駄目じゃないんだよ。
ただ、
何でそうなってしまうのか?
それを貴方なりに理解しているか、していないか?
それはそのまま貴方の振る舞いにも影響していく。
実はとても分かりやすい現象。
何故貴方のような状態が起きるか?
それは、
付き合うと決めたからこそ、
もう私は彼の「彼女」になったんだ!
相手は「彼氏」として私を求めてくるんだ!
貴方には、
そういう世界の大きな「変化」が起きているんだよ。
そして、
変化が起きるだけでは無くて、
貴方は自分を「変えよう」としてしまうんだよ。
それも付き合うと決めた途端に。
付き合う前の自分と、
付き合うと決めた後の自分を大きく変えようとしてしまう。
貴方が付き合う事になった彼は、
別に貴方に大きな「変化」は求めていないんだよ。
今までの積み重ねがあったから、付き合うに至っている。
良い意味で、
積み重ねてきた足元は大事にしたい。
それでも、
付き合うと決めたという事は、
もうお互いに焦らなくても、急がなくても良くなった、という事でしょ?
お互いの気持ちが確認出来た(一つになった)。
それはもう駆け引きや探り合いを越えた状態なんだよ。
本来はね?
勿論付き合うと決める事は一つの興奮であり、ドキドキだよ?
でも、
「中身」で言えば、
付き合う前よりもむしろ「柔らかく」なっているんだよ。
付き合う前は、
これって付き合う前の関係として良いのかな?
そこまで分かち合っていいのかな?大丈夫かな?
お互いに親しくても不安があるんだよ。
お互いの境界線が曖昧だから。
お互いに付き合う事を受け入れ合えたという事は、
お互いの距離感に良い意味で囚われなくて良くなった、という事。
付き合うと決めた=お互いを受け入れ「済み」だから。
お互いの気持ち次第では、
どんどん深めていったり、求めていく事も出来る。
それを「選べる」事が付き合えた同士の特権でしょ?
それも、
直ぐにそうしなければいけない関係では無くて、
お互いの気持ち次第で自由に世界を描けるんだ♪(求めていけるんだ♪)
そういう感覚でパートナーを捉える事で、
本来は付き合うと決めた後の方がお互いに優しくなるんだよ。
貴方は違う。
付き合うと決めた事は変化。
違う事をしなきゃいけない。
そう「思い込んで」しまう。
当然違う事をしなきゃ。
そう思う貴方は、
付き合う前の自分を「捨てて」しまうんだよ。
その代わり、
一気に「彼女」という着衣を纏って向き合おうとする。
当然彼も向き合い難くなる。
貴方からすれば、
付き合うと決めた途端「慣れない」事をする感覚。
付き合う前の自分を捨てているから(後ろに置いているから)。
そして、
「彼女」という冠を付けて彼に向き合おうとしてしまう。
相手は、
「彼氏」という王冠を付けて貴方に関わろうとしてくる。
貴方にはそう感じるんだよ。
自分で緊張を演出してしまっている。
自分が直ぐに「彼女」になる準備も無ければ、
相手から即「彼氏」として手を伸ばされるのも怖い貴方。
付き合う前の自分を捨てている貴方は、
彼に対する目線もやっぱり過去を捨ててしまっている。
「彼氏」として眼前に不穏にそびえている・・・
そんな相手に「彼女」として緊張して、緊張して、緊張して・・・
折角付き合うまでの折衝(積み重ね)があったのに。
貴方は付き合うと決めた途端そこから離れてしまっている。
そして、
今までの自分とは違う事をする=彼女になる。
そう思い込んでしまっている。
違う事をしなければいけない。
そんな背負い方をしたら当然苦しくなるんだよ。
そういう貴方の急変に、彼氏も残念な気持ちになる。
変化に捉われ過ぎて、
付き合う前の貴方がいなくなってしまったから。
付き合うまでの関係が活かされていないから。
貴方はどう思う?
誰も貴方を追い込んでいない。
貴方と付き合うと決めた彼でさえね?
付き合うと決めたからと言って、
今までとは違う事をするんだ宣言(同盟)では無い、という事。
違う事も出来るよ?
境界線が取り払われた事で、
お互いの受け入れ方に変な自制や遠慮は要らなくなった。
でも、
今までの自分たちも大事なんだよ。
そこに加えて、
付き合うと決めた「後」の世界(彩)、
それを少しずつ優しい気持ちで足していく。足していける。
それが交際の醍醐味でしょ?
今付き合っていない状態だからこそ、
改めて自分自身の中の整理整頓をしてみたら?
大切にしてみて☆
お礼
すごく私にあてはまってました! 今までの自分見返してみて思い当たるところ たくさんありました。 周りの恋人から聞いた話や そういう彼氏、彼女という言葉を 意識してしまっている自分が居ました。 この関係はあれこれしなきゃいけないんだとか、 自分で自分を枠の中にいれてしまっていたんですね。 相手にそれが伝わってしまうから 相手も同じ状態になってしまってたのかもしれません とても考えることができました! 気持ちの持ち方も前よりすごく楽になりました ありがとうございます!