東急関係者ではありませんので、想像です。
(1) 20m車は地方私鉄の需要に合わない。(6000、7000、7200は18m)
(2) 電気系が、8M1Cのため、最低でも2両つながないと走れない。
(3) ロングシート 4扉車は地方私鉄の雰囲気になじまない。
(4) 地方私鉄にはまだ 600Vのところも多い。
(5) ステンレス車は、中間車を先頭車にするのに、改造費が高くつく。
(6) 無理に先頭車改造をしても、一見素人でも分かるほどスタイルが悪い。
(7) ステンレス車は、踏切事故などで損傷を受けた場合、地方私鉄では修理に手を焼く。
(8) 地方私鉄はどこも経営に四苦八苦しており、中古とはいえ高価なステンレス車に手を出せない。
(9) 廃車時期に合うように、大量の車両更新を考えている地方私鉄がない。
などでしょうか。
いずれにしても、6000や 7000が廃車されたころとは、地方私鉄を取り巻く環境も大きく変わってきています。マイカーの普及率が 1軒あたり 3台にも 4台にもなる昨今、バスなど他の交通機関と較べ、魅力ある車両でなければ、誰も電車に乗らないのです。8000を種車にする限り、田舎者に歓迎される車両は造りがたい、ということではないでしょうか。
以上、若いころ 8000にすっかりお世話になり、今は田舎に住むオジサンからでした。
お礼
No.1とともにお礼差し上げます。 18mと20mってけっこう差が有るんですね。 初めて知りました。 あと(4)(5)(6)で電圧のことと中間車の先頭車改造をおっしゃっていますが、福島交通はこれをやっていますよ。(電圧は自信なし。)