【基本事項】
新造された(新品)標準海上コンテナは、冷蔵・冷凍・その他特殊用途向けのものを除いては、
「換気扇やエアダクト等」は備わっていないため、昆虫や植物の侵入経路は遮断されている状態です。
扉が非常に重く頑丈で、計4ヵ所のスチールレバーで、テンションを掛けながらガッチリ密閉することができます。
※但し、上記は一番流通している標準海上コンテナの話で、ちまたで貸し倉庫として使われているものの中には、
わざわざ通気孔を設けてあったり、扉が簡易的に(シャッター式や普通のアルミドア)なっていたりと、改造を加えられているケースが
結構ありますので、それらの場合の密閉性・頑強性等はいまいち解りかねます。
【経験上の実態】
私は、標準海上コンテナを保管庫代わりに「衣装ケース・ダンボール・カーペット・雑用物」等を置き、約7年ほど利用しておりますが、
貴方が懸念されていらっしゃる「クモの巣(小さな虫等も含めて)」を見たことがありません。
※ちなみに、コンテナの場所(ロケーション)は横浜市港北区で、裏に藪と小さな山林があります(虫や蜘蛛が若干居そうな場所)。
【生物侵入の原因について】
もし「庫内で蜘蛛の巣を発見した」という場合、考えられることは、
1.物品搬入出の際に外部から侵入した(扉開閉のタイミングによっては有り得ます?)扉の開放時間が長いと比例して侵入の確率が上がるかも知れません?(都心だとグンと確率は下がると思いますが...))
2.搬入物品(荷物)の中に、元から紛れていた?(自宅から一緒に付いてきた?)
.....などです。
但し、蜘蛛が生きてゆくには、他の微生物・虫等が共存している必要がありますし、しかも夏場ともなりますと、相当な高温状態下に置かれますので、例え内部侵入したとしても長生きはできないのではないかと推測いたします。
なお、衣装ケースとかダンボール箱は全く無問題です。
当然、入れてはいけない物品については、契約約款に明記されていると思いますので、ご留意ください。
取り急ぎご参考まで
失礼いたしました
お礼
夜分遅くに失礼致します。 大変詳しいご回答をありがとうございました! とっても参考になりました♪ 利用する歳には、ドアや換気口などをチェックしようと思います。 重ねて有難うございました!