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人に教えることの将来的な影響とは?
- 「教える」ことには将来的なリスクがある。
- お金の稼ぎ方や絵の描き方を教える人が増えると、競争が激化し自分が不利になる可能性がある。
- それにも関わらず、なぜ彼らは教え続けるのか?
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質問者が選んだベストアンサー
いくつか理由が考えられますが・・。 まずは、「教える」と言う行為によって、自分も得ることや、気付くことも多いからです。 教えると言うのは、意外と実力が必要で、先生と生徒が実力伯仲では、余り指導にならないでしょ? 圧倒的な実力差などがある方が好ましいです。 だだ、指導者の技量や知識を吸収する生徒がの方が、圧倒的に成長が早く、実力差を維持し続けるためには、指導者側も勉強せねばならず、勉強すれば、自分も何かを得るワケです。 実際に私も、弁護士やら会計士など、その道のプロのセミナーなどを受け、懇親会で講師などとも話しをしますが、前日までは、相当な準備やら勉強をなさってますし、講師も「良い勉強になりました」などと仰います。 また、その実力に付随して言えば、実力者としての「自信」や「自負」などもあるでしょうね。 即ち、多少は指導しても、そう簡単には、自分を脅かす様な存在にはならないだろう・・みたいな自信です。 一方では、高齢な指導者に多いですが、自分の優れた技量などを、次代にも受け継ぎたいと言う思いで、指導されている方も多いです。 地位や名声と蓄えも充分で、老後の生活には心配はないし、現役バリバリの頃に比べたら、時間もあると言う状況で、利得などの欲は無く、純粋に、社会貢献とか、技量を伝承したいと言う思いからです。 また、広く世に知らしめることで、裾野が広がるメリットもあります。 プレーヤーにとっては、「単価がどんどん下がっていき」はデメリットですが、社会全体では、プロのイラストレーターの作品が、安価に手に入れられるとか、プロにお願いなどもしやすくなるでしょ? 利用者が増えれば、また単価が上がるかも知れないし、プレーヤーが増えれば、画材も安価になったり、入手しやすくなったりと、メリットもあります。 いずれは需要と供給のバランスで、常に一定数くらいの人が、その道で働ける、安定した市場を形成することになります。 次代に市場などを残したり、市場を拡大してやることは、いわゆる「美田を残す」と言うヤツで、老境に至ると、そう言う思いも出てくるみたいです。 最後は正反対に、打算的な場合で、売名行為などで、こちらは新進気鋭とか現役バリバリなど、若手や中堅あたりですかね? 判り易いところでは、論文や特許などの発表も、ある意味、ライバルにヒントを与える様な行為でもあるのですが、早晩、誰かが同種の発表をするワケで、「それなら自分が!」と言う意識はありますし、どうせ発表するなら、一般化,陳腐化する前に、早期に発表した方が、話題性などがあります。 言い換えれば、社会に出ると同時に、必ず真似する人なども出てきますので、「どうせ誰かがやるなら、自分が・・」みたいな意識も出てくるのですよ。 たとえば質問者さんが、ライバルのイラストレーターから、ゴーストライター的に、そこそこ良い値段で、作品提供を頼まれたら、どうしますか? 断ったら、「じゃあ別の人に頼む」と言う状況なら、ちょっと迷うでしょ? 何か得るものがある場合、たとえ自分の首を絞める様な話しでも、どうせ他の誰かがやるなら、自分でやる方がマシ・・みたいな心理が働いて、自分の技術でも提供する例って、案外、多いのですよ。 ビジネス界では、中国などに新技術や新製品を売る場合、技術やノウハウまで売る様なモノですが、結局は売っちゃう場合が殆どです。 そう言う時には、売ると決めたらクヨクヨせず、上述した通り、自信や自負を持って、「もっと優れたモノを作れば良い!」と、ポジティブに割り切るしかありません。
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- yt_inoue
- ベストアンサー率19% (9/46)
>」何故 ノウハウを独り占めするのではなく 彼らは「教える」ことを続けるのでしょうか? 一部の才能あふれる人を除いたら 教えられた方法で儲けるより、授業料で儲ける方がもうかるからです。 たとえば ・「絵をかいて儲ける」より「絵の描き方を教えて儲ける」方が儲かる。 ・「プロ歌手」より「歌のレッスンする人」のほうが儲かる 等 無料で教えている人は何らかの理由でライバルが増えることを苦にしていない人なんでしょう。 ・基本的には自己満足でお金を儲けようとは思っていない ・教えられて身に付くレベルではライバルにならない? ・本当に重要なコツは隠して教えている。 ・与える人は与えられるの原則を信じていて、無料公開することで何らかの見返りがあると思っている 等
- ok-kaneto
- ベストアンサー率39% (1798/4531)
例えば学生なんかだと毎年新入生が入ってきますので、いずれ教える相手がいなくなるということはないです。 同様に情報商材を売る仕事でも新規の希望者が多く入ってきますし、そのように仕向けていきます。 それでも先細りすれば別の商材を手に入れるだけの話です。教える物も日進月歩で変わります。
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