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市内の各病院共通の電子カルテで個人情報は

市町村などの地方自治体内の各病院が共通に使える電子カルテシステムの記事がありました。 確かに、一つの病院で受けた検査結果を、他の病院でも見て使えるようになると、便利だしコスト低減になります。 しかし、個人情報はどうなるのでしょうか? 例えば、A病院での検査結果(プライバシー情報)が、患者が知らない間に、勝手に、B病院の医師が見てしまうというこはあるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • sodenosita
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回答No.2

様々なシステムが運用され始めているので,その結果に応じて,今後のシステムが作られていくと思います。現状で見聞きしたものについての情報で回答してみます。 あるシステムは患者が同意書を出した施設のみが閲覧できる仕組みでした。質問者さんの例示では,B病院に同意書を出しているのであれば,B病院の医師は閲覧することができます。ただし,B病院の医師には守秘義務が課せられるので,それを医療関係者以外に漏らすと刑法で取り締まられることになります。 あるシステムは患者側がICカードを持ち,それを使うことで共通カルテシステムにアクセスすることができるシステムでした。例示では,質問者さんがB病院に受診してそのカードを提出した際に初めて,B病院の医師は質問者さんの情報を閲覧することができるようになりますので,勝手に見てしまうことはできません。 いずれにせよ,患者同意と守秘義務という2本柱はどのシステムでも大きく変わることはないと思います。

asanagu
質問者

お礼

ありがとうございました。 「いずれにせよ,患者同意と守秘義務という2本柱はどのシステムでも大きく変わることはないと思います。」 これは本当にそうして欲しいと思います。

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その他の回答 (2)

  • higeme
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.3

 個人情報を載せる大手医療システムベンダーのネットワークシステムでは、暗号化のためのサーバ設置、情報を閲覧できるIDを特定、制限など、相当厳重に個人情報漏えい対策をしています。1度でも失敗したら今後の「1地域・1患者・1カルテ」の展開に大きく影響しますので、そこは相当慎重にやっているようです。  ただ、その影響で、サーバ設置に1病院あたり2000万円からのコストかかってしまうとのこと。地方の民間病院などでは、費用対効果の面でなかなか踏み切れません。  本題からは外れますが、当地域では連携パスにつき、クラウドサービスを利用して病院相互でやり取りしています。しかし、そこには個人が特定できる情報は載せないようにしています。基本的には統計のためのシステムとわりきっているためです。  患者さんには同意書を取っていますが、そういったシステムでも拒否される方もいらっしゃいます。  国が考えている「1地域・1患者・1カルテ」までの道のりは長そうです。

asanagu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 同意を拒否する患者は多いんですね。その気持ちはよく分かります。

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  • caf-caf
  • ベストアンサー率64% (1414/2208)
回答No.1

2014年現在では、各病院が使うシステムやソフト自体がまちまちです。 現状では、A病院の患者さんのこれまでの情報が、B病院への転院の際、全てを移行したり閲覧したりはできません。 このシステムを使用している病院への転院の際も、転院前の病院からは同様のシステムで作成したCDデータのみしか渡りません。 紹介状と少しのデータのみが渡されますので、それだけの情報で患者さんの過去の情報全てを把握するのは困難ですし、自由に他院の患者さんのデータを閲覧することはできません。 ご質問の共通に使えるシステムとは、そのシステムにより、患者さんの全ての情報(アレルギーやこれまでの処置や処方、検査情報、手術式等の情報等)を、共通して閲覧できるようにするという事です。 ご高齢の方や未成年者等、ご自分の情報が曖昧になっていたり、知らなかったりという事故を防ぐ意味でもあります。 現在は、一部の手書きカルテだけで記録している病院から、Aというシステムを使う病院、Bというシステムを使う病院と様々です。 システムの違いにより、表示内容等も大きく違い、閲覧できないデータもある等、互換性に問題が生じています。 それを防ぐ意味もあり、共通のシステムを使えば一部データの移行や複数院で通院する方の処方等も共用しやすくなるという事です。 もちろん、全てが保護対象ですから、誰でも簡単に閲覧というわけにはいきません。 生年月日や住所氏名だけで簡単に閲覧できるようなシステムではなく、強固な保護によって守られるべき情報という扱いになります。 現在でも、院内なら、患者さんのある一定の情報までは、医師や看護師他、関係者は閲覧できるようになっている病院が多いです。 書式や検査の閲覧方法(データで閲覧、手書きカルテで閲覧等)が違うので、それを共通させより分かりやすくして事故や重複問診、重複検査を防ごうという取り組みです。

asanagu
質問者

お礼

ありがとうございました。 例えば内科の病院で診てもらった診察のプライバシー情報が、関係ない他の外科の病院の医師にまで、勝手にみられるのは、困ると思って質問しました。

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