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バックスラッシュ「/」のキーボード入力について
- バックスラッシュのキーボード入力について説明します。
- キーボードのロを押してもバックスラッシュが入力されない理由を解説します。
- キーボードの表示と実際の入力が異なる理由について説明します。
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文字コードにフォントを割り当ててそれが文字として扱われることは理解されていると思います。 半角状態(直接入力)というのがIMEでありますがこれは1バイトの文字コードで入力する状態です。 これは、JISコードに準じたものです。 JISコードは古くはISO/IEC 646という国際規格に準じたコードです。(http://ja.wikipedia.org/wiki/ISO/IEC_646) この規格では各国で独自に文字を割り当てが可能なコードをいくつか決めています(詳細は上記URL参照) その中に16進で5C(10進92)に¥が割り当てられています。これは元になった米国(USA)ではバックスラッシュが割り当てられているコードです。つまり、同一文字コード5C(16進で)に¥とバックスラッシュが割り当てられていますのでどちらかしか表示できません。 上記理由により日本の一般的なキーボードではキーボード上に'\'と刻印されたボタンも’ろ’の刻印されたボタンも5C(16進で)が入力されたことになるようになっています。 (つまり、’ろ’の刻印されたボタンを押下時、バックスラッシュが表示される設定をすると、'\'と刻印されたボタン押下時もバックスラッシュが表示される) 回答NO.1の方がcmd(いわゆるコマンドプロンプト)での言及がありますので補足 この場合、CHCPというコマンドで対応コードが切り替えられます。 CHCP 437 このコマンドでUSAコード つまり、'¥'や'ろ'のボタン押下するとバックスラッシュが表示 CHCP 932 このコマンドで日本JISコード '¥'や'ろ'のボタン押下すると'¥'
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- vaidurya
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日本語キーボードで"ろ"に相当するキーを かなモード以外で、シフトキー無しで押せば、普通に\が入力されますよ。 ただ、\がどう表示されるかは、表示環境によります。 そのため、日本語変換では\が入力時に表示されても 変換候補に、バックスラッシュと円記号が出てきます。 (私の環境では、普通に円記号が表示されています) これはUnicodeが広まる前の、シフトJISが一般的だった時代から さらに古い、1byte文字だけの時代に遡る、歴史的経緯による問題です。 なにしろ、日本語で100円のつもりで [price \100] と書いても、韓国のフォントで表示すると、100ウォンに見えるくらいです。 日本と韓国では、1byte文字のバックスラッシュを 通貨記号として使っているためです。 本質的に、文字コードで処理が行われるので 同じコードで、違う文字が割り当てられている部分については 運用でカバーする以外、どうしようも無いことがあるのです。 ちなみに"CMD.EXE site:.kr"をGoogleで、画像検索してみると 実際の、韓国語環境でのc:\が円記号ではなく、ウォン記号になっているところを見られます。 フォントの切り替えは、ワープロなどでは、普通にメニューで出ます。 それ以外のソフトであれば、設定方法は様々です。 CMD.EXEであれば、フォント指定はできず 英語モードに切り替えるといった手順になるような気がします。 そうなると、日本語が表示できなくなったりすると思いますけど… CMD.EXEの仕様と挙動は把握していません。
お礼
知らないことがまだまだ多く、UnicodeやシフトJISなどについてもっと自分でも勉強してみようと思います。 ご回答有難う御座いました
お礼
URLも参照させて頂きました。同一文字コード(16進で5C(10進92))でも割り当てられた記号がフォントにより違っている点・・等々、大変分かりやすい説明有難う御座いました。 とても参考になりました。自分で勉強するにしてもとっかかりにこういった大事な情報をいただくか否かで捗り方がずいぶん違ってきます。感謝します。有難う御座いました。