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バラの枝枯れ病について
こんにちは。園芸初心者です。 実は、我が家のバラ達のステムキャンカーが 酷くて困っています。 切り口に石灰硫黄合剤を塗っておけば 再発は防げるらしいのですが、 その場合、普通に7倍に薄めた液体を塗って おけば良いのでしょうか?それとも原液のまま・・・? 本なども見たのですが、あまり詳しくは 書いていないようで、困っているので よかったら教えてください。
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私もバラは大好きで育てていますが病害虫に侵される割合は草花や樹木の中で1、2を争う位ですので苦労しています。 石灰硫黄合剤は使っていませんが薬剤は必ず容器に書いてある希釈率を守るようにした方が良いですね。 ステムキャンカーは表面が乾いて茶褐色になって枯れる病気で5月末頃から高温多湿期に多発します。 ステムキャンカーの原因は風や虫の食害等で枝に傷が付きそこに病原菌のカビが入って発生するものと、剪定によるものが考えられますが、特に徒長枝や若い枝に発生しやすく枝先からおかされて枝全体に蔓延していきます。 防除は見つけ次第切り取り焼却処分しますが被害部分を切った鋏は熱湯をかけるなどして消毒します。 枝を切り取った後は農薬を使う場合で発生初期の場合はベンレート1000倍液を散布します。 時間が経っている場合はトップジンMや石灰硫黄合剤を塗り付けますが乾いたら墨汁、つなぎろうを塗っておと良いようです。 私は自然薬剤を使って予防していますが、水1リットルに食酢20ccに石鹸5gを溶かした酢液を夕方日の沈む3時間くらい前にうっすらと霧雨がかかった程度に1日1回3日位い続けて散布しています。 草木灰を露のある早朝にうっすらと霜が降りた程度に散布する事も良いようです。 予防は墨汁やつなぎろうを傷口に塗っておく事と徒長枝や成育の不十分な枝は早めに剪定しておくことです。 バラが健全に生育するための条件は日当たり、風通し、そしてよい土の3つが必要です。 これらの条件がしっかり備わった環境ではバラは大きくたくましく育ちます。 バラは太陽の光を浴びることで花を咲かせたり新しい枝を伸ばしています。 日当たりが悪く日光の量が充分でないと株が充実せずに花も咲かないようになってしまいます。 バラは適度に風が当たることで葉が厚くなり蒸散作用が促されて根の成長を助けます。 一方、風通しが悪いところだと病気や害虫の発生が多くなりバラの健康が保てません。 そして保水力と保肥力があって排水性と通気性にすぐれている弱酸性の土が理想的です。 土の状態があまり良くない場合は市販の堆肥や腐葉土などを用いて改良すると良いですね。 色々と手を加えてあげて下さい。 早く回復すると良いですね。
お礼
詳しいご説明どうも有り難う御座います。 私は、まだバラは育て始めてあまり経っていないので とても参考になりました。 墨汁を塗る、というのは初めて聞きました。 さっそくやってみます。本当に有り難う御座いました。