失礼な表現、記載、誤記等ありましたら済みません。
先ず、いくつか確認させてください。
(1)PCの型式やメーカ、使用年数が分かりませんが何でしょうか?
(2)HDD特に、OSの入っているHDDのパーティション容量はどれぐらいでしょうか?その内、(C:)の割り当てはどれぐらいでしょうか?
(3)過去にどれぐらい「強制終了」しましたか?
ハードディスクトラブルであれば前半に一応の説明と後半に具体的な操作を説明します。
以下の説明で自信がなければ(1)(2)(3)を補足してください。
回答2で述べられていることが凄く、大事なことです。
しかし、回復出来ない訳ではありません。
不良セクタがあまりに多いと不良セクタ回復が出来ない可能性はあります。
HDDのヘッド(データピックアップ部分)はフラッタ(磁気円盤)の回転する浮力によって浮上しますが、煙草の煙の粒子ほどしか浮いていません。
これは何を意味しているかと言うとPCを使っている時の衝撃はなるべく避けなければなりません。
また、古いタイプのHDDは強制終了で確実にヘッドとフラッタが接します。
さて、型式を何故お尋ねしたか、と言うとHDDが何年製の設計であるかを知りたいからです。
少し、以前のHDDは電源が急に落ちると、(停電や強制終了)ヘッドの回転浮力が無くなりヘッドとフラッタが接する構造でした。
最近の物であれば「オートリトラクト」と言う機能で接するのを回避して電源断などでも不良セクタが発生することを防いでいます。
また、CSSと言われるタイプは「ライナー」と言う潤滑被膜でコーティングされ直接、磁気のメディアと接しない様になっています。
とは言え「ライナー」とは接します。
このタイプはライナーの寿命が問題!
と言うことで比較的最近のモデルであれば昔より不良セクタが出来ない構造に進化しています。
しかし、確実に言えるのは電源ボタン長押しなどによる「強制終了」はファイルシステムを痛めます。
また、不良セクタがある場合はその場所が現在、何らかのデータが有る場合は、そのデータを読めない可能性があります。
データが現在無い場所であっても、ページファイルという、RAMの一時的なエリアに使われたり、YouTubeの映像のデータの一時エリアやダウンロードの一時エリアに使われます。
一つの推論、可能性ですが恐らく、OSは起動で来て数時間で異常と言うことは空きエリアのHDDのファイルシステムやセクタに異常があって、そこにダウンロードの一時エリアなどが割り振られたためと考えればスッキリします。
ファイルシステムの異常はファイルオープンやクローズを確実に行わないと痛み発生します。
ソフト的な終了手続きです。
これは、ソフト的な異常、NTFSフォーマットの管理的な問題でHDDのハードは問題ありません。
そう言う理由でPCはソフト的なシャットダウンを必ず行っています。
不良セクタですが容量により何箇所可能か言えませんが、ある程度の一定量であれば回復ができます。こちらはハード的な周波数特性的な異常やヘッドとフラッタ、記録メディアが接したりして傷つき不良となる場合です。
これはエラーチェック(HDD(C:)のプロパティのツール)のオプションの指定で回復できます。
破損したデータが何故修復できるか?と言うとHDDの記録には必ず検証するためのビットデータが付随されたり、リード・ソロモン符号等を使うことでエラー訂正し、ビットレベルの点欠陥は事実上無視できることなどを利用して回復出来ます。
不良セクタ回復はフォーマットの余剰領域に代替セクタを生成してデータをソフト的に回復させるものであり、有限で通常数百GBのHDDで数百の代替セクタ処理が可能です。
この代替処理は有限であって無限ではありません。
HDDのSMARTと言う管理データを閲覧すれば処理件数など確認ができますがOS上では見れませんので「HDD SMART」などで検索してフリーソフトをインストールする必要があります。(私はCristalDiskInfoというフリーソフトを使っています)
ハーディスクの容量を確認したいのはこのエラーチェック(CHKDSK)の所要時間です。
Windows8を除きXp、Vista、7はHDDエラーチェックによるファイルシステムや不良セクタ回復はHDDの容量に比例した時間必要とします。
□ファイル システム エラーを自動的に修復する
だけチェックを入れれば(chkdsk /fと同じ)比較的低スペックの回転数4500rpmで10GBあたり約1分です。
□ファイル システム エラーを自動的に修復する
□[不良セクタをスキャンし、回復する
の両方にチェックを入れると(chkdsk /rと同じ)10GBで約10分くらい掛かります。
これは、比較的修復箇所がない、正常なばあいであって、不良セクタが結構あると合わせて修復、回復時間が必要になります。
500GBで約500分→約8時間20分(HDDが正常時でロースペックのHDD)
必要になります。
この値はOSのあるパーティションC:、(ローカルディスク(C:))にHDDエラーチェック、(CHKDSK)を掛けた場合の時間です。
HDDの全容量ではありません。
なお、chkdskはコマンドプロンプトで実行できますがHDDのプロパティツールのエラーチェックと実質同じです。
よって、慎重にエラーチェックを掛けます。
【具体的な操作】
【慎重にHDDエラーチェックを掛け修復するには】
(準備)
結構な回数、強制終了を実行していればデータを充分バックアップします。
結構長くお使いのPCの場合、メンテしていなければその場合もデータを充分バックアップします。
(私的データ、写真、文書、メールは万一の時、取り返しがつきません。)
(1)HDDのプロパティツールのエラーチェックで【異常ファイルシステムのみ修復】する。
□ファイル システム エラーを自動的に修復する
にのみレ点チェックを入れてエラーチェック(chkdsk /fに相当)を実行する。
再起動で、英語のメッセージがでるが終了するまで【絶対に中断させないこと!】
カウントダウンでキー入力すればエラーチェックをスキップする。
実行方法は添付リンクのI項参照(レ点チェックに注意)
(2)イベントビュアでエラーチェックが終わったであろう時間のイベントログ、Wininitを確認し不良セクタが「0」(0kB in bad sectors)であること及び「Windows has checked the file system and found no problems.」もしくはそれに相当する英文を確認する。
英語に自信がなければ翻訳Webサイトなどを利用してください。
なお、NTFSのHDDフォーマット管理単位は4kBなので
"4 kB in bad sectors"で少なくとも1か所の不良があると考えてください。
確認方法は添付リンクのII項参照
(3)(2)項で不良セクタが存在する場合は不良セクタの回復をHDDエラーチェックで行う。
HDD(C:)の割り当てが100GB前後であれば1~2時間~で終わるのでいいですが500GBや1000GB(1TB)などであれば相当、時間が掛かるのでPCの空き時間を見て実行します。(その間PCは使えず、電源も落とせないので注意してください)
リスクと時間が大きくなるのでデータ、とりわけ私的データ写真や文書、メールデータをバックアップします。
□ファイル システム エラーを自動的に修復する
□[不良セクタをスキャンし、回復する
の両方にチェックを入れ(chkdsk /rに相当)PCを再起動でエラーチェックプログラムの英語のメッセージが出る。
この場合、HDDの対象パーティションの容量や不良セクタ数で時間が随分かかるので【絶対中断しないこと!】
実行方法は添付リンクのI項参照
実行後、(2)項と同じやり方で不良セクタ「0」やメッセージを確認する
ハードディスクのエラーチェックを行う(Windows 7の場合)
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補足
Uncle_John様大変丁寧な回答ありがとうございました (1) ドスパラで購入しました(prime Galleria XF co01 z68 CO01)です。 後メモリの増設とHDD3Tを購入後行っております、購入からほぼ2年です、(OSはWindows 7です) (2) CドライブはSSD120Gを使っていましてほぼ半分がOSに使われています。 (3) 長時間使用しているとほぼ毎日そんな状態になってしまいます。 後エラーチェックなのですがそれは私もそう思いCドライブのエラーチェックとドスパラから頂いたピーシードクターと言う機器のエラーを調べるツールを走らせましたが問題無しと出ました、ドスパラサポートにも連絡して対処法を求めたのですがOSの入れ替えしか無いとの回答でした、その前に何か対処法があればと質問させていただきました、何卒お気づきの点があればどうかよろしくお願いします。