emikichiさん、詳しい補足を有難うございました。
緊急の用事で長崎まで行っておりましたが、
只今帰って参りましたので、これでゆっくりemikichiさんへの
返事が書けるようになりました。
向こうの中華街で昼食に長崎チャンポンを食べてきましたが、
長崎チャンポンにもいろいろあるようです。
「日頃の行いは良いはずだ」とひとり合点していたのですが、
今回私の食したチャンポンは、「ハズレ」でした。(T-T)
では・・・
最初に少々不謹慎なことを全くの冗談で書きますから
一緒に笑ってくださいね、emikichiさん。
emikichiさんの彼の両親のようなタイプの人は
世の中にいてほしいものです。
やっぱり何て言うか、笑えるし、面白いし…。
自分は息子の記念日になんにもやらないクセに、
自分の記念日にはプレゼントを要求する父親…
やっぱりこれは笑えますよ、面白いお父様です。
でも、こんな人が自分の近くにいたらやはり少々慌てます。
まして身内となれば慌てるぐらいでは済みませんね。
「こんのやろ~」となるでしょう(笑)。・・・
と、まぁ、ここまでは上方漫才のようなノリでの
全くの冗談です。一緒に笑ってくれました? (^_^;)
さて問題点はひとつひとつ整理しながら考えることで、
よりよい、分かり易い結論が導き出せると思いますので、
少し長くなるかもしれませんが、
《乗りかかった船》と思って(諦めて?(^_^;))
この長ったらしい文章にお付き合いください。
まず彼のご両親ですが、母親の方はかなり
ざっくばらんで気さくなご性格のようですね。
あなたのご文章を読む限りでは、
若い頃から自分の好きなことばかりしてロクに貯金もしてこなかったような、
言ってみれば《計画性のない生活》を送ってこられた、とそういういうことなのですね。
そういうお母様に対し「あまり援助はしたくない」と…。
そうですよね、これは人情です。
「アリとキリギリス」の話ではありませんが、
好き放題におもしろおかしく暮らしている(暮らしてきた)人に
貯えがないから(なくなったから)と言って
辛抱して生活している(生活してきた)人が
援助などする必要はありません。
世の中にありがちなパターンですが、
傍から見ていて、「なんじゃそりゃ」と思います。
ですが、emikichiさんの彼の言うとおり、
>少しの金額(2~3万)ぐらいやったら苦しかったら、
>やっぱり親やから貸してといわれたら貸す=あげる。
>もちろんお前の両親も苦しかったら貸したり=あげてもいいよ。
>と言っていました。
となるのは、これまた親子の《自然の情》だし、
またお若いのによくできた人だと思います。
ホントに優しい性格をしていらっしゃるようですね。
冗談ではなく、この辺りは涙なくしては読めないぐらいです。
で、あなたのご心配は「自分たちにも生活があるし、
これから子供ができれば生活(経済的な面で)もまた大変になるのに、
そんなに親にあげる余裕なんて…」ということですよね。
そういうご不安を抱かれて当然でしょう。そんなに腐るほどのお金が
あるわけではないのですからね。
そして、そういうあなたの不安を煽るかのように
>お父さんが死んだら子供達に毎月少しずつたすけてもらうかも?
とお母様が仰ってるのですね。
でも、この言葉はよく味わう必要があります。
確かに「経済的に少し助けてね」というメッセージを含んでいることは
間違いないのですが、果たしてそれだけですか?
お母様は今60歳ということでしたね。
今の世の中ではまだまだ若いと言えるでしょうが、
それでも「老後」を意識するのには充分な年齢です。
日1日と年を取っていくご自分を意識され、
《多少の不安な思い》を抱かれているのです。
経済的にゆとりがないとは言え、ご主人の収入は35万。
それがなくなる上に家のローンがあと20年…。
このような状況の中で不安にならない人はいません。
お母様はあなた方の経済状況を知らないわけではありませんね。
重々ご承知の上でそうしたことを口にされてるわけです。
じゃあその時、どうしてemikichiさんが、
「大丈夫、お母さん。私と彼とでできるだけのことはするから
心配しないでね」と一言声をかけてあげることが
できなかったのでしょうか(少々説教染みてきてますが、
少し辛抱して、読み苦しいところは読み飛ばしてください(^_^;))。
お母様は経済的援助よりも(確かにこれもあるには違いないのです)
《息子夫婦の精神的支え》が欲しいのではないかと考えるのです。
文面を読む限りではあまり仲のよくないようなご夫婦のようにも
思えますが、百歩譲って仮にそうではあっても、
ご主人に先立たれることへの淋しさ、悲しさ、戸惑い、不安…。
それはお母様の立場でないと分からないことです。
その思いを、お嫁さんになるあなたがしっかり受け止め、
理解してあげないと、お母様はひとり《孤独地獄》
に沈んでしまうことになります。
経済面もさることながら(というより、これはさておいても)
先ずは精神面でお母様を支えてあげようと考えては頂けないでしょうか。
確かに60歳ということですから、まだまだ心も体もお元気でしょう。
周りがいたわってあげたくなるほどの、
可愛げのある言動をされないかもしれない。
ですが、お母様は確実にご主人に先立たれ、
《可愛い息子》をあなたに取られ(^_^;)、
《息子の次に可愛い》娘(^_^;)も早晩家を出て行きます。
そして経済的不安を抱えながら、自分は年を取って行くばかり…。
こういうことを想像して《気落ち》することがないとは限りません。
どうかemikichiさん、
あなたがお母様の精神的支えになってあげてください。
そして「お父さんが死んだら子供達に毎月少しずつたすけてもらうかも?」
と言われたら、「いいですよっ! でも、お母さんに孫ができたら
その分取り返しますからねっ。覚悟しといてください!」と言い返して
お母様と笑い合ってくれませんか。
あなた方に経済的ゆとりのないことは(若いのだから当たり前です)
お母様だって《百も承知》です。ならば、優しい彼の仰るように、
>少しの金額(2~3万)ぐらいやったら苦しかったら、
>やっぱり親やから貸してといわれたら貸す=あげる
ぐらいの気持ちを持って、お母様にお接しになっては如何でしょうか。
まことに失礼ながら、あなたの抱かれているご心配やご不安、
そして焦燥感がemikichiさんのご表情に表れていないでしょうか。
いつも笑顔を心がけてお母様にお接しになっていらっしゃるでしょうか。
そうした感情(特に焦燥感)はうっかりすると
つい表情に出てしまいやすいものなのです。
まして、emikichiさんのように若いお嬢さんなら尚更です。
私のこのような心配が杞憂に過ぎないことを祈ります。
次に困った困ったお父様(^_^;)の件ですが、
お父様はご自分が「早晩肝臓癌で死ぬ」ということをご存知なのでしょうか。
「保険にも入れない」ということなので、「ひょっとするとご存知なのかな」
とも思いますが、この辺りはどうなんでしょう?
まぁご存知だとすれば私もドキドキしますが、
「知らない」ということでここでは話を進めます。
お母様とは13歳の年の差がありますね。
どうでしょう、確かに一家の大黒柱には違いないのですが、
果たして精神的な面で「一家の大黒柱」として
《家族の精神的支柱》であり続けて来られたのでしょうか。
emikichiさんの文面から想像する限り、
どうもそうではないような気が致します(^_^;)。
「自分の記念日にはプレゼントを要求するくせに、
息子の記念日には何も贈らない」というのはホントに笑えますが、
笑っちゃいけない(^_^;)。
これはかなり精神的に幼さを残してしまっています。
「お小遣いが少ないと機嫌が悪くなる」
というのも噴き出しちゃいますが、
噴き出しちゃいけない(^_^;)。
これはかなり重症の「お坊ちゃま」クンです。
如何でしょう、ご両親の精神的関係は?
普通に考えてもさすがに13歳も年が離れていると、
男は女に甘えようとしてしまいます(ウ~ン、仕方ない…かな? (^_^;))。
勿論そうとばかりは言い切れない《タフガイ》も世の中にはたくさんいますが、
彼のお父様はどうもその《タフガイ》の一員ではないような気がします…(^_^;)。
だから、あなたのお父様に対するご憤慨はいちいちご尤もなのですが、
ここはひとつそういう父親だと諦めて
お付き合いになる以外ないのではないでしょうか。
お母様がお父様を甘やかしてきた嫌いが多分にある。
従ってお父様は精神的に《ひとりの自立した男》、
《一家の主》になりきれていない部分があるようです。
もっと言いますと、
お父様はご自分の言動が一般社会常識から眺めて
「如何に珍妙なるか」さえ自覚していらっしゃらないご様子です。
少なくともemikichiさんのご文章からはそう読み取るしかないようです。
お父様に《精神的自立》を促しても、もう47歳では
手遅れの可能性もあります(決して不可能だとは申しませんが… (^_^;))。
《大きな子供》というのはその《無自覚》性ゆえに実に厄介なのですが、
これはお母様にもいくらかの責任はあるかもしれません。
でも今更それを問い詰めたってどうしようもありませんからね。(^_^;)
そもそも《13歳年下》という物理的に大きな壁が存在していたわけですし、
この壁は余程のタフガイでも乗り越えにくい…(^_^;)。
emikichiさん、ならばこちらが《大人》になりませんか。
「もう、しようがないわねえ~、お父さんたら」と開き直りましょうよ。
父親の我が儘がemikichiさん宅の家計を圧迫するのであれば深刻な問題に
発展しますので、必要以上にお小遣いを請求される時には
こう言ってやってください。
「お父さんっ、私たちの家に金のなる木はないんですからねっ!!
あんまりたくさんお小遣いを欲しがらないで下さいねっ!!」
多少きつく言っても構いませんよ。(^o^)
《ヘソを曲げて機嫌が悪くなる》ことは避けられませんが、
いいのです、ほうっておけば。(笑)
勿論そうは言っても「父親」は「父親」なのですから、
最低限できる範囲のことはしてあげてください。
その上で必要以上に要求してきたらピシャリと言ってあげましょう。
「もうこれ以上はできません!!
私達に『飢えて死ね』と仰るのですか!」って。(笑)
でもそれはそれでホントに構いませんから、
あとは少しいたわってあげてくださいね。
ご病気で亡くなる恐れがあると聞くとかなり胸が痛みます。
ほんとにできるだけのことはして差し上げてください。
でもそうすることであんまり図に乗ってくるようなら
またピシャリと…(笑)
それでは最後に総まとめをば…。
emikichiさん、ここに書きこまれた多くの方が言ってらっしゃるように、
「結婚生活」は《現実》ですから、
本当に様々な苦労が降りかかってくるでしょうし、
それ相応の覚悟は必要でしょう。
「同棲」から「結婚」への移行は案外自然の流れのようでも、
実態は大きく変化してきます。
そんな中で一番大きいのは「責任」でしょうね。
《一家の主婦》となるのですから、
やはり今までのようにはいきません。毎日食事も作ってくださいね(^_^;)。
あなたのお作りになる滋養溢れる食事を取り込んで、
彼はますます健康で元気になって、
あなたや、あなたのご両親や、彼のご両親を守るべく、
額に汗して働いてくれるでしょう。
本当にいい伴侶を得られましたね。大切にしてあげてください。
>いずれ私達にも子供ができて生活が今より苦しくなることを
>想像しているとイライラします。
お気持ちは分かりますが、だめですよぉ~、
《取り越し苦労》だけでイライラなさっちゃ…。
ね、子供ができればできた時でまた状況も変わってくるかもしれません。
生活だって確かに《今より苦しくなる》かもしれませんが、
それは先のことです。
そんなことばかり考えてイライラしていてはあなた方の赤ちゃんだって
この世の中に出てきにくいかもしれませんよぉ~っ。
ね。今は今の苦労だけで充分ではないですか。
そして目の前にある「今の幸せ」を思い、
「今の人生」を楽しむ《心のゆとり》を持ちましょうよ。
いいですか、確かに予測できる《確実な未来》もありますが、
それでも、必ずしもそうなるとは限っていないのですよ。
ならばそれを先取りして悲しんだり不安になったり、
結果イライラしたりするのは私に言わせれば《愚の骨頂》です。
「健やかな赤ちゃんを授かるため」にも、あなたが心を落ち着かせ、
今の幸せをかみしめて、穏やかな気持ちのお母さんでいてください。
それだけは、赤ちゃんのためにも、
私からもくれぐれもお願いしておきます。m(__)m
人生、お金は大切です。とってもとっても大切です。
多ければ多くあるほどいいに決まっています。
でも自分の望むほどにはたくさんのお金が入ってきません。
だからそれを私たちは大切に使おうとします。
将来の《万が一》に備えて貯金もします。
贅沢をしたくてもそれを我慢して将来に備えます。
またemikichiさんのご両親がそうであられたように
多くの親は自分の子供の将来のために浪費を抑え、貯金をします。
自分たちはボロをまとってもでも、子供たちのためにと、
涙ぐましい貯蓄をします。
それがお分かりなるからこそemikichiさんはご自分のご両親を
《優先的に助けたい》と思っていらっしゃるのでしょうし、
それはそれで本当に優しいあなたのお気持ちです。
私もあなたのような娘がいたら泣いて喜ぶでしょう。
その思いを忘れることなく、いつまでもご両親を大切になさってくださいね。
そしてあなたがそう思われるのと同じぐらいの深さで、
彼もまたご自分のご両親に対してそういう思いを持たれていると思います。
確かに口ではだらしない(?…(^_^;))両親の悪口を言うかもしれませんが、
男の子は皆そうです。照れ臭いのです。
(ビートたけしさんなんかも口を極めて両親を罵っていましたが、
実態は違っていましたものね。ホントに深くご両親を慕っていました。)
ですから、彼の両親に対する悪口は聞き流してください。
勿論世の中には《様々なる親子像》があって、
確かに憎み合っているような親子もいます。
まことに申し訳ないが、
《大切にするに値しない親》というのは確かに存在している。
親を殺すような子もいれば、子を殺すような親もいる。
悲しいけれどそれは《現実》です。
でも、あなたも彼も、そして私も、
そういう《子供》や《親》じゃなくって本当に仕合せでしたね。
私はあなたの置かれている《厳しい現実》を無視して
ここまで少々《理想論》を語リ過ぎてきたかもしれません。
でも、ひとつの物事、現象でも《いろんな物の見方》があるし、
逆に《厳しい現実》であるがゆえに、それを笑い飛ばすぐらいの
物の考え方、心構えがあっていいのではないかと思うのです。
この書き込みが現実に何らあなたのお役に立てなかったとしても、
それでもこういう物の見方、心の構え方もあるのかと
知っていただけるだけで、私はここまで書いてきてよかったと思います
(それすらなかったらどーしまひょ(^_^;)。その時はm(__)m…)
まだ私も何か書き足りないような気がしていますが、
仮に私が全くemikichiさんの提起した問題点の本質を外した回答を寄せてしまった
とすれば、ここまで付き合わせてしまったことと併せて
心より深くお詫びいたします。
でも、私のアドバイスがemikichiさんの、何らかのヒントになったとすれば
ここまで書き込んできた甲斐もあろうというものです。
そろそろ筆を置きます(筆を置く?)が、最後に改めて、
>私の両親、兄弟が「結婚したら、苦労するで」と言われます。
>みなさんはどう思われますか?
という、あなたのご質問にお答えして終わります。
はい、そのとおりだろうと私も思います。ですからemikichiさんが
何の不安も抱えないでの、安心できる《結婚》を望まれるのでしたら、
これは皮肉で言うのではなく、今回の結婚は諦められた方がよいと思います。
あなたにそのようなご心配やご不安を与えないであろうと思われる男性は
この世の中にたくさんいて、あなたの年齢と美貌(あ、済みません、
これは私、知らないんでした。(^_^;))を考えるなら、
今後そういう男性たちと巡り合えるチャンスは
いくらでもあると予想されるからです。
また、このご心配に関しましてはsocさんが
的を射た素晴らしいご回答を寄せられています。
また他にも素晴らしいご回答・アドバイスを
皆さんお寄せになっていらっしゃいますので
全てを熟読玩味なさってemikichiさんのご方針をお立てになってください。
今回の私のアドバイスは前回の私のアドバイスと
併せて読んで頂ければ幸いに存じます。
同一人物の書いた文章なので(^_^;)併せお読み頂くことによって、
その趣旨がより一層明確になるだろうと愚考するからです。
それから、emikichiさんたら、いきなり
>それでは。まさとしさん(^-^)/~ また・・・
だなんて、私、どきりとしてしまうじゃーないですか。(^_^;)
自分でも「まずいハンドル・ネームをつけてしまった」と
後悔、反省しているのに、いきなり本名で呼ばれたりすると
ホントにあせっちゃいます。(笑)(←多少引きつってる…)
masatoshi-mも、まぁ似たようなものだと言われればそれまでなのですが
まだいくらか…(って、やっぱりあんまり変わらないか(^_^;))
それではemikichiさん、どうぞお幸せに。(*^_^*)
またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。 (^.^)/~~~
お礼
日曜日姉の結婚式に行ってきました。帝国ホテルでした。私は「私はこんな結婚式は 挙げれない」と思い、でも頑張るぞ!と思い家に帰ってきました。(^ー^) 文章の長さにビックリ!してしまいました。本当にありがとうございました。かなりの時間を使っていただいて、本と申し訳ないの一言です。まさとしさん(また(◎-◎;)ドキッ!!っとしてくださいね(⌒o⌒) )が書いてくれた文章をゆっくりと読ましていただきました。まず彼母なんですが、何度も聞かされた言葉があります。「お父さん死ぬんやったら早く死んだらいいねん!死んでも涙なんか出-へんわ!」といつも言っています(真剣に)あと「離婚したい」とか一千万でもあれば速攻離婚する!とか、こないだも離婚!!離婚!!という話がきてすぐに彼実家に行って話し合いもしたところです。ですから悲しみなど一つもないみたいですよ!大嫌いらしいです。すべては娘のためらしいのです。 まさとしさんのお話を聞き、納得のいくお話ばかりでした。私、今を大切に生きていきます。先の事はあまり考えないようにして。今を楽しみます。話は変わりますがまさとしさんって回答の数すごいですね。一人一人分かりやすく丁寧に書かれて いますね。何でも色んな事に詳しい方だと尊敬します。ところでどうやって私達が会えるのかが疑問でした(・_・)......ン?(ここでって事かな?)また悩んだらここにきます。そのときまた私の質問に回答してもらえる事(ここで会える)を楽しみにしております。本当に本当にありがとうございました。感謝いたします。