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穂先の割れ
定年退職を期に「六十の手習い」で書道をはじめました。 半紙に漢字課題を練習して月末に提出していますが、半年程使用 していたお気に入りの筆の穂がぱっくりと割れて書きづらくなって しまいました。 これって筆の寿命でしょうか。寿命にしては早過ぎだと思うのですが、 また穂先割れが起こるメカニズムや再生法、長持ちさせる手入れ 方法なども教えていただけると嬉しいです。 ちなみに現在使用している墨液は呉竹の作品用書道液・紫紺系黒 のみです。
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大丈夫です(^・^) 先ず筆の穂の部分全てを水につけ毛全体を綺麗に洗ってください。 その後丁寧に乾かします。 乾いたら,容器に入っている墨汁でなく,墨で摩った墨汁でたっぷり穂先全体に墨汁を付けます。 その後,しごきながら穂を整えます。もし穂の根元が膨らんでいたら,難しいけれど糸を丸めた中に穂を入れて静かにしごいてください,もしダメなら,サランラップに紙を数枚乗せて,しごき乍,整えてください。慣れてきたら必ずできます。出来たら干すのですが毛先をサァット薄い墨汁でほぐし紙で拭いて乾かします。 私は墨汁を開明と呉竹を使っていますが,どうしても,こぶのように筆元が膨らんで割れてしまいます。これを直すのも書をたしなむ人の心得です。(^・^) 私は弟子たちの筆の世話をするので大変ですが,好きで書道塾をしているので,いろいろあって楽しいです。 雅号は翠峰(すいほう)です。よろしく。
お礼
早速の返答、ありがとうございます。 使用後は穂全体を根元から丁寧に洗って墨液を落として、充分乾燥してから 再度墨液をつけて使用しているのですが、硯で摩った墨を含ませて丁寧に しごくのがポイントなんですね(^ ^)v 書きづらくなった筆がありますので、早速試してみようと思います。 親切で分かり易い回答をいただき、感謝いたします。m(_ _)m