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ハイブリッドレジン

金属アレルギーの疑いがあるので銀歯を非金属のものに変えようと思うのですが、ハイブリッドレジンかセラミックを勧められたのですが「クリセラ」という商品は、このどちらかにあたるのでしょうか? またクリセラの場合、くっつける材料はセメントでなく歯科用接着剤だと聞いたのですが、せの接着剤とはどのような成分でなっているのでしょうか。 お詳しい方がいたらよろしくお願いいたします。

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回答No.5

えっと、耐用年数ですが、一概に言えないです。 割れる・割れないはやはりかみ合わせに左右されますので・・・。材質の性質で言うと、ハイブリッドは多少唾液を吸収してしまうようです。それによる変色はやはり避けられないでしょう。この点、セラミックは変色はありません。ベルグラスの唾液の吸収による劣化は私はあまりわかりません。扱われ始めてほんの数年のものなので、そこまでのデータもほとんどないんじゃないでしょうか。 虫歯になる・ならないは、入れる歯の材質の種類にはよらないですから、いくら高いものを入れてもお手入れが行き届かなかった場合は虫歯になるのも早いでしょう。これについてもなんとも言えません。 全部クラウン(歯の見える部分を全部覆っているもの)ですか?インレー(歯のかみ合う部分の一部をつめているもの)もあるのですか? それによって変わってくると思うのですが、ここはもう歯医者さんの領域になってしまうので、わたくし技工士ではダイレクトな回答にならないと思いますが・・。使い分けは可能ですし、かえってその方がいい場合もあるかもしれません。 インレーの部分ならセラミックよりもハイブリッドの方が適合や強度など考えた場合、適していると思います。クラウンの方は強度を考えた場合、キャスタブルセラミックやハイブリッドよりも普通の内冠のあるオールセラミックの方が遥かに優れていると思います。(歯医者さんによっては勧めない場合があったり、色々考え方があります。臼歯のセラミックはすぐ割れるという考え方もあります。私が強いと思うのは、実際にインセラムという種類のオールセラミックを専門に作っていますが、臼歯の症例でもほとんど割れて返ってきたことがないのでそう思います。また、エンプレスやクリセラやフィネスで割れた場合のやり直しはインセラムにして下さいって指示で返ってくる場合が多く、その症例も再び返ってくる事がなかったのです。プロセラはインセラムよりも強度は優れていますが、適合という面において信頼がおけないので私の所では扱うのをやめました。)いずれにしても、歯を被せる前の土台になる部分の削り方にも強度は左右されますから、「絶対」という事は言えないんです。 セラミックの強度の順は、 メタルボンド(金属あり)>フレーム(内冠)のあるオールセラミック>フレームのないオールセラミック(キャストで作るもの)     になります。 オールセラミックの種類で言うと、 プロセラ>インセラム>エンプレス2>エンプレス>フィネスかクリセラ  です。 ベルグラスの強度は厚さにもよりますが、条件が同じならクリセラと同等かそれ以下じゃないかなと思います。(材料を扱ってみて思うだけで、実際どうなんでしょう。口腔内になるとまた違うかもしれません。)参考までに。 上下の奥歯をけっこうな本数治療されるようですから、一部に力がかからないよう、均等に力がかかるようにある程度調整はできると思います。 セラミックの治療でレジンセメント以外での接着を希望される場合は、やはりキャスタブルセラミックは適していませんし・・・。インセラムかプロセラでしょうか・・。セメント系はごめんなさい、全然詳しくないのでお答えできません。

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その他の回答 (20)

  • ooi820
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回答No.11

形成がたとえ上手な ヘビーシャンファーにであったとしても(技工士さんなら模型を見て「この形成じゃあ・・・」って思われることありますよねえ、そういう時はなおさら・・・) なかなかマージン部分の厳密な適合って難しいですよねえ。 実際問題としてチップが怖くて 歯石除去もなかなかできないんです。材質の特性から 縁上歯石はつきにくいですが縁下は補綴物が入っている以上つきやすくなりますもん。 レジンセメントは余剰セメントが歯肉縁下に入り込んだら採りづらいことこの上ないです。アイオノマーと違ってしばらくしたら脆くなって取れてくれることもないですし。。 ・・・と本題のお話です。 >シックハウスや化学物質過敏症もあるので ということであれば 金合金や白金加金(プラチナ合金)でも 良いのでは と思うんですけど どうでしょうか。 適合は非金属のものよりあるかによいですし、割れないし。 金属すべてにアレルギーがあるわけではないはずですのでパッチテストを行ってから入れれば安心です。

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回答No.10

はい、私もそう思いました。 その話を聞いたのは、私の友達の更に上の方の、社長クラスの技工士さんなので、疑う余地はないのかと思っていました。 レジンでは絶対ありえない、という事をふまえて歯石の可能性はないのかという事をもう一度聞いてみました。 答えですが、適合から考えるとキャストによるセラミックの場合、マージンの適合がメタルほど完璧にできないのです。マージン付近のアンダーカットがあった場合、メタルのようにバニッシュして完全にすき間を封鎖する事ができませんので。 そういったすき間に歯石が溜まったという可能性は否定できない、という事でした。

marron382
質問者

補足

ちえぞうさん、ooiさん、ご丁寧に有難うございます。 非金属にしようと思ってる歯はインレーというんでしょうか、中を削って銀の詰め物がしてある部分です。 インレーにはキャスタブルセラミックよりもベルグラスなんかのハイブリッドセラミックがよい、という事になるんですね。 色々と専門的なお話が出てきてよく分からないのですが、クリセラのようなキャスタブルセラミックの場合は、適合が完璧に出来ないので完全に隙間を封鎖できないので歯石が溜まりやすく、それが原因で歯茎が黒くなる可能性がある」という事でしょうか?? インレーの場合でもそれはいえるのでしょうか? インセラムというものが一番良さそうですが、料金的にせいぜいベルグラスまでしか出来そうにないのですが、結論はインレーの場合、クリセラよりもベルグラスがお勧めだということでしょうか? ooi820さん、セメントの件有難うございました。 私の場合、シックハウスや化学物質過敏症もあるので日常的にあるラップやビニールコートなども気を遣っているのですが、24時間常に口の中にあるものについては考えていなかったので、ちょっと敏感になっていました。 そう心配しなくて良さそうなので安心しました。

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  • ooi820
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回答No.9

2です ここで討論するのはどうかとも思いますけど 書かせてください。質問者の方、スミマセン。 >メタルだけかと私も思っていたのですが、キャスタブル >セラミックの症例に限りこのような症状があったようで、レジンセメントではないかという事のようです そうですか。それは知りませんでした。 マージン部分のチップを恐れて余剰セメントを除去し切れていないため、 もしくはマージン部分が、歯質と滑らかに移行した形態でないために(どうしても厚みが要りますよね?)、 縁下歯石が蓄積したのではないかと思います。 どうでしょう。 冠(種類は問わず)を外すとマージン不適のものは、縁下歯石が蓄積していることが多いです。

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回答No.8

>あと、レジンセメントですが使用した人の中には歯と歯茎の境目のところの歯茎が黒くなる方もいます(全員ではないですが)。これはやはり多かれ少なかれアレルギー反応の一種かと思います。全く心配ないとは言い切れないようです。 すみません、ややこしい事いいました。 ただ、メタルだけかと私も思っていたのですが、キャスタブルセラミックの症例に限りこのような症状があったようで、レジンセメントではないかという事のようです。 「聞いた話」でしかないので、やはり歯科医のooi820さんのおっしゃってる事の方が正しいように思います。

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  • ooi820
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回答No.7

2です。 回答の補足を >歯と歯茎の境目のところの歯茎が黒くなる のは大部分はメタルイオンの溶出によるものです。 ようするに金属が溶け出したために起こります。 もしくは歯肉の下にできた歯石のせいです。 歯肉の上にできる歯石は白いですが下にできる歯石は黒いので透けて見えてくることがあります。 どちらもレジンセメントのせいではないです。レジンセメントのために歯肉の黒変がおきることは考えられないです。 それから再びですが、 環境ホルモンについて随分心配されているようですが 固まってしまえば架橋して(ビスフェノールAが樹脂のネットワーク構造に繋がれます)溶出はほとんどありませんよ。 口の中は 熱湯で浸すような過酷な環境ではないですしね。 環境ホルモンを含まないセメントを求める必要性はないと思います。 それを心配されるなら コンビニのお弁当をたべたり ビニールコートされた内面の紙パック飲料を飲んだり カップラーメンをたべたり ラップに包んでご飯をレンジにかけたり するほうがよほど心配です。 用心深いのは大切なことですが それがどの程度のものなのかを知ることは大事です。

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回答No.6

更に補足にきました。 なぜクリセラがレジンセメントでなければいけないのかという事ですが。 キャストによるセラミックは一般に強度が劣るところがあります。これらはレジンセメントと相性が良いので、レジンセメントでくっつける事によって更に強度を増すという特性があります。 レジンセメント以外でくっつけるとしたら、やはり割れる可能性が否めないという事なのだそうです。もちろんくっつきますが。 あと、レジンセメントですが使用した人の中には歯と歯茎の境目のところの歯茎が黒くなる方もいます(全員ではないですが)。これはやはり多かれ少なかれアレルギー反応の一種かと思います。全く心配ないとは言い切れないようです。 ↑友達の技工士つかまえて聞いてきました(〃 ̄ー ̄〃)

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回答No.4

#1ちえぞう(仮名)です。 >そのキャスタブルセラミックとハイブリッドセラミックというのはどうちがうのでしょうか? まず、硬質レジン、ハイブリッドレジン、ハイブリッドセラミック、セラミックの四つに大別してください。 キャスタブルセラミックというのはセラミックの分類に入ります。キャストして作るものという意味で使ってみました。セラミックは陶器と似た材質になります。瀬戸物みたいなのですね。 ハイブリッドセラミックは、ベルグラスというものが代表として使われています。こちらは、ハイブリッドレジンとセラミックの性質を併せ持つものになります。 どちらも生体親和性を売りにしているくらいですから、極稀に使えない人もいるのかもしれませんが、よほどでない限り心配しなくていいのでは?と思います。 ベルグラスは良くて、クリセラはいまいち・・・ というのは何ともいえません。 まず割れやすいかどうかという点について。 クリセラは、よく言えば天然歯と同じ硬さで・・と言いますが、悪く言えば弱いのです。最初の回答で書こうかどうしようか迷ったのですが、クリセラはオールセラミックの中では弱く割れやすいです。 ベルグラスは多少のたわみには耐えられる材質です。クリセラほどパキッとは簡単に割れません。 「クリセラよりベルグラスの方が」と言われたのは、強度の点かなと私は思います。 色は、ベルグラスは暗くなりがちです。クリセラの方が綺麗かもしれません。 奥歯の治療なら、色よりも割れにくい方を私だったら選択します。クリセラかベルグラスという選択肢なら、ベルグラスを選びます。 もしセラミックを入れたいという事であれば、他のオールセラミックも調べられては? インセラム、エンプレス2、プロセラ、フィネス  などがあります。エンプレスとフィネスは、クリセラと同じキャスタブルセラミックですので、レジンセメントでくっつけることになるでしょう。 インセラム、プロセラはくっつけるセメントは何でもいいとされているので安心ですよね。 個人的にいいと思うのはこの中ではインセラムでしょうか。

marron382
質問者

補足

ちえぞうさんありがとうございます! セラミックでも色々あるのですよね。 クリセラは近所の歯科で1本2.5万円と言われ、ベルグラスは別の歯科で5~7万、エンプレス2は10万と言われました。 それでそう変わらないのなら値段的にクリセラにしようかと思っていました。 個人差もあるでしょうけどどれ位もつものなのでしょうか? 素人考えですけど新しく詰めてもまた虫歯になって付け替えをしないといけない場合や、耐用年数が例えばクリセラが5年、ベルグラスが8年くらいの差ならば安い方でいいかな、なんて考えたり…。 なので一般的にどのくらいもつものなのか知りたいです。 場所は上は左567、右4567 下は左67、右67 の11本です。 全部同じくらいの力がかかるのでしょうか。 奥歯でも特に力がかかる場所だけ強度に優れた材質にして他はキャスタブルセラミックで済ませるという方法もあるのでしょうか。 接着剤ですがキャスタブルセラミックだとレジンセメント1種類しか使えないという事なのですよね。 ノンメタル治療を勧められている内科から、接着剤は環境ホルモンを含んでいるものとそうでないものがあるので、含んでいないものでしてもらうように言はと含んでいるでしょうか。 質問ばかり恐れ入ります。 よろしくお願いします。

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  • ooi820
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回答No.3

補足します。 >歯科用接着剤の樹脂にはビスフェノールAなどの環境ホルモンは含まれていないのでしょうか?? ビスフェノールAは含まれています。(含まれていないものもあります)しかし量から言ったらごくごく微量で、カップラーメンを食べた時と比較しても桁がいくつも違い、同じ土俵で話す量ではないです。 それに、重合が進めば架橋され、溶出してくることはほとんどないです。 現在ビスフェノールAのホルモン作用については疑問視されているようです。一時期の環境ホルモンバッシングブームの時期にいわれたあと、はたと言われなくなり、だれもホルモン的働きをするという確証は得ていません。 構造がにていてもすべてがホルモン作用を持つわけではないからです。 アレルギーはすべてのものに対して起こりえますのでレジンだけにナーバスになる必要はないと思います。割合アレルギーを起こしにくい材料です。 アレルギーのせいで、ゴム手袋でショック死したケース(開腹手術中の話ですけどね)もあるぐらいですから、アレルギーとなると何があるかは判りません。

marron382
質問者

お礼

とても参考になりました。 有難うございました。

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  • ooi820
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回答No.2

歯科医です。 No1の方が書かれていることについては省かせていただきます。 >くっつける材料はセメントでなく歯科用接着剤 ・・・・・ええと 普通のセメントでないといういみでそういう説明を受けたのではないかと思います。 レジン系セメントというセメントで着けます。 成分は大雑把に言うとアクリル樹脂に近いです。 ただ各社いろんな成分を混ぜ込んでますので厳密な成分は調べられても判らないと思います。 金属で言えば、X線写真に写りこませるために、バリウムを少量添加した製品もあります。

marron382
質問者

補足

ご回答有難うございます。 レジン系セメントはアクリル樹脂系になるのですね。 アレルギーが金属だけではないので、その樹脂によっても起こらないのかが心配です。 歯科医さんで皮膚炎を起こす事もあるんですね↓ http://www.jicosh.gr.jp/Japanese/country/finland/organization/FIOH/WorkHealthSafety/DentalWork.html また歯科用接着剤の樹脂にはビスフェノールAなどの環境ホルモンは含まれていないのでしょうか??

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回答No.1

クリセラはセラミックになります。 もっと細かく言うと、オールセラミックでキャストで製作するもの、になります。 オールセラミックというと、金属を全く使わないセラミックです。セラミックといわれるものは、金属のキャップ状の内冠の上にセラミックを焼きつけるメタルボンドというのが主流ですが、クリセラは全く金属を使いませんのでアレルギーの疑いがあるなら安心ですね。 キャストとは、ろうで歯型の上に形を作って、そのろうだけ抜き取り、鋳型をつくって溶かした金属やセラミックの材料になるインゴットというのを打ち込む方法です。 セラミックというと、普通は筆で陶材を何層も盛って専用の炉で何度か焼いて、削って形を作っていきます。クリセラはインゴットをキャストする方法です。 くっつける材料は、ほとんどのキャスタブルセラミックでは(キャストで作るセラミックの総称)レジンセメントとされています。成分の方は私はあまり詳しくないので、他の専門家さんのご意見をお待ちください。

marron382
質問者

補足

回答有難うございます。 「クリセラ」はセラミックになるのですね。 そのキャスタブルセラミックとハイブリッドセラミックというのはどうちがうのでしょうか? 作り方が違うだけで成分的には似たような物なのでしょうか。 クリセラですが、どこかの歯科のHPに、「天然歯と組織構造、物理的性質が良く類似した生体親和性の高い材料で、適合性が良く、耐久性に優れ、硬さや重さも天然歯に似ており、磨り減りは歯と同じぐらいの硬度(噛みあう相手だけ磨り減っていくという事がない)」と良さそうな事が書いてあったので候補にしていたのですが、別の歯科に問い合わせると、「あまり良くないのでうちでは使っていない」と言われました。 そこではもっとよい「ベルグラス」というものを使っているそうです。 そのベルグラスがハイブリッドセラミックだと聞いたので「クリセラ」とどう違うのか、どちらが良いのかを知りたくて投稿しました。 ご存知の方がいたらご回答いただけると幸いです。 よろしくお願いします。  

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