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歯の根の治療について
- 歯の根の治療について知りたいです。
- 根の治療中に痛みが消えていった後にまた痛みが出てくることがあるのでしょうか?
- 最初の神経治療で機械のみを使用する方法があるのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
まず治療法の変化があります。昔は歯の厚みの3分の1を限度として根の管を掃除していましたので、丁寧に手用器具で治療していました。ところが近年では歯がペラペラな紙の様に薄くなるまでタービンなどで削ってしまう人が多くなりました。もはや再治療ができないほどです。ということでそういう歯医者だとタービンやエンジンで削りますね。 別段どっちが優れているとかないんですけどね。私にしてみれば、ダメなら抜いて入れ歯かブリッジ、出来ればインプラントと考えているんだろうなぁと勘ぐってしまうんですけどね。 もちろん昔ながらのやり方をしている人でもエンジン用の器具を使うことは珍しくはありません。 生きている神経を取る場合でも取るのは歯の中の神経だけ、歯の外は生きていますから、その節断面が痛むのは当たり前の話です。指切っていたいのと同じ。それを痛まないように処置しているわけです。でも中には処置の効果が十分に発揮できないこともあります。そのときは痛みますから、痛んだことを伝えればそれなりの処置をします。 神経が死んでしまっている場合、この多くは感染をしています。初期の頃は腐敗臭も何もないので通常の抜髄と同じ処置をする事もあります。しかし感染していると次第に繁殖してしまい、痛みが出るということです。 このときの痛みは歯の痛みではなく、歯を支えている組織の痛みです。 また腐敗でガスや膿が作られていても僅か過ぎて判らない場合もあります。この間に抵抗力などが下がってしまうと細菌が一気に繁殖してしまいます。すると内圧が高まって痛みを出します。この場合も歯医者に伝えれば適切な処置を受けられるはずです。 データでは手入れがされないと3ヶ月で歯は治療前の状態になると言うこともあります。また虫歯がなくても歯と歯肉の隙間から細菌感染を起こして歯の神経(歯髄)がダメになることもあります。 さらに言えば以前の治療の際に虫歯が深かった場合、虫歯の穴ではないが細菌感染している歯質の層が既に神経近くまで及んでいて、治療後に歯髄に感染を起こす場合があります。 さらにもう一つ、インレーを留めているセメントの刺激で歯髄がダメージを受け、そこに体内から細菌感染をおこして歯髄がやられてしまうこともあります。虫歯で神経が死んでしまうのは虫歯だけではないですし、どれかの判別もかなり難しいのです。 なので治療中は体力を下げないようにすることと、治療後も3-6ヶ月くらいは健康に留意することが大切です。
お礼
詳しい回答どうもありがとうございます。 そうなのですね。 以前の歯医者で本当に滅茶苦茶な治療をされてしまい、 どうしても歯医者の事を疑ってしまうようになってしまったのですが 少なくとも今の歯医者に悪意は感じないので信じてこのまま治療を続けようと思います。 あれから痛みも消えましたし噛むと少し痛みが出るだけになりました。 どうもありがとうございました。