アンバランスとは、構造上、以上の違いがあります。
- poteti800ne
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3mと短い距離であればアンバランス接続で十分でしょう。 それでノイズを拾う等の問題が出たとしても ケーブルの配置を変える、ノイズ原から遠ざけるなどの対策で解決できるはずだからです。 家庭内と限定するならばよほどの特殊な事例でもない限りバランス接続は不要です。 放送機材、業務用機器を運用する現場では10m、100mのケーブル敷設もあり やむなくノイズ原の直近に音声ケーブルを配置することも多々あるようです。 現場ではケーブルの配置換え、遠ざけるなどの小手先技を利かせる余地が無いのです。 そのような場合にはバランスケーブルが必須となります。 プロ御用達に憧れるオーディオマニアは多いのでバランス接続を標榜する人は多いですね。 ノイズ対策というよりも単にバランス接続だから音がいいとおっしゃる方もお見えです。 雑誌の煽り記事の影響もありますが個人的には眉唾物ですね。 ~ヘッドホンやスピーカーといった再生側を気にしたほうが懸命(賢明?)~ 使用環境、聴取環境が御家庭内であればそのお考えの通りです。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ バランス(平衡)と、アンバランス(不平衡)接続は、あくまで機器同士の設計による、と考えておきましょう。 (ケーブルは、単に機器に適した物を使う、というダケです。) 音質最優先とした高度なピュアオーディオ機器であれば、アンバランス接続が前提で、プロ機器のバランスにも対応出来るというオマケ機能を備える事が在る。 プロ機器は、いろんな環境で安定動作が最優先、音質は3番目くらいかな?という感じなので、このような機器では接続の多様性として、アンバランス接続にも対応させる、という方向が多いようです。 利用している機器が、バランス接続を基準とした設計同士なら、バランス接続が好ましいでしょう。 片方がアンバランス接続を優先とした機器なら、迷う事なく、アンバランス接続を用いましょう。 最終的には、接続方法の多様性があるなら、それぞれ試してみて、自分で納得出来る方を用いれば良いのです。 ピュアオーディオ界では、業務音響機器、プロ仕様が、より良いはず、という感覚に成っているケースも少なくありません。 実は、そんなのは多くの製品カタログに書かれた営業系の表現だったりします(笑) なお、一番好ましく無いのが、バランス専用機器と、アンバランス専用機器、この組み合わせに対して、安易な変換ケーブルで済ます、という場面です。 伝送方式としての入出力回路を多少は理解しませんと、稀にガッカリな結果に成る事も有る。 まぁ、そんなモノです。 一般論としては、通常の再生機器(高級オーディオ)では、アンバランス伝送が基本なので、業務用機器を混在させない限り、アンバランス接続を優先しておけば良いと考えておきましょう。
no.1様の回答にすべて書いてあるように思います。 なので、私が回答する意味はないんですが・・・。 私は知識は全くないのですが、 完成度の低い自作のRCAケーブルを使用しています。 しかも1個10円っという安物プラグに、1m200円もしなかったと思いますが、 カナレのケーブルを使用しています。 この自作おんぼろケーブルをプリとパワーの間に5m使用しておりますが 全く雑音はでてないです。 私の自作のケーブルでもノイズがでないのですから、 既製品はもっと信頼性があると思います。
- nokata
- ベストアンサー率27% (134/493)
一般的には3m程度ならば、バランス接続は不要ですが、 たとえば接続コードの近くに強い電界があったり、 ノイズが混入する要素があったりと、音質面に 聴感上の違和があれば、バランス接続は有効な 選択だと思います。 長さでは、わたしは10mを超えるくらいからバランス接続の 必要性を感じます。 バランス接続のためのXLR入出力端子(たとえばキャノンコネクタなど) を装備しているのはPA用やプロ仕様のスタジオ機器になり 一部の高級機以外はあまり見かけませんね。 ノイズ対策でバランス接続にしたくてもバランス対応の 機種が少ないのでできないのが現状なのではないでしょうか。 音質面のみに眼を向ければ両者の優劣はないと見てよいと思います。