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暖房

メインの暖房として、エアコンにするか、ファンヒーターにするか迷っています。 新しいエアコンならエアコンのほうが安上がりだと思いますが、製造が2003年製です。 この頃のエアコンの場合はどうでしょうか? 賃貸で、エアコンは備え付けのもので、簡単には入れ替えができない状況です。

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  • lions-123
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回答No.1

>メインの暖房として、エアコンにするか、ファンヒーターにするか迷っています。 新しいエアコンならエアコンのほうが安上がりだと思いますが、製造が2003年製です。 この頃のエアコンの場合はどうでしょうか?        ↓ 消費電力または光熱費(効率)の面でお薦めの暖房器具とのことですが・・・ ご存じのことだと思いますが、一応の基本・前提条件を述べておきます。 「省エネタイプのエアコンへの買い替えが望ましく、既設エアコンで快適性や効率で不十分の場合は、コンビニ的な暖房[必要な時に必要分だけのチョット暖)としてセラミックファンヒーターか家具調こたつの併用をお薦めいたします。」 それは、 暖房機には種類が多いこと。 電気暖房機の消費電力は→エアコン以外、若干の力率や熱ロスを除き、エネルギー消費効率(COP)が1.0ですから、結局は暖房能力に比例します。 さらに、石油やガスのファンヒーター(以下FHと略記)の場合には、熱ロスと換気による室温ダウンの問題、さらに冷房除湿機能がない点も年間を通しての快適環境つくりや一年間の光熱費(ランニングコスト)や機器&工事費用(イニシャルコスト)も冷房除湿機器の購入や光熱費の差額を考慮するとエアコンが光熱費・快適性において勝ります。 ※COP=出力(暖房能力:w)/消費電力(w) ※現在の超省エネエアコンはCOPが、約3~6ありますので、簡単にいえば同じ暖房の仕事量に対しては電気代が1/3~1/6で済む省エネ商品です。→尚、2003年製で商品のグレードによっては、COPが2~2.5程度の廉価型商品もあります。 つまり、電気代=消費電力kw×使用時間h×23円(kwh当たりの平均的な家庭での単価)になります。 従って、多少の暖房感の違いはあるが、省エネは同じ暖房負荷に対しては使用時間によって決まり、設定温度や運転モードを省エネにするには、お部屋の断熱構造と加湿器やシーリングファン等の活用による体感温度への配慮が補完する場合のキーポイントになります。 そこで、 ~前提としての暖房機選びの概要~ <余計なお世話の場合はスルーください> ◇熱源 電気・ガス(都市ガス・LPG)・石油・その他(薪・練炭他)、但し電気や都市ガス以外の熱源は燃料供給や保管の問題に留意 ※熱源と光熱費の大雑把な関係 石油<都市ガス<電気・LPG 但し、エアコン暖房はヒートポンプ(空気熱回収)とインバーター制御&高効率熱交換器により、暖房時、実際には石油機器の約1/3程度の光熱費となり経済性も高い。 ◇熱伝導の方式・仕組み 対流: 暖められた空気が上昇し、冷たい風が下部に潜り込む事で、部屋の空気が攪拌を繰り返して徐々に暖まる。 この時に、自然に空気の温度による比重差で対流する自然対流式と、送風ファンで強制的に対流を起し、スピードや温風の到達距離を長くする強制式対流に区分される。 *ストーブ・オイルヒーター<自然対流> 送風音なし・温風の吹かれ感なしは良いが、部屋全体の暖房には時間が掛かり機器の付近と他の場所の温度差が出易い。 *ファンヒーター・エアコン<強制対流> 送風でスピード暖房・送風音や温風の吹かれ感が嫌われる事もある。 輻射(反射): 暖められた発熱体から、近赤外線や遠赤外線が発生し、身体の皮膚や温点を刺激して暖かさを感じる。 基本的に無音・無風と成る。 パネルヒーター・遠赤輻射ヒーター 伝導: 発熱体に直接に接触して熱を伝えるので無音・無風で快適だが、部屋全体とか接触面以外には暖感が伝わり難い。 電気カーペット・床暖房・電気毛布・電気アンカ・湯たんぽ ◇暖房目的 主(メイン)暖房: お部屋の温度を快適にする為の能力を持つ暖房・長時間且つ大能力となりますので光熱費・効率が重視される。 副(サブ)暖房: 主暖房と組み合わせ(併用・又は主暖房で暖まった状態のキープ)て使用。 単独ではお部屋を適温にする能力は無い。 メイン機器に比べると、補完&相乗効果なので、快適性とか暖感を重視 パーソナル・局所暖房: 特定の場所、人を暖める。 その人の感性・TPOで選択の基準・優先順位は変わる。 ◇暖房機(暖め方)へのコダワリ 暖房能力・ランニングコスト(維持費)・イニシャルコスト(機器&設置費用)・暖感(無風・無音・乾燥)・モバイル性・燃料供給の手間・デザインetc そこで、ご質問の件ですが・・・ 1.お部屋には、メイン暖房機としては・・・ 超省エネエアコンへの更新(買い替え)が、快適性・スピード・省エネ性(光熱費の有利さ)・付加機能より(商品により、加湿・換気・衣類乾燥・結露予防・冷房・除湿他)お薦めです。 もしも、エアコンの更新が無理な場合は、既設のエアコンのグレードの問題を確認し(COP年間消費電力量とか電気代の目安を取説・仕様銘板並びにメーカーのお客様相談室にて調査相談)、そのエアコンの不十分な能力や操作性&快適性や省エネ性を補完する補助的な暖房器具:石油ストーブ・セラミックFH・電気カーペット・家具調こたつ等の組み合わせや使い分けをファッションを選ぶように暖房コーディネートを検討する。 2.使用時間が少ない場合は・・・ 必要な時だけ暖めるには、スピード暖房と身体に近寄せられるモバイル性・設置工事の不要から、石油ストーブや石油&ガスFH,セラミックFHが、ご希望に向いていると思います。 極端に、短時間だったり、省エネを追求するなら・・・ 暖かセーターや丹前を1枚余分に着る。 <家具調こたつ>に、少し大きめの毛布&布団をして、こたつ内の電気ヒーターはこたつ内の温度アップにだけ使用、一旦温まったら後は湯たんぽを利用すると安全と省エネになります。 3.さらに、省エネへの配慮としては・・・ 加湿器の併用(湿度10%で体感的には1℃アップ)、天井付近への暖気たまりに扇風機でのサーキュレーション効果を出し、快適性と省エネの両面から改善を図る。 4.それ以外にも・・・ 住まいの構造や暮らし方の工夫でも省エネを図る。 内・外断熱の住宅構造、既存のお部屋でも窓や間仕切りの隙間への断熱パッキン、サッシ等へのエアパッキンとかプチプチを貼る、厚手のカーテンを使用する事で暖房負荷&熱ロスは変わります。 当然、夜間はシャッターや雨戸等の確実な開閉、外気の影響を減少させる対策・暖房運転のパワー調節や使用時間の短縮が有効です。 以上、長々と申し上げましたが、室外と室内の断熱性の向上や換気による熱ロスの防止、暖感のアップへの加湿や他の暖房機との適材適所の使い分けが暖房機選び&上手な使い方のポイントです。 ygc322 様におかれましては、皆様からの情報・アイデア・アドバイスを参考にされ、多くの暖房機の中から、快適で健康的な、さらに賢い省エネ機器を探され、満足感のあるホットライフを実現されますよう、心より祈念申し上げております。

ygc322
質問者

お礼

とても丁寧な回答をいただきありがとうございます。 まずファンヒータを使い、少し温まったらエアコンというハイブリッド暖房?でやってみます。 サーキュレーターや加湿器も考えてみます。

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