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オープンリールデッキ。
オープンリールデッキの音って良くないですか? ラジオ番組をオープンリールデッキで録音したものを 聴かせてもらいましたが、ラジオで聴くよりもずっといい音でした。 そして、CDやレコードをオープンリールデッキに録音した音も 元のCDやレコードよりも良く感じました。 これは私の好みに合う。っというだけなのでしょうか。 それとも、オープンリールデッキは本当に音がいいのでしょうか。 聴かせてもらったのは、「OTARI」っという私は知らないメーカーです。
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OTARI は High End の Pro' 用 Studio Open Reel Tape Recorder Maker ですよ……過去形ですが(^_^;)。 FM 放送局の送り出し用は DENON が主流でしたが、録音 Studio では REVOX、STUDER、TEAC と並んで OTARI も Popular な Tape Recorder でしたよ。……TEAC が TASCAM に統一される頃には OTARI は見なくなりましたが……。 http://www.endlessanalog.com/machines 私は TEAC A6100 を愛用していましたが、OTARI MX7000 の音は別次元と言うほど良かったですよ。 http://audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/a-6100.html 当時「やはり別次元の音!」と思ったのは TEAC T9100 です。 http://www.audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/t-9100.html これは Amp' 部に真空管が使われていました。 OTARI MX7000 も TEAC T9100 も Pro' 機を借りたものですのできちんと調整、整備がなされたものだったのでしょうが、愛用していた TEAC A6100 は Transport 部がひ弱で Amp' 部も Cost Down された部分が多い Consumer 向けの製品でしたので音はそれなりでした。……と言っても Cassette Deck とは別次元の音ですが(^_^;)……。 OTARI は MX5000 ならば TEAC A6000 Series、MX5050 ならば TEAC A7000 Series ぐらいと競合する機種だっただろうと記憶します。 http://www.ebay.com/sch/sis.html?_kw=OTARI+MX-5050+MKIII+2+TRACK+1/4%22+PRO+REEL+TAPE+RECORDER TEAC も A7000 Series ならば A6000 Series や A3000 Series とは一線を画す Series でしたね。 http://www.audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/a-7400rx.html まぁ一応 A6000 Series も A3000 Series も Pro' 用のものがありましたが……。 http://www.audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/a-6700dx.html http://www.audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/t-3510.html 私が最後に使った TASCAM A80-8 は音色も操作感も長年愛用したTEAC A6100 とよく似た感触の Tape Recroder でしたね。 http://www.audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/80-8.html >オープンリールデッキの音って良くないですか? ラジオ番組をオープンリールデッキで録音したものを聴かせてもらいましたが、ラジオで聴くよりもずっといい音でした。 そうだろうと思います。 真空管 Amp' の醸し出す音の魅力もそうなのですが、大音量から小音量に至る Level 間での周波数特性や歪み感、圧縮感等が直線的ではなく、録音 Level を低めに採るか、高めに採るかでも周波数帯域の Wide 感、背景 Noise の質感、楽音全体の圧縮感や残響感が大きく変わるのが Analog Tape Recorder の特徴で、Cassette Tape Recorder では判りにくいかも知れませんが、Cassette Tape Recorder でも Bias と Equalizer を可変できるものであれば音色感を大きく変えることができます。 Open Reel Tape Recorder ならば Bias Equalizer を必死に(笑) 調整しなくても、録音 Level と Tape 型番 (例えば SCOTCH 206 か 207 か、或いは MAXEL か TDK か AGFA か等……) の選択で音色の雰囲気を大きく変えることができ、「録音に失敗」と言うほどの酷い録音でもなければ、総じて Cassette Tape Recorder とは次元の異なる高音質を感じられる筈です。 実は Noise が皆無であるとか歪みが全くないとか周波数特性が極めて広範囲にわたって Flat であるというものが「良い音」とは言えないもので、Microphone から Speaker に至る Total で心地良い Noise と歪み感、適切な周波数特性が得られる System の方が遙かに良い音がするものなのです。・・・そもそも Microphone が Pick Up する音自体が全く色付けのない音とは言えませんので、最終的に良い音にするために様々な変化を加えられる System の方が良い音を出せるものであったりするのです。 Audio 機器は記録装置こそ Digital 機器になりましたが Amp' も Speaker も根本的な改変を経ているものではなく、特に Speaker は 100 年に渡って根本的には全く変化していないと言えるほどですので、Digital Recorder が主流となった 1990 年頃までは最高の性能を持つ記録装置として半世紀も君臨し続けてきた Open Reel Tape Recorder の音を現代の Speaker で鳴らしても良い音がするのは当然でしょう。 >元の音よりも良い音になるはずはないことはわかりますが、 良い音になりますよ(笑)。 元の音が最高の音というわけではありません。 本当に最高の音であるのは録音 Studio の Monitor Speaker から出ていた時の音かも知れませんが、家庭の System でそれと同じ音を出せる筈がありませんよね。……部屋の構造も Audio System も全く違うのですから……。 FM Radio の音を Tape に録音するのは (昔は Air Check と呼ばれた手法ですが)、Analog Tape に録音し直すことによって、その人の部屋で聴く音が「音楽の Essence を抽出したような音」になって「良い音」に感じるようになることが多々あるものです。 そのため Disk Record も Tape に録音し直して Walkman で聴いたり Car Stereo で聴いたりしますよね。……Tape Type I II III と Dolby B/C の選択で音色を変えられた筈です。 面白いもので、私は 128kbps MP3 の Digital Radio 局から Xmas 曲を大量に PC に落とした際、それを PC では再生せずに VHS-HiFi Video Tape Recorder の 3 倍速 (200 分 Tape で 10 時間!) に録音し直してから店内 BGM に用いた経験があります。……そちらの方がシュルシュルと言うみたいな MP3 特有の圧縮変動音が皆無で、周波数 Balance も良く、聴いて疲れない「良い音」でしたので(^_^;)。 VHS-HiFi Video Tape の音声 Track は FM 変調の Monaural になるのですが、Wow & Flatter もないし、独特の Compression 感が耳に心地良い音でした。 昨今は PC の Data を Analog 出力したものを真空管 Amp' を通して鳴らすことによって PC での Digital 音響調整だけで目的の「心地良い音」を創り出せるようにしているのですが、PC だけでは真空管 Amp' を通した音にはなかなかできないので、私にとって真空管 Amp' は必需品になっています。……多分、Digital 調整だけでも目的の「心地良い音」を創り出せるだろうとは思うのですが、そこまで Digital Audio Effecter を使いこなす腕はありませんので(汗)……まぁ画像ならば友人の女性写真を Adobe Photoshop で美人さんに調整するぐらいはできるのですが(笑)。 >ラジオ番組をオープンリールデッキで録音したものを聴かせてもらいましたが、ラジオで聴くよりもずっといい音でした。 Radio 番組を録音するために使っていらっしゃるのであれば恐らく MX5000 系統だろうと思いますが、それでも Cassette Tape Recorder とは次元が異なる素晴らしい音がする筈です。 もう Tape の入手も困難な時代ですので、貴重な体験をなされましたね! 良い音に出会うには、演奏会場で良い音で聴けそうな席を探すのと同様に、聴き手の側からも積極的に良い音に調整して行く……Analog Audio 時代には必須の心得だったのですが、そうした経験をなされたと理解できれば幸いです。 素敵な Audio Life を(^_^)/
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- John_Papa
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こんにちは。 DENONの2TrとTEACの4Tr 10inchデッキを所有していますが、今は面倒臭く感じてしまいます。でもその分デジタル音源をつつく場合と比べ物にならないワクワク感(トキメキ)がありますね。 オープンデッキはアナログなので個体差も大きいですが、特性的にCDと競える性能を持っています。(マイクの特性が絡みますので、単純に16bitPCMと比較しても意味が無い。) これは、一仮説に過ぎませんが・・・ >これは私の好みに合う。っというだけなのでしょうか。 そのファクターが多分にあります。また、あなただけの好みではありません。 最近放送されたこのテレビ番組を観た人も居るかもしれません。 http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131103/13027414/dtlrvwlst/6341168/ 『フラシーボ』とはちょっと違います。フラシーボなら打率3割しかないですが、これは打率ほぼ10割の現象です。もっと効果的なメンタルコントロールがあるのでは無いでしょうか? テープを掛ける、そのしぐさでメンタリスト DaiGo の術中にはまってしまうような効果があるのではないでしょうか? 目の前で調理してくれるオープンキッチンで食事すると『旨い』ようなものだと思います。脳が味覚を楽しむ準備を整えてくれる、それと同じように音を楽しむ聴覚を整えてくれるのではないでしょうか。 幸せに導く過程がオープンテープには伴っている。 この仮説は、如何でしょう? なおOTARI(小谷)は現役の業務音響メーカーです。2インチ(民生用テープの8倍幅)マルチトラックデッキで世界を席巻しました。 http://www.otari.co.jp/ http://www.otaritec.co.jp/ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%83%AA
お礼
回答ありがとうございます。
補足
聴かせてもらったスピーカーやアンプもビンテージ機器でしたので、なおさらオープンリールデッキの音に魅了されたとは思います。 オープンリールデッキは音がよい。っという刷り込みはあると思います。 だとしても、スチューダーよりもオタリの音がいい。っと言ったのは私だけでしたので、プラシーボ効果よりも好みが勝ってしまった感じでしょうか。 屋形船は美味しい。 たしかにそうかもしれませんね。 家で一人で飲むビールはマズイですが、みんなで飲むビールはうまいです。屋外のビアガーデンはさらに美味しいですし。ひどい人は、お酒を飲んでいないのに、場の雰囲気でベロベロになる人もいますし・・・。 あっ、話を戻します。 オタリで録音したものをスチューダーで再生した可能性もありますよね。どっちで録音したのかを聴き忘れました。 オタリが意外と新しい会社で驚きました。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
「良い」というのが「科学的な意味で良い」ということであれば、録音(ダビング)して「良く」なることはありません。オリジナルにあった音が欠けるのも、オリジナルになかった音が付加されるのも、いずれもコピーとして不完全です。従って、コピーによって「オリジナル以上になる」ことは理論上あり得ません。最高で100%のコピーなので同等、あとはどこまで劣化せずにコピーできるかの問題です。 「良い」というのが「聴感上好ましい」ということであれば、「良く」なる可能性はあります。物理現象としては劣化であっても、どのような音を好ましいと思うかは人によって様々です。真空管やレコードが良いというのも、歪みの問題と考えられます。しかし、ギターのエフェクターに代表されるように、歪みがあることで音が豊かになるのは間違いないので、音楽的な意味では「歪みすなわち悪」ではありません。 「レコードや真空管は歪みが多い」というと必ず反発する人がいますが、「歪み=悪」と思い込んでいるからです。忠実性という意味では悪ですが、音楽性という意味では必ずしもそうとは言えません。オープンリールでも、CDでも、いわゆるハイレゾでも同じです。 従って、オープンリールに録音した音の方が「良く感じた」のは、まさに「あなたが感じた」のであって、それ以上でも、それ以下でもありません。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
私にとっては好ましい音だったっということですね。 でも、音質も音楽性も向上したかのように聴こえてしまいました。
- Tann3
- ベストアンサー率51% (708/1381)
>ラジオ番組をオープンリールデッキで録音したものを 聴かせてもらいましたが、ラジオで聴くよりもずっといい音でした。 >そして、CDやレコードをオープンリールデッキに録音した音も 元のCDやレコードよりも良く感じました。 いくら良い音でも、「録音したら元の音より良い音になる」ことはあり得ません。あるとすれば、「良い音」ではなく「良いと思える音」になっただけです。 オープンリールデッキの音を再生する装置が、ラジオやCD再生に使っている装置よりずっと「良いと思える」音だった、ということではありませんか? 何かを比較するときには、比較するもの以外は同じ条件にすることが不可欠です。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
同じアンプ、スピーカーで聴きました。 元の音よりも良い音になるはずはないことはわかりますが、 聴こえる音は素晴らしいと思いました。 私の好みの音質だったっというだけのことなんですかね。
- nekonynan
- ベストアンサー率31% (1565/4897)
普通のカセットデッキの方が圧倒的にCDより音が良いです 一番音が良かった テープスピードは毎秒4.75cm(1.875インチ) http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/tc-k777esii.html これのほうが当時出ていたCDのシステムが60万円 http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/cdp-r1.html http://cdp101.web.fc2.com/cdpr1/cdpr1.html 他には http://www.kantama.com/annex/cr-70/cr70.htm これよりカセットデッキtc-k777esiiの方が音が良かった たった16万円強で最高級が買えちゃうんですね CDプレヤーの最高級品が100万円くらいよりはるかに安い値段ではるかにいい音がしていた 一方オープンデッキならば 業務用のオープンリールデッキの最高は速度は、78cm/S 普通のカセットデッキの約16倍のスピードでテーブがなくなる これがLPに落とすためのマスターテープになります 通常の民生機オープンデッキ 36cm/S 18cm/Sが多かった たぶん18cm/S程度でもはるかに今のCDの何倍も音が良かった 家に78cm/Sのマスターから直接レコードの原版に落としたレコードがあるがとんでも無い音がす る・・・・ ちなみに78cmオープンデッキの音ならば10回オープンデッキでダビングしてもCDよりはるかに良いとですな 業務用はTACKやソニー・ http://audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/player/index3.html ソニー http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/index4.html OTARIは安物 http://audio-heritage.jp/OTARI/player/index.html
お礼
回答ありがとうございます。
補足
私もMDが全盛期の頃、TEACの9万円ほどのテープデッキの音の方が好きで使っていました。 ちなみに、回答者様がSONYのCDプレーヤーのURLを貼ってくれてますが、そのプレーヤーを私は使っていましたよ。 今でも音はいいと思います。 OTARIは安物なんですか? 当時は20万超えていたと聴きましたが。
お礼
中古でVHSデッキを買ってしまいました。 数万円の物が、3千円程度でかえました。 音もいいですね。 回答ありがというございました。
補足
otariは放送局用でわりと新しい機種と古い機種の2台、それとスチューダーの放送局用も聴かせてもらいました。 周りはスチューダーっというだけで盛り上がってましたが、オタリの方が味があり、スチューダーはメリハリのあるけど聴きやすい音に感じました。オタリが好みでした。 しかし、どちらの音も録音元のCDやLPよりも音がよく聴こえました。 録音レベルによって、音も変えることができるんですね。 VHSの録音は私もしていましたが、音が良くからっというよりも6時間ぶっ通しで録音できるのでつかっていました。 mp3のシュルシュルっというノイズっというか音が低減するっというのはしりませんでした。 PCオーディオを始めたばかりなのに、アナログにもどりそうです。まずはVHSデッキの中古で仕入れてこようかと真剣に考えています。