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日本ヘビー級について

ボクシングの仕組みが分からないので、教えてください。 日本へビュー級王者:藤本京太郎の相手がおらず、試合を組むのに困る。という話を聞きますが、 (本来階級が下の石田選手と2度戦ったり)なぜ藤本選手は海外の選手とやることは出来ないのですか? 村田選手は海外のプロモータと契約しているのでまた別格かとは思いますが、 他の軽い階級の選手は海外の選手と試合をよくされてますよね? へビュー級では海外の選手と出来ないのはなぜですか? 金銭?実力不足?他の事情? ボクシングに詳しい方、ご教授いただければ幸いです。

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  • uniquepro
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回答No.1

どちらかといえば、強いから相手がいないのではなく、「弱いからいない」の方が正確かもしれません。 現在の藤本京太郎選手の立ち位置は、まだ国内戦レベル。しかも国内で手の合う相手がいなく、戦績という面では試合数の割に実績が積まれていないという印象を重量級としては見られています。 決定的だったのは、一昨年大晦日の東洋太平洋王座戦。ダブル世界戦の前座とはいえ、大箱(大阪府立体育会館・現ボディメーカーコロシアム…分かりづらい)での興行。そこでのほとんど手も足も出ないと言われても反論出来ない惨めな試合展開と内容。満座の観衆の前での失神KO負けは、ボクサーというより興行を打って出るプロモーターにとって看過出来ない、はっきり言えばその当時の印象では「致命的」な負け試合でした。ヘビーとしては軽量でも、元立ち技系格闘技王者として、またボクシング転向以来でも「動ける」印象があった、その過去の戦績を全部ぶっ飛ばすほど印象が悪い負け方でした。これで、実際はほぼ世界挑戦はなくなったと言っても間違いはないわけで。 ※戦績ではわずか1敗なのですが、その1敗があまりに印象が悪すぎた。負け試合を経験すると、次からはその負け選手を基準にしてカードを組まざるを得なくなり、なかなか上昇出来ない、のもボクシング。 もうそこから先は、日本ヘビー級王者といっても人数がいなくて休眠してた王座を無理やり引っ張り出してきただけの階級で、相手もギリギリヘビー、あるいははるかに軽い階級のほぼロートル扱いの選手ばかり。こんな選手に海外でのチャンスなんて巡ってくるわけがない。ただでさえ現在のクルーザー級からライトヘビー級、ヘビー級にいたる重量級は、実力・人気を兼ね備えた選手が欧州・北中米に余るほどいます。ほとんどそれこそ国内タイトルから欧州・北米・中米各地域タイトル、そして世界戦まで順番待ちの状態。だからこそ、現在でもアメリカでのボクシング興行のメーンは、メイウェザーがいようがアジアからパッキャオが出てこようが、それこそ日本人王者がこれだけの数存在しようが、メーンはヘビー級、それも上位選手ならノンタイトル戦でも構わないというほど。 藤本京太郎選手?誰それくらいの印象しかない場所で試合をしても仕方ない。少なくとも日本開催ならそこそこ集客も見込めますし、世界戦の前座で客を温めるには好都合な体格でもありますし。少なくともしばらくはそういう扱いに甘んじるしかない。結果が全てです。今の時代、○○に負けた選手のメーンイベント、なんて好んで見に来るボクシングファンなんていませんから。 (質問者様が出した村田諒太選手については、金メダリストという付加価値以外に、わずか5戦でも客が呼べる試合内容を常に展開しています。ワンパターンでもなく、かといって大きく苦戦することもない。次を期待出来る内容がある分、試合数が少なくても確実に世界相手に実績を積んでいると言えます。良い勝ち方・上手い負け方をする者が上のカテゴリーに行けます。別に世界戦は無敗でしか挑戦出来ないわけではないのだから)