1980年台イギリスの二大中性的スターを比較

質問

お願いします。
　1980年台、イギリスに中性的なルックスが魅力のスターがふたり並び立ちました。
　ジョージ・アラン・オダウドことボーイ・ジョージ（Culture Clubのボーカル）と、ピーター・ジョゼッピ・バーンズことピート・バーンズ（Dead or Aliveのボーカル）です。
　いろんな情報を総合する限り、お互いに意識はあったようです。ピート・バーンズのほうがちょっと遅れて登場し、先にスターになっていたボーイ・ジョージがDead or Aliveをバカにすれば、ピート・バーンズはボーイ・ジョージをけなすという具合です。
　しかし冷静に考えてみれば、「中性的な魅力がある」という以外は案外共通点の少ないふたりです。Culture Clubはポップスバンド、軽い音楽に合わせて、ボーイ・ジョージは「もしかして自分にも歌えるんでは？」と思えるほど力の入ってない、親しみやすいボーカルを聴かせました。一方のDead or Aliveはデビュー当時はゴシック・ロックバンド、その後Hi-NRGバンドとしてパワフルな音楽に合わせて、ピート・バーンズはルックスからは想像できない野太いボーカルで世界の若者を熱狂させました。
　日本ではCulture Clubのほうが人気があったかもしれません。"Karma Chameleon"、"Miss Me Blind"などが日本でCMソングに起用されました。ボーイ・ジョージ自身もCMに登場していますし、今も"Karma Chameleon"はCMソングに使われています。
　Dead or Aliveはテレビメディアではあまり使われませんでした。その個性的過ぎる音楽・ボーカルがテレビを遠ざけたかなとも思えますが、1980年代のディスコブームではなくてはならぬ存在であり、その楽曲は多くの若者に親しまれました。
　Culture Clubの"Karma Karma Karma Karma Karma Chameleon♪"、Dead or Aliveの"You Spin Me Right Round Baby Right Round Like a Record Baby Right Round Round Round♪"というフレーズはともに、両バンドを知らない人に聞かせても「ああ、この曲」というケースは多いと思います。

　音楽ファン、特にイギリス音楽ファンにお尋ねします。
　ズバリ、このふたりならどっち派ですか？

回答No.1

noname#192912 · ベストアンサー

当時はニューロマンティックの全盛ということもあって、男性の化粧は珍しくなかったものの、やっぱりBoy Georgeの登場には驚きました。
何しろ音楽性が非常に高かった。声もすごくソウルフルでしたし、個人的には、Pete Burnsを圧倒している感じです。

Boy Georgeは、毒舌でしたから、舌戦の方でも、Pete Burnsを圧倒していた印象です。

そういえば、Human LeagueのPhilip Oakeyなんかも懐かしく思い出してしまいました。

お礼

回答ありがとうございます。
　やはりBoy Georgeの人気は高いですね。
　質問を書き終わってからふたりの共通点をもうひとつ思い出しました。ふたりとも大の親日家なんですね。
　Boy GeorgeはMiss Me BlindのPVで「和」の世界を描いていますし（その微妙なズレがなんとも言えないんですが）、また楽曲の中で「戦争反対」と日本語で歌っていました。
　Pete Burnsは振り袖をモチーフにしたと思われる衣装で写真を取ったり、マイケル・シンプソンとの同性婚では着物を着たりしています。
　先んじた分、Boy Georgeの人気が高いのかなと思います。

補足

思ったより回答が集まりませんでしたが、そろそろ締め切りますね。
　ふたりの共通点はまだありました。ふたりともPet Shop Boysのプロデュースで曲を出していますね。
　英語のサイトをクルクルと検索して見る限り、ヨーロッパでテレビに出る機会はPete Burnsのほうが今は多いようですね。度重なる整形手術、その失敗に因る顔面崩壊、闘病生活、そして復活に至る一連の物語が興味の対象になっているようです。
　この闘病生活のためにPeteは全財産を売り払い、売り払ったものの中には楽曲の著作権もあったため、You Spin Me Round(Like a Record)がいろんなアーティストによってカヴァーされ、Peteの名が売れるという皮肉な結果になっているようです。
　Boy Georgeは「クラブDJをしている」という以外にめぼしい情報はありませんでした。
　イギリス出身のいろんなアーティストについても語ってみたかったものですが…残念ですね。
　またよろしくお願い致します。