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AndroidとCentOSの違いについて
AndroidとCentOSは何が違うのでしょうか?
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ほとんどすべてが違うと言ってもいいと思いますけど 一応、同じLinuxカーネルを使って構築されたOSと言うことができます。 ですから、逆に言えば、カーネル自体以外は すべて違うと言うことができます。 AndroidもCentOSもオープンソースOSなので 同じコードを、両方で動かす方法自体はあります。 が、実際には、Android機ではAndroid用のデバイスドライバーが多用され そのAndroid用デバイスドライバーは、CentOSでは普通利用できません。 アプリケーションは、AndroidがDalvik仮想マシン上で動かすのに対して CentOSは、コマンドラインのソフト以外は、通常はX Window System(略称:X)上で動かします。 もちろん、理論上は、XをAndroidで動かす方法はあります。 たとえばCanonicalはUbuntu for Androidを提案し ドックに設置すれば、外部モニターにXを表示し LibreOffice,GIMPなどのソフトを使いながら 着信があれば、Android側のUIで対応できるようなものを売り込んでいました。 まぁ、結局はそれは実現せず、現在は非AndroidのUbuntu Phoneを推進しています。 そのくらい、Androidで動いているハードウェアは Xで動かすには貧弱なハードウェアでした。 それが、両方を同時に動かすには貧弱なものとなり Nexus7レベルでは、Ubuntuを入れてもそれなりに使えるくらいになりました。 ただ、CentOSはUbuntuと比べるとサーバー志向が強く Nexus7のようなハードウェアへの導入には積極的ではありません。 その代表的な違いが、Windows8とWindowsRTの違いでもある CPUのアーキテクチャーの違いです。 CentOSは、ARM対応を進めていませんから 同じLinuxカーネルを使っているとは言え 実際に動いているコードは、バージョン違い、パッチの違い、設定の違い以外に コンパイラも違えば、出力されたバイナリーもまったく違うものと言えます。 ただ、Linuxカーネルはもちろん、オープンソースソフトウェアの多くが CPUに依存しているわけでは無いので、AndroidとCentOSの違いとしては 対応CPUの違いも挙げられるのに対して 一般的なLinuxOSとAndroidの違いとしては、対応CPUの違いは 大きな問題とは言えなくなります。 実際、WindowsRTではWindowsXP,7用のソフトが一切動きませんが ARM用のUbuntuでは、CoreiでのUbuntuと、ほとんど同じソフトが動きます。 LibreOfficeとかGIMPとか、ScribusとかAudaCityとか… ただ、オープンソースじゃないソフトはARM版が無かったりするし Wineも、CPUの違いに対応するソフトを組み合わせないと ARMの上でWindowsXP用ソフトが動いたりなんてことはできません。 ですから、違いは、CPUの違いというよりも Dalvik仮想マシンとX Window System及びコンソール ということでいいと思います。
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- ya9pon
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Wikiペディアで調べてレポートすれば済むことではないのか。 それでも分からない部分があれば具体的に質問しましょう。
お礼
詳しい解説いただきありがとうございました!! 未熟者の私ですが、とてもわかりやすい解説でした! 本当にありがとうございました!