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健康診断結果(個人情報)の扱い方
健康診断の受診結果を、会社が把握しなければならないというコトは理解しています。しかし、その取り扱いについて、疑問が湧いたので教えて下さい。 ウチの事業所(約50名)では、安全衛生管理者(=マネジャー)が、全員の健康診断結果の数値(尿検査の細菌、血液中の成分について、等の細かい数値まで)を一覧表にしています。その表では、誰のどの数値が標準から逸脱しているかが分かるような作りになっており、“悪い数値は赤色になる”、“計算の結果メタボと表示される”のように作り込まれているようです。これは、誰でもが見れるものではなく、所属長以下の上司6名の中で回覧されています。従業員の健康把握は必要なコトとはわかるのですが、やり過ぎでは無いかという疑問が沸きました。こんな一覧を作らずとも、個人の診断結果には、「就労可・不可」が明記されてきます。 正直、個人の血液や尿の数値を、事細かに医療従事者でもない上司が表まで作成して、見ている事が気持ち悪く、余計なお世話と思ってしまっています。会社として、健康診断結果の個人情報としての扱い方、従業員の健康把握について、どこまで・どのように扱うのが一般的で、正当なものなのでしょうか? (因みに、私はその表を見れる立場ではないのですが、この表に驚いた先輩上司(見れる立場)から話を聞きました。)
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- dada4533
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私の会社では、社員の健康診断管理、エクセルで制作しています。 Aセル・健康診断日 健康診断をした社員名 Bセル・医師から指摘のある社員名にチェック▲、問題なしの社員にチェック○ 医師から指摘された▲社員の健康管理には、人事部で気をつけ、上司が絶えず気にかけて置く。 ●注意、たとえ限られた部門でも、個人の診断データーは会社では管理しないで個人に渡すのが普通です、プライバシーの侵害になります。
- hue2011
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個人情報は必ず設定しなければならないものがあります。 ポリシー、です。 その情報を ・何の目的で取得するか ・どのような形で保持するか ・データの管理者の権限(登録、修正、削除、世代管理) ・原則加工はしないこと ・原則開示はしないが、特定目的の場合に限定した役割のものに参照を許可することがあるがそれはこれこれである というようなことです。 そして、このポリシーを認める人間の個人情報を扱っていいとするのです。 正義不正義という見方では落ち着く場所がありません。あくまで契約です。 たとえば健康診断の結果を、医療従事者でない上司がみてよいか、という話ですが、正義不正義で考えないのが正しいでしょう。 もし健康診断の情報を参照することがある、という条項があって、その資料に押印したら、同意したということなので問題はありません。 そこまでがお答えです。 冗談でいいますと、もし社則に「社長は社員の肛門を見ていいものとする」とあって勤務契約に押印したら、いつお尻をめくられても抗議できないということになります。 ですから、社則や個人情報ポリシーを入社前に見て押印すべきなのです。 ところで会社の側に立ったお話をしておきます。 考えてみてもらえばわかると思いますが、他人の血圧だとか尿たんぱくを知りたいと思いますか。 恋している相手のものでも別に見たくないと思いますが、違いますか。 これ、芥川龍之介の「好色」という小説に通じますよ。 ある才女に恋した男が思い切るためには彼女の排泄物を見たら覚めるのではないかと思いおまるを盗もうとする話です。 生理的データというのはおまるの中にあるデータみたいなものです。誰も興味を持ちません。 管理者は部下が業務進行に支障のない健康を保持していることを確認して指示をしなければなりません。 もし持病などがあって客先で発作が起きたりした場合の責任は管理職にあります。 したがって、支障をきたすような発作や症状が起きうる病気を持っている場合は申し出なければ当人の責任ですが、この当人は業務の責任まで持てない。 だから上司に持病はあらかじめ言っておかなければならないのです。 ニトロを携帯しなければならないとかインスリンを定期的に打たなければならないと言う話は、聞いておかなければ命にかかわります。 この話は、業務上知っておくべきことです。知りたいのではなく知るべきことです。 健康診断のデータですが、一般の「セット」というものは、よほどの異状があれば別検査になり、医療従事者のほうに任せられます。 そのカード(カルテ)は医療従事者の守秘義務資料ですからどこにも出ません。医師が業務遂行の可否を判断します。 「セット」のほうは、特別な異状がなくてもメタボだとか高血糖症、尿酸値過多のようなものはわかります。 これは、赤信号ではなく、青信号が点滅しかかっていますよということです。ですから病気のデータではありません。 身長や体重、視力も含む、個人情報ですけど不利益になるようなものではありません。 求めがあれば会社に提示はします。それを、役員は参照可能ということにしているだけではないでしょうか。 でも興味ありますか、というと誰も興味ないと思います。 部下に「今日焼肉で飲みにいくか」と誘うとき、個々人のLコレステロールだとかGOTだとか尿酸値を覚えていたら声をかけられない人間は何人か出てきますよ。
お礼
確かに、ワザワザ知りたいか…という点においては、知りたい訳じゃないとは思います。 ただ、人事部でも総務部でもない担当マネジャーが必要以上の管理をしているのでは…という疑問でした。そもそも、データ化せずとも、個人の診断結果票があるんです。本社でも管理をし、事業所でも保管しています。勿論、個人にも診断結果のコピーは配布されます。 しかし、診断結果に何の問題もない人の分までデータ化しているようでした。気にかけておくべき社員だけで良いのではないかと思いました。 とりあえず、プライバシーポリシーについて、もう少し勉強してみます。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 データ化して管理されているんですね。ただ、我が社の場合本社と事業所が離れており、人事部や総務部でも管理はしているけど、直接業務の担当マネジャーも独自にデータ化しているというのが現状です。 “管理の為に必要なもの”と割り切るのが良いのですかね。 ありがとうございました。