うちの年寄りが両目とも白内障の日帰り手術をして、ずっと付き添ったのでその経験から書かせていただきます。
1.季節は関係ないといえばないです。うちの年寄りがかかった医院は、白内障手術の専門で、一年中患者さんでいっぱいでした。でもしいて言えば汗をかかない冬場の方がいいかなとも思います。手術後何日かは目に水が入るのが厳禁なので、顔を洗ったりシャンプーできません。そういうのが気にならなければいつでもいいのではないでしょうか。
2.両目いっぺんにはやりません。でも2週間の間隔は短すぎるような気がします。やってできないことは無いと思いますが、1ヶ月以上は様子を見てからのほうがいいのではないでしょうか。というのは、術後は目薬や内服薬が色々出て、この薬はいついつまで、こちらはいついつまで、と結構煩雑でした。片目が一区切りついてからのほうが混乱しないですむ?
3.うちの年寄りはすぐ視力がでたので、眼鏡を作る必要も無く、術後は今に至るまで眼鏡がいらなくなりました。
4.人工レンズの度数は選べますから、自分の見たい距離にピントが合う度数にしてもらえばいいのではないですか。うちの年寄りは遠くがはっきり見えたい、といって、両目とも1.2を入れました。それで手元が見えにくいだろうかと思ったら手元もはっきり見えるそうです、それで眼鏡がいらなくなりました。これは不思議ですね、そんなこともあるんだろうか、と思いますが、本人が遠近ともに良く見えて不満がないといっているのだからそれ以上のことは言えません。知人は音楽をやる人で、楽譜が良く見えるようにと楽譜の距離に合わせてレンズを選んだといってました。でもちょっと遠くが見えにくいと言ってます。
5.その人の好みでいいのではないでしょうか。同じ度数にするとどちらかが物足りなく見えるので片方を強めにする、みたいなことが眼鏡を作る時にもありますよね。片方を遠方にあわせて、片方を近くにあわせる人もいるらしいですが。私は、どうせ人工物なんだから両目一緒の度数でいいんじゃないかと思いますが、こればっかりは個人の感覚なので。
6.これはかかった人の評判その他で判断して、実際に執刀の先生に合って確かめるしかないでしょう。
7.基礎疾患(糖尿病など)があると手術できないこともあるそうです。
白内障の手術の時期は、医者が決めるというより、患者本人が決めていいんだそうです。医者から見ればちょと手術には早すぎると思っても、本人が不自由を感じて早く手術したいといえばするし、反対に、医者がもう手術したほうがいいのに、と思っても本人が不便を感じなくてこれでいいといえばそれでもいいんだそうです。
8.そこの先生とよく相談してみたらいかがですか。腕のいい医者でも白内障の手術はしない、という人もいますし、うちの年寄りがかかった先生のように白内障手術以外の患者は断っているところもありますし。
お大事になさってください。
補足
不思議。奇跡。その眼科医は偉い。何のレンズを使ったのでしょうか?他の患者も同じ? そうであれば、私もその病院に手術していただきたい。 遠近両用は自費、値段高いほか、一生持てない等心配もあります。