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レーシックとは別のこと?
一般的にレーシックとは呼ばれない手術として フェイキックIOL PRK フレックスPRK ラセック …などがあります。 という記事を見ました。 これはレーシックとは全く別の手術なのでしょうか? 視力回復のための別の方法なのでしょうか? あまり専門的なことはわからないのですが、もし良かったら説明してください。
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「レーシック」は、角膜表面にフラップ(フタのようなもの)を作成した後、フラップを開けたところにレーザーを照射して角膜の形を変えることで視力を矯正します。 角膜は5層に分かれていて、レーシックは角膜実質層にフラップを作成します。 この角膜実質層は再生しない組織であり、強い衝撃を与えるとフラップがずれてしまう可能性があるため、格闘技をする方などには適していません。 レーシックと似ている手術方法に、「エピレーシック」「ラセック」「PRK」があります。 「エピレーシック」「ラセック」「PRK」は、フラップを作成せずに、角膜上皮を取り除いた後、レーザーを照射して角膜の形を変えます。 この3つの手術方法は、角膜上皮の取り除き方に違いがあり、眼の状態に適した方法を選択します。 エピレーシック ⇒「エピケラトーム」という機器を使用。最も症例が多い術式です。 ラセック ⇒アルコールを使用。眼にキズがある方、目が小さい方に適しています。 PRK ⇒レーザーを使用。角膜ジストロフィや再手術の方に適しています。 レーシックのようにフラップがずれるという心配がないため、格闘技をされる方にも受けていただけます。また、角膜が薄い方にも適した手術方法です。 「フェイキックIOL(ICL)」は、レーザーを使用せずに眼内レンズで視力を矯正します。 角膜の厚みや近視・乱視の度数に関係なく受けることができるので、レーシックなどレーザーを使う手術では矯正が難しい強度近視の方や、角膜が薄い方、角膜形状が不正な方にも適しています。 すべての手術方法が「視力を矯正する」ことを目的としていますが、一人ひとりの眼の状態によって適した手術方法は異なります。
お礼
視力回復のための手術にもずいぶん色々な方法があるということなのですね、詳しい回答ありがとうございました。