オタクと呼ばれている人達が悪いのではなくて、彼らは精神的に幼稚なので商業主義一辺倒のマスメディアに騙されやすいだけです。
大人の視点で見ると、アニメ番組のシナリオや演出は胡散臭いだけでなく、商品宣伝目当ての御都合主義丸出しであり、現実無視の理屈に合わない展開ばかりですが、それが鼻に突かないのがオタクと呼ばれている人達です。
人間は投射対象(自分の理想像を重ねてみる存在)を求めますが、彼らは、それが現実には存在しない虚像の人物やロボットであるわけで、いくら投射対象に近づく努力をしても、ゲームソフト、DVD、プラモデル、フィギュア、漫画雑誌、コスプレなどを買う為にお金を貢ぐ結果になるだけで、マスメディアからカモにされているわけです。
子供の時は、それでも良いですが、大人になっても、それを続けるのは自分を見失うだけです。自分の人生目標をマスメディアに決められて、失敗を重ねているのがオタクと呼ばれている人達です。
漫画家になりたいとか、声優になりたいとか、そういう夢を持っている人達は、実は、自分自身が心から望んでいるのではなく、テレビ番組の宣伝に乗せられて信じ込まされているだけなのです。
情報社会の現在では、漫画、アニメなどをコンピュータを使って自作出来るようになりましたし、自分でアニメビデオを作って声を入れるのも可能になりました。お金儲けにはなりませんが、誰でもYouTubeに動画を投稿して多くの人に公開出来る時代です。本職を求めなくても、趣味で出来る時代なのです。
テレビ番組というのは、制限が多く、視野が限られた価値観で作られている番組が多くて、多面的な視野で自由な視点で考える事が出来るメディアではありません。
オタクの大量生産をおこなっているのがマスメディアであり、オタクが増えるほど視野が狭く、画一的な人達が増え、国全体が衰退しているのが現実だと思います。
お礼
SPROCKETERさんがご回答で今まで自分が手のひらの上で転がされていたことを自覚しました。SPROCKETERさんのご回答が私の聞きたかった事です。 ありがとうございました。 蛇足になりますがオタク文化が波に乗っている今さらにこう言った流れが加速しそうですね(^_^;)