「肩越しの恋人」読みましたが、私は全然そんなこと思いませんでした。
唯川さんの小説って、さらりとして文章も読みやすい恋愛物が多いですよね。だから人気があると思います。
#2さんと同じく中身が薄いというか、深くない感じで、私も若い頃しか読みませんでした。でも直木賞をとられたので久しぶりに読みました。
はっきり言って、私はブスに分類される女ですので、美に対するコンプレックスありますよ。
ホントに本人の努力では限界があります。
女は、本当に自身の美醜にこだわりますよね。それで人生も違ってきますしね。
世の中の、ほとんどの女性は悩んできたと思います。だからこそ、小説のネタにもよくなります。
作家自身さんが、外見礼賛論者でなくても、登場人物として出すことは多いです。それだけではないですか?
私の場合、小説の登場人物に好感を持つ事は少ないです。たいてい、嫌なやつ、理解できないやつ、友達になりたくない人です。(そんな本のほうが楽しいじゃない?)また、実際の世の中もそうなんですよね~。
桐野夏生さんの「グロテスク」読んだことありますか?これなんて、奇跡的な美人と、それを見てきた、容貌に恵まれない2人の女が登場人物です。2人の怖いくらいのコンプレックスの負のエネルギーが凄かったです。
林 真理子さんも(最近はとても綺麗ですが)小説の中では、美人の女王さまがよく登場します。また、上手にかかれてます。
最後に、若い頃は(30歳くらいまで)は、本人の責任ではないですが、30後半以降は、男性同様、自己責任の部分が大きくなりますよ~。
お礼
すごく参考になりました。ありがとうございます。 桐野さんのOUTは読みました。やはり女の外見コンプレックスは内容の中にありました。グロテスク読んでみます。林真理子さんは凄いと思います。自身のこれまでの経緯と考え方がしっかりされている。強い人で女版村上龍じゃないかというくらい説得力と迫力はありますね。女性が外見によって歩む人生が違うこと、学生時代に見せ付けられました。美人な子が二人そろって医者と付き合っていました。就職もバンバン内定とっていました。衝撃です。