Q、吠え癖の矯正方法。
A、反転トレーニングが基本ですが・・・。
・吠えるのを叱らない、止めない!
・その代わり、別の行動を取るように促す!
・別の行動が取れたら褒める。
>三項随伴性とは、
>先行条件(Antecedent events)」-「行動(Behaviour)」-「結果(Consequences)」とも表され、
>英語の頭文字をとって、A-B-Cと表現されることもある。
A:TVに弁別刺激(Antecedent events)が登場。
B:質問者が作為により自発的に吠える以外の行動を取る(オペラント反応)。
C:強化子(反応結果)として即座に「Good!Good!」と褒めてからご褒美。
このABCの反復の量があるレベル以上に蓄積されると、貴チワワの行動が新しいステージに移行します。天罰なんかでは、この量から質への転化は起きません。
たとえば、「伏せる」などの別行動をもってオペラント反応とするのであれば、日頃からの次の二つのトレーニングが必要です。
【リラックス・トレーニング】
1、リードをつけてソファーに腰掛けて貴チワワが伏すのを待つ。
(注意点)声掛けしたり目を見たりしないで無視を維持しつつ待ちます。
2、伏してしばらくしたら、落ち着いた声で「Good!Good!」と褒めます。
(注意点)必ず、「OK!」の指示語で待機を解除します。
3、ソファーで出来るようになったら公園や街角でもできるようにします。
【引っ張りっこ・トレーニング】
1、「OK」で小さいロープを咥えさせます
2、左右に引っ張って興奮させます。
3、膝の間にロープを固定して興奮を鎮めます。
4、「OUT」で引っ張りっこ遊びを終わります。
※3回に1回は、「あんたの勝ち」でロープを手放すもあり。
この引っ張りっこ・トレーニングは、別名「興奮制御トレーニング」とも言います。
まあ、吠えるのは一種の個性ですから、反転トレーニングでは完璧を狙われないように。そこそこに出来たら褒めて褒めあげましょう。
祈、奮闘!
お礼
細かく分かり易い回答、ありがとうございました! お礼も遅くなり申し訳なかったです… 早速、吠えている時に、別のことをさせて成功すれば褒めることを根気強くやってみようと思います。 伏せなどは、興奮していない場合はOKなのですが、一旦興奮状態になると、餌以外は全く言うことを聞きません。 日頃の接し方も含め、頑張ってみます!!