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痙攣予防の薬の服用について
クモ膜下出血の術後デパゲンRを服用しています。 現在術後10ヶ月なのですが、主治医は、薬の服用は1年間というのにすごくこだわっていらっしゃるようなのですが、絶対に1年間服用しなければならないものなのでしょうか?私は出血量も少なく、17日間で退院することもでき、その後一度も痙攣発作等も起こすことなく普通に(というより完全に)もとの生活に戻れています。 あと、薬の服用をやめる場合ですが、 1.徐々に量を減らす。 2.急に服用を止める。 など方法はいくつかあると思うのですが、私の場合2だと言われています。これにも少々不安があるのですが、一般的な方法なのでしょうか? 自分ではもう随分前から完全に治っていると思っていますし、薬を飲み忘れても何も変化はありません。不必要なら早く止めて、病気のことはわすれてしまいたいのですが・・・ご意見よろしくお願いします。
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- shi-no
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こんばんは. 回答です. ・絶対に服用しなければならない. ・急に服用を止めても良い. まず期間ですが,一年というのは短いほうで あると存じます.術後一度も 起してないので短めにしたのでしょうか. なぜこれ程までに恐れるかというと, 痙攣発作が一度おこすとくせなるからです. それまでの薬の量では予防しきれなくなります. また痙攣重積という状態に移行すると いかなる薬でも治りにくくなり,命にも関わります. また飲み忘れて痙攣が起きなかったからといって 薬が効いていないとは言えません.それは デパケンがゆっくりと代謝される薬だからです. 人によっても違いますが,一日飲み忘れても 体の中には半分くらい残っているでしょう. また中止の仕方ですが,痙攣発作を何度か起している 患者さんであれば徐々に薬を減らす様にします. QPIEさんの場合は術後一度も起してないこと, QPIEさんが服用を中止したがっていることを受けて 急に止めることにしたのでしょう. 外来で減らすと更に半年ほど伸びるでしょうから. 病気のことを忘れてしまいたいということも あるでしょうが,折角くも膜下出血 (1/3の方は亡くなる病気です)から 復帰なさった体です. どうかもう少しだけ労わって上げて下さい.
- mistertuchii
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1年というのはあくまで目安だと思います。医療は今までの治療した経験とそれらのデータに基づいた実績・論文などから治療のマニュアルがでているものと考えてください。デパケンはケイレンを予防するのに使用する薬です。今症状がないということだけでは、あくまでデパケンが効いているから症状がないのか・デパケンがなくても症状が出ないのかは判断できません。薬をやめる時こそ注意が必要です。1年で止めると言うことはおそらく1年程度で止めるのが、痙攣を起こす確率と薬を飲み続けることの不都合(通院・医療費・副作用など)のバランスを考えてのことではないでしょうか。 さてデパケンの特徴ですが、効果を出すには有効血中濃度というものがあります。つまり少ない量を飲む事自体・有効血中濃度に満たない飲み方となるわけで、少ない量を飲むことは飲んでいない状態と変わりない(効かない)と判断されます。効かない薬は副作用のみ気になるだけです。薬の特徴を考えると止めるならさっと止めてその時にケイレンなどがないかを注意してもらうのが一番よいかと思います。 そう考えると薬を飲み忘れるというのは実は危険だったりします。飲むなら注意してしっかり飲んでください。(残念ながら逆は成り立ちません。つまり薬を飲んでなかった時にケイレンがなかったからデパケンが不要という理論は絶対ではありません。) 以上脳の専門家ではありませんが、一般の内科をしているものとしてお答えしておきます。治療としてはしっかりとあなたのことを考えていただいているのではないかと思います。お医者さんにもいろいろおりますが、分からないことは質問するのが一番です。 参考になれば幸いです。