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格安スマホにメリットなどあるのか?
格安スマホによく名乗りをあげてきてますが、そんなに簡単に参入できるようになったのでしょうか? TSUTAYAまでも、スマホに参入だと。 イオンからはじまり、ワイモバ、郵便局もスマホを出しますし、Amazonもでしたか。 大手のドコモやソフバンauは、どんどん顧客をとられセカンドスマホとして暗躍されてしまうのではないでしょうか。 なにかメリットでもあるのでしょうか? 企業の宣伝にもなるとのことでしょうか?
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docomo, Softbank, auなどのMNOは、MVNOからの交渉要求に応える義務がありますが、MVNOの使用回線がdocomoばかりなのは、総務省がdocomoに対し、MVNOへの回線使用料を下げて開放するよう命令したからですよ。 docomoはNTT法という法律に縛られていて、総務省から特別な命令を受けて従わなければならない立場にあります。 質問者さんに対する答としては、どちらにもメリットがあるからですよ。 インフラ事業の利益率が低く、ソフト販売などを手掛けて収益率アップを図っている点を指摘されている他の回答者の指摘は正しく、そうやって利益率改善に励んでいるものの、根幹のインフラ使用率が下がっては元も子もないわけです。 MVNOが盛り上がれば、MVNOへ貸し出していないMNOのインフラ使用率が下がってしまいかねません。 MVNOに対してではなく、エンドユーザーとしての企業に貸し出すなどの手もあるので、MVNOがすべてではありませんが、スマホのユーザーは3000万人とも言われていて、そのうちの1割がMVNOを利用しても300万人にもなりますから無視できない規模なわけです。 一方でMVNO側は自社の広告を挿入しやすくなりますし、ユーザーの行動を把握しやすくなりますから、動向を踏まえた商品展開など、売り上げ向上に結びつく施策をしやすくなります。
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- irisin
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総務省の管轄となる電波事業者であるDoCoMoは、NTTという名前でユーザーを大量に獲得できています。 一般的に、月額4千円程度の料金設定で、通話基本料とデーター通信の両方ができるといわれています。 でも、現実的には、通話基本料金が1千円、データー通信がパケット放題6千円の合計7千円というラインが3社横並びで続きました。 電話をほとんど使わない人が、1台スマートフォンを持つだけで毎月7千円です。 家族4人だと3万円とかになります。 高すぎるので、下げなさいと言っても、儲かる状況では下げないというのが続きました。 MVNO回線として、貸し出すように言われ、それが解放されました。 その結果、MVNO回線という格安SIM契約が増えていったのです。 DoCoMoのユーザーは、DoCoMoショップに行き、「このスマホ買ったのだけど、メールの使い方を教えて」という感じで、相談に来る人が多いです。 この為、どこのキャリアでもショップを販売網に抱えています。カスタマーセンターに電話してもいつも混みあっています。 でも、世の中には1度スマホを買い、2年間相談もしない人がいて、そのコストも負担している感じです。 MVNO回線は、回線契約のみというのが基本ですので、それほどカスタマーセンターに人を置く必要もありません。 参入しやすい雰囲気がありますので、有名な会社にとっては、自社の宣伝効果にもなるメリットがあると思います。 >大手のドコモやソフバンauは、どんどん顧客をとられセカンドスマホとして暗躍されてしまうのではないでしょうか。 顧客を取られても、ぼろ儲け状態が減るくらいだと思います。そもそも携帯電話会社って事業免許制ですので新規参入が制限されています。 でもこの制限が返ってぼろ儲けという状態を生んでしまったので、販売だけを行う業者を増やし、競争させることが下げるというのを目指しているのだと思うのです。 キャリアと直接契約している人は、使い方がわからない人もいますので、わざわざMVNO回線契約しないと思いますよ。 DoCoMoの場合は、あんしんサポートに遠隔操作があります。60歳とかで定年になった人がボケ防止でスマートフォンを買い、「これはどう操作したら良いのだろう?」となった時に、カスタマーセンターに電話すると、説明しながら「こう操作します」と遠隔操作をその場で行ってくれます。 そうすると、その目の前で操作をやってくれるのを見て、操作方法を覚えるという事ができますので、他人にいちいち聞かなくて済みます。 キャリア独自のサービスというものがありますので、すべてのユーザーがMVNO回線に流れるとは考えにくいです。 キャリアと契約しているスマホと、MVNO回線を同時に使いますと、キャリアの方がデーター通信速度は早いです。 MVNO回線は直近3日間で、データー通信が300MB使えば、速度制限もかかりますが、キャリアはかからない感じです。 キャリアは、ヘビーユーザー向け。MVNO回線はあまり使用しない人向け。 総務省は、あまり利用しない人がヘビーユーザーと同じ月額7千円・8千円という基本料金の高さを重要視していますので、それで大きく2つに分かれるように流れを変えているのではないでしょうか。 現実的な問題として、「スマートフォンは、MNPで2年に1度とか他社に乗り換え、同時にiPhoneにすると格安料金になる」というものがあります。 端末代金一括0円にキャッシュバック2万円、それに毎月3千円ほどの利用料金からの値引きです。 そうすると、「なぜ使い続けるユーザーだけが毎月7千円とか高いの?」という不満が出てきます。 MNPで得する人が増えると、MNPしない人の不満が増えます。 手っ取り早く解消するには、あまり利用しない人向けのMVNO回線を開放する事になります。 携帯電話回線というのは、契約商品です。1度契約取ればそれが長く続きますので、薄利多売でもそれなりにおいしい事業です。 解放されたというのは、ビジネスチャンスですから、参入しない方が難しいと思います。
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- pluto1991
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3大キャリアの現在の状況というのは インフラだけでは儲けが薄い→携帯本体で儲けよう→ソフトでも儲けよう(音楽配信とか)→売上アップのために通話定額にしてその分基本料金をアップしよう と来ている訳で、つまり儲けたくてしょうがないんですね。 お陰で日本のスマホ普及率はAPECの中で最低。最高に高いからですよ。 ここで、このインフラだけの部分を再販する業者が出てきて、格安SIMとして売りだした。 当初は通信回線だけということで通話ができないので使う人は限られた。 でも今は通話回線も使えるようになったから電話番号までも持っていけるようになった。 これね、今が底値だと思いますよ。 通話料従量制で通信も3GBとか制限して。「それで十分だよ」というニーズにズバリはまってますね。 でもさ、3大キャリアの過去を考えると、儲からないでしょう。 ユーザー人数を増やす以外儲かるすべがないんだから。 それでYmobileなんてもう「通話定額」で基本料金嵩上げを図ってきました。 本体無料とかね。 キャリアと同じじゃん。本体価格が中国ブランドで安いだけじゃん。 となってきてるんです。 買うなら今だと思いますよ。
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- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
> なにかメリットでもあるのでしょうか? メリットではなく、法律上の義務があるからです。 もともとは、NTTの事実上の独占だった通信網を、解放する際に、公共のインフラを握っている通信会社は、第三者に利用を解放することを義務付けたのが最初です。 解放の最初は、第二の会社が同じ地域内にインフラを自ら引くことを許しました。第二電電などです。 次に、インフラを自ら引くのではなく、すでに独占している通信会社のものを利用することができるようにしたわけです。第三の通信です。 有線のこの方針は、無線のdocomoに対して、ソフトバンクなどの後発勢力がNTTの通信網やdocomoの通信基盤を利用できるようにお役人に働きかけたため、ケータイにも引き継がれました。ソフトバンクやウィルコムは、基地局同士をつなぐ地上の通信網はNTTに頼っている部分もありますし、番号を移行した電話番号管理はdocomoが行っています。 auが強いのはもともとが先発勢力の国際電電なので、海底ケーブルを中心とした都市間通信網を持っているからなんです。基地局同士を自前でつなげるているわけです。かつ、この膨大な容量の海底ケーブルを握っていて、その回線貸しが主な商売です。 ソフトバンクはいろいろなキャリアを買収してできたキャリアですが、買収した会社の状況から、地上の通信網は高速道路が中心のはずです。ここが他の2社に比べて弱みなわけです。 で、今は、ケータイの基地局を握っているケータイキャリアも、求められればそれを適価で解放する義務を追っています。公共の電波の周波数を独占的に利用する事に対しての義務になっています。 今回、面白いな、と思ったのは、ニフティも参入すると言っていますよね。ニフティは系列の会社が都市間通信網を持っています。auというか、KDDIのようにこの回線貸しを商売にしている会社が、借り手側も行うってことです。 あと、挙げられている、ワイモバイルですが、これは借り手側ではないですよ。ソフトバンクの子会社ですが、ある意味でauやdocomoと対等に競争ができる、ソフトバンクよりも面白いキャリアです。 ワイモバイルの前身はウィルコムとイーモバイルですが、イーモバイルは、最後発ながらも自前で基地局を持つケータイキャリアですし、ウィルコムはさらにその前身をDDIポケットと言って、自前で全国にPHSの通信網を持っているPHSキャリアです。このPHS通信網は今では減価償却が終わった遺産のようなもので、通話は音楽CDと同じ音声品質ですし、通信は今の基準ではもう「超」低速ながら月300円以下の料金でも採算が合うという優れものです。
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- anonymousC0WARD
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まず「格安スマホに参入」と表記してありますが それだと端末を安く売る企業を指してしまいます。中華企業に代表される国外の電子機器製造業にTSUTAYAはおろか、イオンもY!mobileも ましてや郵便局やAmazonなんて絶対に製造は行っておりませんので参入なんて事実は存在しません。寧ろ、この業界は低価格端末を大量に排出できなければ一週間で潰れてしまう程、苛烈を極める苦業種です。 だから格安スマホでは無く、格安SIMというジャンルで参入してくるMVNOの事として説明をします。 通信業界において素人でも知ってる3大キャリア(今は4キャリアかな?)ですが これらの企業体は通信設備、通信ネットワークの両方を提供しているのでMNO(MobileNetworkOperator)移動体通信事業者と呼ばれています。 そして このMNOから通信設備だけを借り受けて通信ネットワークを別途、自前で用意し顧客に利用させる入り口を提供するのがMVNO(MobileVirtualNetworkOperator)仮想移動体通信事業者という事になります。 説明から理解できると思いますがMVNOは機器設備を一切持ち合わせません。言わば巨大なキャリアの通信網(フンドシ)を使って客寄せをする事で上前を跳ねて成り立つ寄生企業というのが実態です。 > どんどん顧客をとられセカンドスマホとして暗躍されてしまうのではないでしょうか。 答えはNOです。説明から察して欲しいのですがMVNOは単純に入り口を変えただけで実際に利用する物理的設備はキャリア依存ですから キャリアから見れば利用顧客数は減る所か増えて万々歳という事です。 > なにかメリットでもあるのでしょうか? 一番のメリットは宣伝しなくても利用者数は増える 例え、利用者数が増えなくても定額収益が担保される 中長期的な経営戦略が立てられる というメリットがあります。 MNOとMVNOの契約スタイルには いくつかのパターンがありますが一番、多いスタイルは通信容量契約です。 これは年間契約を基準に最低確保する通信量を契約するスタイルでMVNOは契約者数に この容量を割って与える事で利益を確保します。 例えば24時間あたり100GBという契約を結んだ場合、MVNOとしては100件以上の契約締結が損益分岐点として設定出来る事になります。契約数が増えれば それだけ利益率も高くなりますが当然、利用者の使用感は悪くなるので契約者数に見合った容量追加を適時、契約改訂をMNOに依頼し審査が通れば晴れて容量が追加確保されます。 MNOにしてみれば顧客からのクレームサポートがMVNOに移るので通信設備の増強、エリア整備に専念できる しかもMVNOの契約数は決算時、自社回線利用数としてカウントできるので例えdocomoからMNPされても なんら痛くも痒くも無いというメリットだらけなんです。 どこぞのキャリアみたくショップに契約ノルマ達成を強いる必要性も減るのでショップは健全な経営になります。 現在、国内キャリアにおいて99%はdocomo網を使うMVNOで占められています。mineoだけが唯一、au網を使っています。 これはMVNOのにおいてdocomoとの契約が低価格で実現できるが故の結果です。 そして質問者さんが勘違いされた「格安スマホ」は利用者からのニーズに応える形で実現した いわば日本仕様の販売スタイルなのです。 外国では ほぼアリエナイ形ですので 言ってみれば過剰サービスのようなモノですね。 安さを求めるならリスクを背負い、機器の手配、設定くらいは自助努力で何とかしろ というのが世界の常識なのですがココ日本においては「俺が分からないのは売った側の責任だろ なんとかしろ」という横暴が まかりとおる それが日本の販売に求められるサービスの最低ラインなんです。 そして その横暴が輪をかけて 格安SIMを売るなら使用する機器も一緒に売れよ。 売るなら安くしろ。 どうせ一緒に使うんだから最初から設定とかメンドウな事、済ませたのを売れよ。 それが「格安スマホ」です。 先に書きましたが参入しているMVNOは いずれも機器製造販売は行っておりません。全て社外品を持ってきて抱合せで販売してるのに過ぎないので過剰な期待はしないよう気をつけて下さい。 特に中華謹製品においては「バッテリーの爆発」は仕様に含まれています(嘘)
お礼
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新機種を出すと世間の人が興味を持って買い出すので儲けようとしているだけでしょう。
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おなこ ありがとうございます