おそらく、もう死んでしまったでしょうが、少しだけ。
たとえ生かすことが難しくとも、とにかくなんでも飼ってみるのは絶対いいことですよ。
私も(数十年前の)幼少期は、カブトムシ・クワガタはもちろん、コガネムシやバッタやコオロギやカタツムリや、海に行けば小さなカニとか、とにかく何でも持って帰って飼ってみたものです。
ほとんどは長生きしないんですが、生き物と触れ合うことで興味が高まり、図鑑で調べたりするので知識もつきました。
今回の質問者さんのお子様にしても、海水がだいたい3%濃度であるとか、あるいはエサをどうすればいいかとか、こういうことでもなければ調べる機会のなかったことを勉強されたと思います。(ちなみに海岸は川の真水などで比較的濃度が低いので、2%強でも十分です)
大人の側からみると、命を粗末にしてはいけないと思い、長生きさせるのが難しいものはすぐに野山に放すべきと思いがちなんですが、そのことで子供の興味を伸ばす貴重なチャンスを逃すことになります。
たとえすぐに死んでも、そのことで「死はたいしたことないんだ」と思う子供などいません。
それどころか悔しい思いをして、貴重な記憶遺産(?)として心に残ります。
少なくとも私はそうでしたし、命を粗末にするどころか、どんな小さな生き物に対しても、単なる虫けらではなく、一つの貴重な生命としてとらえることができるようになったと思います。
私の友人に聞いても、生き物好きな人はみな、幼少期に数えきれないほどいろんな生き物を飼い、そして数えきれないほど(すぐに)死なせてしまった経験を話します。
成功も失敗も、生も死も含めて、大人の価値観で子供の興味にフタをすることなく、多くのことにチャレンジした方が子供にとってはいいことだと思います。
お礼
そうなんです。残念ながら死んでしまいました。すごく多くのことを感じたようですし、これからも親子で奮闘していこうと思います。きちんと知っていれば…と息子はしみじみ思ったようで、いろんなことを調べたり聞いたりして学んでいくでしょう。 残酷だからとやめさせたりせず、こうして命に向き合うことで大切さを知っていくのかもしれませんね。ありがとうございました。