No.1さんがマウントの違いと書いていますが、正確にはマウントはどちらも同じNikon Fマウントです。
光学系はどちらも同じだったと思います。
いずれもマニュアルフォーカスレンズです。
ZFは、CPUを内蔵せず、蟹爪装備です。
Nikon純正でいうところの、Ai-Sレンズに相当します。
現在のニコンデジタル一眼レフでは、中級クラス以上のボディで露出計が作動します。
開放f値をBODY側に設定してあげると、マルチパターン測光、撮影データのExifへの反映が可能となります。
また、蟹爪があるため、Nikon F世代のフォトミックファインダーでも開放測光が可能です。
ZF.2はCPU内蔵レンズです。
Nikon純正で言うAi-Pレンズに相当します。
マニュアルフォーカスなのはZFと変わりませんが、CPUを内蔵することで、フィルムAF一眼レフやデジタル一眼レフで、レンズ側の情報を読み取り開放f値や焦点距離情報がボディに伝わります。
これにより、絞り設定を、絞りリングではなく、ボディ側のコマンドダイヤルにて設定可能です。
また、マニュアル一眼レフのAi方式による絞り値の伝達にも対応します。
蟹爪を装着していないため、蟹爪で絞り値を伝達しなければならない古いNikon一眼レフでは、実絞り測光となります。
もしお使いになるカメラがデジタル一眼レフ、あるいはフィルムAF一眼レフであれば、ZF.2のほうが良いかと思います。
No.2さんの指摘にあるように、ドイツブランドであるCarl Zeissなので、英語のMacroではなく、ドイツ語のMakro表記となりますので、正確には、Makro Planarです。
お礼
なるほど。勉強になりました。ありがとうございました。