むしろ、
貴方の心理が分からない(と感じた）彼がいるんだよ。
貴方は素直になれなかった。
一回振られている負い目がある。
また振られるのは心的にキツい。
だからこそ、
貴方は彼の質問から「逃げた」んだよ。
好きなの？好きじゃないの？
⇒もしまだ好きだと伝えて、
改めて貴方は対象では無いよ。
もういい加減僕への気持ちは畳んだ方が良いよ。
そんな事言われてしまったら・・・
別に貴方から告白した訳じゃ無いのに二度目の×を貰ってしまう。
彼が貴方の現在の気持ちを問うて来て、
素直にまだ好きだと伝えたらゴメンと言われてしまったなんて・・・
貴方にとっては凄く不本意で、苦しい事なんだよ。
だからこそ、
貴方は「どっちが良い？」という返事に逃げた。
自分の意思表示はせずに質問を差し戻した。
先に「どっち」を表明してしまったら、
そういう私を選ばれる(取捨の選択)状態が生まれる。
貴方はそれが怖かった。
本音はまだ好きだと言いたい貴方もいたんだと思う。
でも、
貴方は言えなかった。
言った後にどうなるのか分からなかったから。
確かに言い難い質問ではある。
ド直球の質問（好きなのか？好きじゃないのか？）
振られてはいるけれど、
男友達として今でも付き合って貰っている貴方。
自分の都合(告白)をしても尚、
貴方を友達として傍に置いてくれている彼。
その時点で好きじゃないという返事は無いんだよ。
まだ思いもあるから繋がっている。
ただ、
好きだと伝える事は、
私の姿勢が彼を全面的に異性として意識していて、
まだ振られた当時の私の「まま」でいますという宣言でもある。
それはそれでちょっと違う気がした。
彼が言う「どっち」だけでは、
貴方の今のコンディションは伝えられない。
貴方がその時とっさに考えた事が、
意志表示をせずに彼にそのまま返す、という事だった。
様子を見たかった。出方を見たかった。
「どっちが良い？」
正直その言葉って可愛げが無い返事。
テンションが下がる返事。
むしろ、
いきなりそんな事聞かれても・・・
何で私の今の気持ちを知りたくなったの？
素直に戸惑いながら返せた貴方がいたら、
彼の「どっちでも良い」なんていう雑な返事は無かった。
彼も貴方に対して、
もっと表現出来るスペースがあったんだよ。
貴方の「どっちが良い？」発言は、
立場の逆転を目論んだ言葉。
事実そうでしょ？
聞かれているのに、聞き返しているから。
聞きたい彼に、
先に言わせようとしているから。
彼はその時点で、
貴方とする「つもり」だったやり取りを止めてしまった。
止めてしまった＝「どっちでも良い」なんだよ。
貴方の返事が間違っているとは思わないよ？
一度は振られているからこそ、
素直にもなり難い状態があったのは事実だから。
彼の「そう言えば～」に繋がる心理の動きは分からないよ。
ただ、
貴方が告白して振られた「まま」、
僕との友達関係を本当に楽しんでいるのか？
本当はまだ恋愛的に思いがあるのに、
そういう自分を押し殺すように繋がっているのか？
それとも、
既に振られた事を以って自己整理を済ませて、
今は特に好きじゃない(過去形）にしているのか？
何となく気になったのかもしれない。
ただ、
彼の聞き方は凄く極端なんだよ。
好きか？もう好きじゃないのか？
彼は、
貴方を振った立場(白黒を出した側)故に、
貴方に対してあまり深く考えずに二者択一を尋ねてきた。
でも、
貴方は振られた側。
択一には出来ない難しい側なんだよ。
それを彼はあまり理解していなかった。
貴方からいずれかの返事が来ると思い、
来た後のやり取りだけを想定していた彼。
貴方の返事は、
その想定にハマらないものだった。
その時点で彼は、
貴方に質問した事自体を畳んでしまった。
彼「も」貴方に意志表示はせずに済ませてしまった。
貴方には、
聞かれた事に対する違和感(疑問、不安、興味)だけが残った。
心理は分からない。
それは、
「今後」の彼の接し方も含めて捉えていかないと。
そして、
こういうやり取りになった事も踏まえて、
貴方にももう少し素直さ(可愛げのある対応)は必要だよ？
貴方が今、
その彼にどういう意識で向き合っているのかは分からないけれど。
向き合い方次第で、
対応の仕方次第で、
やり取り(に込めた気持ち）は止まってしまうからね？
お互いに心地良さの担い手であってこそ。
友達という足元であれ、
恋愛的な意識がある関係であれそれは「同じ」なんだからね☆
