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WAIS-IIIの結果
8歳の男児の母です 12月にWAIS-IIIを学校で受けました 昨日結果を渡されたのですが 医学的な診断はできません 病名を付けたければ病院で再度検査してくださいと言われました。 結果は以下の通りです 知識 12 類似 14 算数 12 単語 17 理解 15 数唱 10 絵画完成 14 符号 9 絵画配列 9 積木模様 8 組合わせ 5 記号探し 10 言語性検査平均 125 動作性検査平均 93 全検査平均 111 言語理解 128 知覚統合 93 注意記憶 107 処理速度 98 発達障がいがあるとも無いとも言ってもらえませんでした ただ、本人の得意な部分苦手な部分が明確に分かった 今後の支援の足掛かりになりましたね!と・・・ 支援が必要という事は何かしらの障がいがあると考えていいのか 支援センターの方が言う『病名を付けたければ病院で再検査を』の言い方も腑に落ちません 『病名を付けたい!!』わけではないのですが 息子のために最善策を考えたいけど 検査結果だけいただいてなんだか宙ぶらりんのままです。 この数値から読み取れることがあれば分かる方教えてください
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- vzb04330
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No.2です。 ご丁寧な御礼、恐縮に存じます。 8歳の男のお子さんですと、「思うように行かない」とか、クラスメイトや友人がずるをするなど、ルールに反する行動をしたときに、まだ、ご本人の言語能力が高いとはいえ、言葉でそれを表現したり、指摘したり、注意したりするということは十分にはできないかも知れません。 お子さんご自身も、まじめな性格であるとか、思ったことがすぐに行動に出やすいところがあるのかも知れません。 問題が生じたときには、なるべくその場で、具体的にどう対応したらよいかとか、どのように行動したらよいかを、お子さんに分かる言葉で説明していただくことが大切でしょう。 また、お子様が、活動的で、元気のあるお子様でしたら、普段から、身体運動遊びを十分に行って、ストレスや、気持ち、エネルギーの発散に心がけていただくと、いろいろな場面で落ち着いて行動できることにもつながると思います。 以上、一般論ではありますが、私のこれまでの相談の経験も踏まえて書かせていただきました。 そのうえで、学校の方からは、「特徴をよく理解し接して行けば問題ないでしょう」という見解が得られたということは、学校の先生方にも、お子さんに類似した事例をこれまでに経験していらっしゃり、そこから考えて、学校で十分対処可能と判断されたのであろうと思われます。 直接お子様を拝見しておりませんので、何とも申し上げにくいところですが、今すぐに専門医を受診しなければならないということはなさそうに感じられます。 発達障害の診断がつくかどうかも、微妙なところのように思われます。 平成19年度から実施されています「特別支援教育(それまでの特殊教育に変わる制度です)」の制度の中で、必要であれば、学校の中でも個別的支援が受けられたり(学習などの際に支援員が付いて、フォローするなど、形態はさまざまです)、巡回相談に来校したり、スクールカウンセラーとして配置される臨床心理士などの専門家に相談したり(お母様ご自身の子育てに関する悩み、困りごとなども相談に応じてもらえると思います)、学校の先生方が情報を共有して対応に当たってくださるなどの「支援」が受けられるようになっています。 したがって、当面は、学校の先生方おっしゃるように、親御さん、ご本人、そして学校の担任の先生や、特別支援教育のコーディネーターの先生とよく相談して、やっていかれるのがよろしいのではないかと思います。 その中で、必要と判断されれば、上に書きましたような特別支援の制度を利用することも可能かも知れません。 お母様ご自身も、これまでいろいろとご苦労なさり、努力もなさってこられたことと思いますが、学校の先生方も、お母様の文章を拝見する限り、決して見放したりなど、マイナスの態度ではないようも思えます。 あまり神経質にならず、担任の先生や、特別支援の先生、場合によっては、巡回相談やスクールカウンセラーの先生に相談なさるなど、特別支援の制度をご利用になってやっていかれるとよろしいかと思います。 医療機関受診についても、その中でまた、改めてご相談になってはいかがでしょう。 以上、補足させていただきます。
- komo7220
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>勉強でも遊びでも『思うようにできない』→癇癪を起す→自傷行為(自分の頭や顔を本気で殴る・血が出るまで腕や足を掻き毟る) 「思う」という力(知識や理解等)が飛びぬけて優れていらっしゃる、それなのに実際の結果はついてこない(動作性の検査結果は普通の力)、中には普通よりも力が不足している項目もある(組み合わせ)から、イライラする~当然ですよね? 理解を深めるためにも学校のみに頼るのではなく医療機関を上手に利用なさると良いと思います。 相性の良い専門医を見出すのには時間が必要であり、加えて医師との信頼関係を築くのにも時間が必要ですから問題が大きくなりすぎるまえに医師とのパイプを作っておくことは大切です。 小学校の3~4年生は群れをつくって冒険をする時期です。 この時期には発達の凸凹が大きい方では対人関係でのトラブルが目立つことがあります。 高学年に向かうにつれて外面は落ち着きが出て大きな問題が目立たなくなることも多いのですが自己肯定感が健全に育成されていないと思春期以降(場合によっては就職後)に二次障害という形で表出することもあります。 このようなケースもあり得るという意味で、自身の特性を自覚しておくことが大切になります。 そして、成人して自立していくまでの長期の視野で考えた時に「いつ」本人に伝えるのか?という視点が必要になります。 そうすると、せっかく心理検査を受けたという今の時期を逃すのが勿体ないと思われます。 凸凹の特性を持って生まれたから思ったようにできないこともあるけれど、それは不幸ではないというメッセージを親御さんが発信し続けることが大切です。 また、発達障害傾向がある方では二次性徴期に分泌のアンバランスが起きやすく、トラブルが大きく成り易く若干の医薬品の手助けがある方が混乱期をスムーズに乗り越えることが容易になることも多々あります。 その時期になって医師を探しても初診までの待ち時間が数か月あったり、本人に精神科診療への抵抗感が出たりで適切な医療を速やかに受けることが困難な事例もあります。 せっかくの機会ですので、専門医の診療を一度は受けておかれてはいかがでしょうか? 特別に心配が無ければ半年に1回程度の診療という事も珍しくありませんし、カルテができていることで心配事が発生した時にはスムーズに医療を受けることができますので。
- vzb04330
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心理士です。 まずは、「診断」については、医師が行いますので、心理士や、学校の先生がそれを行うと越権行為となります(正確には、医師法違反)ので、診断名がお知りになりたいということであれば、やはり専門の医療機関を受診していただくことになります。 ただし、児童精神科の専門医は少ない現状にあり、予約はとても取りにくいと思いますので、ご承知おきください。 また、発達障害であるかどうかについても問題になっていますが、発達障害の診断をつけるときに、知能検査の結果は、必須ではありませんし、知能検査の結果から発達障害の診断をつけることは不可能です。 このサイトでも、よく勘違いして、知能検査を発達障害の検査と思っている方がありますが、DSM-IV-TR(DSMは、アメリカ精神医学会の診断基準で、発達障害の診断によく用いられます。最近、DSM-5に改訂されましたが、日本版はまだ出版されていません)では、学習障害(LD)では平均的な知能を持っていることが条件になっていますが、それ以外の発達障害については、知能の基準は含まれていません。 以上は、No.1の方が説明してくださったとおりです。 今回、受験された知能検査は、No.1の方のご指摘通り、WISC-III(ウィスク・スリー)の間違いと考えられます。 この点も、No.1の方のご指摘通りです。 なお、WISCは、すでにWISC-IV(ウィスク・フォー)という、新しいものが出版されています。 古い検査を使いますと、「フリン効果」が現れ、検査結果がどうしても甘くなります(IQや、群指数などが高く出る傾向があります)ので、新しいWISC-IVで再度、評価を受ける意味はあると思います。 ただし、半年~1年は間を空けた方が、学習効果など、知的発達に関連しない要因が影響することを最小限にできます。 さて今回「ご本人の得意な部分、苦手な部分が明確に分かって、今後支援の足がかりになった」というところを、親御さんとしては、十分にご理解になり、とくに得意な部分、長所を今後の学習に十分活かして行っていただくことが大切となります。 苦手な部分(といっても平均的な能力はお持ちなのですが、お子様の個人内差としては、このように表現します)は、得意な部分や長所でカバーしたり、余計な負担をかけないで済むようになさってください。 検査結果につきましては、「言語性検査平均」「動作性検査平均」「全検査平均」と書いていらっしゃるのは、「言語性IQ(知能指数)」「動作性IQ」「全検査IQ」の誤りです。 IQ(知能指数)は、お子様の場合、8歳児のグループで、平均的な成績を取ったときに、IQ=100となるようつくられた「相対的な指標」です。 IQ=90~109が「平均」、IQ=110~119は「平均の上」、IQ=120~129は「高い」と評価されます。 言語理解から処理速度までの4つの指標は、群指数と呼ばれ、IQよりもやや細かい、具体的な認知的能力を示しています。 数値としては、IQと同じ仕組みです。 また、知識~数唱は、言語性の下位検査、絵画完成~記号探しは動作性の下位検査です。 下位検査は、平均的な成績が10になるようつくられた、やはり相対的な数値です。 言語性IQは、言語性下位検査の成績をまとめて求められ、動作性IQは動作性下位検査の成績をまとめています。 これら全体をまとめ、お子様の全体的な知能の高さを表しているのが、全検査IQです。 お子様の全検査IQは、111と測定誤差を考えても、「平均」~「平均の上」の高さにあります(本来は、測定誤差についても触れる必要がありますが、煩雑になりますので、ここの説明では割愛します)。 ただし、言語性IQ=125(「高い」と評価されます)と、動作性IQ=93(「平均」と評価)との間には、統計的な有意差(数値上差があっても、本当の意味で差がある訳ではなく、統計的に意味のある差=有意差があったときに差があるとお考えください)が認められます。 どちらも、平均以上の知能をお持ちであることを示しているのですが、認知能力としては、バランスが悪いことを示しています。 そのために、お子様が学習や、日常生活の上で困ることをもたらしているかも知れません。 なお、言語性IQは、言語理解能力や、言語的思考力、言語表現能力を示します。 動作性IQは、空間認知能力、非言語的な情報の理解能力、非言語的な思考力、視覚-運動協応能力(手先、指先の器用さなど)を示します。 言語性IQと動作性IQとの間に有意差が認められましたので、全検査IQは、一つの目安という程度で見ていただく必要があります。 また、以上のことからも、群指数でお子様の認知能力について、詳しくみる必要性も高まります。 群指数は、それぞれ次のような認知能力を示しています。 ・言語理解……言語意味の理解、言語的知識、言語的な思考・推理、言語表現などの能力(知識、類似、単語、理解) ・知覚統合……視覚的情報の処理、視覚-運動能力、非言語的な思考・推理などの能力(絵画完成、絵画配列、積木模様、組合せ) ・注意記憶……注意の集中や、聴覚的な短期記憶の大きさ、聴覚的短期記憶に保存した情報を使った情報処理など能力(算数、数唱) ・処理速度……視覚的な短期記憶、視覚的情報の記号化、心理的作業の速さなどの能力(符号、記号探し) ここで一つ、検査をしてくださった先生にご確認いただきたい点があります。 私が確認したところでは、言語理解は127、処理速度は97になるはずです。 したがって、それぞれ、次のように考えられます。 まず言語理解能力は、127と非常に高く、言語的な能力は高いものをお持ちですし、知覚統合や、注意記憶、処理速度よりも有意に高くなっていました。 次いで、注意記憶が、106と高くなっていました。 ただし、得点からいって、集団の中では「平均」~「平均の上」に相当する能力です。 3番目は、処理速度の97、4番目は、知覚統合の93でした。 これらの2つの能力は、「平均」~「平均の下」の水準にあると考えられました。 これらの3つでは、注意記憶が知覚統合よりも有意に高かった以外は、有意差は認められませんでした。 すなわち、群指数という認知能力から見ますと、お子様は、言語理解の能力が群を抜いて高いのですが、他は「平均」的か、測定誤差まで考えますと、「平均の下」あたりにあると考えられます。 つまり、群指数から見たとき、お子様の認知的能力は、平均前後以上の能力をお持ちなのですが、言語理解のように、飛び抜けて高い能力が見られ、バランスの悪さがあるということになります。 4つの群指数ともに、平均の能力はありますから、問題がないと思われるかも知れませんが、4つの認知能力のバランスという点では、バランスが取れていませんので、そのために、学習や、日常生活、社会生活の上で何かお困りのことにつながっている可能性が考えられるということです。 もし、具体的にこういうお困りのことがあるとしたら、それは支援が必要な点と考えられるのです。 学校からは具体的なお話がなかったようですが、知能検査をお受けになったということは、一般的に考えて、学業成績で、得手・不得手の差がかなりあるとか、日常生活でお困りのことがある、対人関係、友人関係などでうまく行かないことがある、あるいは、これまでの生育歴で発達障害を伺わせるな特徴があった(1歳半、3歳などの検診でチェックされたなど)、ということが考えられます。 もしそうであれば、これらの点について、学校の担任の先生と、特別支援教育のコーディネーターの先生、あるいは教頭先生なども交えてお話を一度、なさることをお勧めします。 その上で必要となれば、医療機関を受診なさってはいかがでしょう。 以上、長々と、またまとまりませんが、ご参考までに。
- suzuko
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支援学校教員です。 >8歳の男児の母です >12月にWAIS-IIIを学校で受けました WISC-IIIの間違いでしょうか? WAISは「成人」対象ですので… http://www.nichibun.co.jp/kobetsu/kensa/wais3.html 細かな数値については「心理士」ではないのでわかりませんが、その数値が正しいとして「93」は「平均」で「125」は「優れている」になるそうです。 ただ、どちらの差も「32」とかなり大きいのが気になる点です。 >医学的な診断はできません 診断できるのは「精神科医」だけです。臨床心理士は「検査」を行い、アドバイスをするだけですので、お子さんの場合でなくても、みなさん、そう言います。また「学校で行った」のならば、検査実施者は「学校心理士」かもしれません。この場合も、臨床心理士と同じで診断はできません。 >病名を付けたければ病院で再度検査してくださいと言われました。 う~ん。ただ、この検査だけでは「病名」としてはつかないのではないでしょうか? 当然「療育手帳」の所得は「よっぽど日常生活で困っている」状態でなければ、無理でしょう。 「多動」「注意力がない」など「日常生活で困っている」状態ならば、病院に行くのはいいことだと思います。(「病名」をつけるためではなく、その子の「しんどさ」を薬などで軽減するためです) >支援が必要という事は何かしらの障がいがあると考えていいのか え~と「ギフテット」ってご存知ですか? または、HSPと言うのは? http://maisou178.at.webry.info/ どちらも、まだ日本ではメジャーではありませんが、「天才児教育」を行っているアメリカなどではすでに取り組まれている物です。 あまりにも「周囲と学力に差がある」場合、本人の「精神的な成長」が健やかでないことがあります。 そう言った意味で、アメリカでは「天才」も「特別支援教育」の対象としています。 日本では、ほぼ「ほっておかれる」のですが、いい学校のいい先生に当たったのですね。 また、「言語理解」と「知覚統合」が「35」と差が「激しい」為、「どうしてそんなにわかっているのにこれができないの?」といわれのない「怠けもの」のレッテル貼りは今後、避けれるでしょう。 そう言う意味で「支援」と言われたのだと思います。 ちなみに >病院で再度検査してくださいと WISCの検査は「正しく測定する」為には、1年以上、間隔をあけなければなりません。 ご参考までに。
お礼
ご指摘いただきました通りWISC-IIIの間違いでした ご指摘ありがとうございます。 息子の良い部分を伸ばし 苦手な部分を少しでも軽減できるよう 学校とよく話し合いながら接して行こうと思います 勉強でも遊びでも『思うようにできない』→癇癪を起す→自傷行為(自分の頭や顔を本気で殴る・血が出るまで腕や足を掻き毟る) という行動に出るのでずっと不安に思っていました 息子としっかり向き合って行きます 丁寧な説明ありがとうございました。
お礼
間違いのご指摘と丁寧な回答ありがとうございます お礼が遅くなりすみません。 昨日学校の方から特別学級の先生と担任の先生と私と3人で話をする場を作りますと連絡があり行ってまいりました。 先生方は特徴をよく理解し接して行けば問題ないでしょうとの見解でした 実際に2週間ほど前に鬼ごっこの最中仲良しの女の子がズルをしたのに激昂し 叫びながら何度も何度もその子の足を蹴って大騒動になったことがありました。 幸い女の子にけがはありませんでしたが、相当怖い思いをさせて心の傷になったのではと思っています 息子と一緒に自宅までお詫びに行きました。 そのほかにも授業中や休み時間、給食当番の時など『上手くできない』場面に遭遇すると 本人の言葉を借りると『暴走』してしまうとのことで 家でも小さいころからそういう事は日常茶飯事で 家でしたら私がどんなに時間がかかっても気持ちの切り替えや話の聞き取りをして 息子の気持ちを理解し落ち着かせることが出来るのですが 学校で担任の先生にそこまでの事を求めるのは無理だと思うので・・・ 私が不安に思う事は昨日の話し合いの時にある程度は話せたと思います 医療機関を受診するか否かについては 「実際に息子さんを日々サポートしていくのは私達ですからね!」と言われ。。。 暗に意味がない事だと言われたような気分で まだ迷っています。 私が住む町には専門医は一名しかおらず 内科小児科も一緒に診ている病院なので インフルエンザが落ち着いてから 一度相談に行ってみようかなぁと考えちゅです。 ありがとうございました。