テレビ番組という娯楽が飽きられたからではないでしょうか。一方的な放送内容に娯楽性を求める傾向が衰えて、テレビゲームやインターネットのような双方向性の娯楽を求める傾向が広まった結果だと思います。
テレビ番組はビデオ録画出来るようになった頃から視聴率の斜陽が始まり、時間帯を選ばずに視聴出来るYouTubeなどの投稿動画サイトが普及すると、急速に衰退したように思います。
テレビが面白くない理由としては、広告宣伝を浸透させるのが目的である為に繰り返しが多く、新鮮味に欠け、過去に放送された内容の焼き直しが多く、幼稚で下品な内容が多いなど、視聴者が求める娯楽性との違いが大きくなっている為だと思います。
特に、放送内容に対する視聴者の批判を放送しないで番組を打ち切るなど、どうして終わったのかわからないまま番組が終了する例が多くて、視聴者に何も知らせないまま番組がコロコロ変わっている放送局もあります。
インターネットを閲覧していれば知っている事ばかりですが、テレビを見ていたのではわからない事ばかりなのが実情です。
オタクブームと呼ばれていますが、テレビオタクを作り出して視聴率を稼ごうというわけでしょうが、インターネットを閲覧していると、テレビ番組に対する批評や意見が数多くわかるので、何も知らないで番組を見続けるオタクを作り出すのは難しいでしょう。
昨今のテレビ番組の斜陽は、薄型液晶テレビの普及とも関連しているようで、従来のブラウン管テレビは、テレビ画面の映像に含まれる青系統の光や紫外線が多く、誘蛾灯のように視聴者を映像に引き付ける視覚効果があり、ロトグラフィックスと呼ばれる強い光の明滅などが映像に含まれると、子供の強い関心を呼び覚ます効果があると言われていました。
それが液晶テレビの普及で映像に含まれる青系統や紫外線の光が弱くなって誘蛾灯効果が無くなり、強い光の点滅は法的な規制が加えられるなど、テレビ放送を巡る環境が大きく変わったにも関わらず、放送法は手付かずのまま現状維持が続いて、インターネットを閲覧している者から見ると、物足りない番組が多くなったように思います。
YouTubeで馬鹿馬鹿しい演技をした動画を投稿した人が、異常なほどのアクセス数がカウントされて社会問題化し、非難を浴びたり、法的な制裁を受けるなど、笑って済まされる問題では無くなっている面があって、こちらの方が異常かもしれません。
斬新な映像を求める人達がYouTubeに集まって来ているわけで、テレビ番組は期待に答えるものではなくなっているという事なのでしょう。
お礼
王道を面白いと思ってる、おっさん達の話は超つまらないけどねw