相手が私の事をどう思っているか分かりません。
それは真実では無いんだと思う。
貴方は分かっている。
その友達は今でも、
貴方と一緒に仲良くしたいし、頑張りたいと思っている。
ただ、
貴方には「設定」があったんだよ。
設定=私たちの間には隠し事は存在しない(したくない)。
貴方はそれを、
限りなく純粋な感覚で大事にしていた人。
極端に言えば、
一つの嘘も、小さな隠し事もあってはならない(あって欲しくない)。
本当に何でも筒抜けの、裸の関係が良かった。
でも、
友達はそこ「まで」は考えていなかった。
貴方に隠したというマイナスの意識が働いたというよりも。
単純にそこまでは言いたくない、それは言いたくない。
彼女は彼女なりに「選んだ」だけなのかもしれない。
本来は、
お互いの自由を尊重し合える関係なんだよ。
全部を洗いざらい伝えなければ「いけない」関係では無いでしょ?
別に隠さなくても良い事さえ、
不穏に隠そうとするような友達はいない。
それは今も変わっていない。
ただ、
貴方のように隠し事「無し」という、無菌の部分に拘る友達もいない。
お互いのプライベートスペースってある。
親しき仲にも礼儀があり、隙間がある。
本当に特別な関係って、
その二人の友情温度が「適温」なんだよ。
そして二人の友情密度が「適量」なんだよ。
必要な時に、
必要な分だけ心地が良い風を送っていける関係。
それが特別な親友関係なんだよ。
貴方の目線で言うなら、
貴方の友情温度は適温よりやや熱い。
友情密度も適量よりもやや大きい。
その分だけ、
二人の間に嘘が存在してしまった事。
それが貴方にはあってはならない事のような、
嘘を吐かれました・・・
凄くダメージ感の大きい捉え方になってしまうんだよ。
でもね、
貴方をいい加減に扱う気持ちなんて友達には無い。
それを一番分かっている人こそ、
実は親友の、今まで一緒に頑張ってきた「貴方」なんだよ。
相手がどう思っているのか分かりません。
一つの嘘が生じただけで「白紙」になるレベルの、
分からなくなるレベルの、その程度の関係だったのか?
貴方は振り返ってみてどう?
貴方は今、
こうであって「欲しい」関係性と、
実際にこう「なってしまった」関係性のくぼみにハマっている。
実は友達は何も変わっていない。
お互いに完璧じゃない。
親しくてもお互いに「違い」はある。「隙間」もある。
そんな事貴方も分かっている。
ただ、
今まで特に親密にしてきて、
「一緒」に頑張ってきたんだという自負があるんだよ。
貴方の気持ちは、
いつの間にかどんどん友達と「密着」し始めていた。
密着=小さな嘘さえ許せない状態。寂しく感じる状態。
私にだけは嘘は吐いて欲しくない。
私は相手にとって何でも話せる対象であって欲しい。
私は勿論そのつもり。
相手にもそういう目線で向き合って欲しいし、向き合ってくれている。
そう思い込んでいたんだよ、期待値も籠めてね?
その分だけ、
彼女が嘘を吐く(貴方との関係に隙間を求める)事。
それが貴方には上手く受け止められないんだよ。
今こそ貴方は、
一緒に頑張ってきた友達「全体」を見つめていかないと。
嘘という言葉や対応「だけ」に異物感を感じてしまって、
今まで見てきた、感じてきた友達を見ようとして「いない」よ?
それって親友として誠実な対応なのか?
誰だって嘘は吐かれたくないよ。
でも、
友達の吐いた嘘が、
貴方全体への否定や不信なのか?
相手が貴方をどう思っているのか?
実は分かっている部分が大半なんだよ。
貴方は嘘の「出現」によって、
自分で分からなくなったと「思い込んで」いるだけ。
隠し事はしないで欲しい。
そう思ったって全然構わないよ。
でも、
友達「が」貴方にどう感じるのか?どこまでの共有を求めるのか?
それはもう友達の問題なんだよ?
貴方は選べない。
貴方は神様じゃないから。
相手の心の領域まではコントロール出来ない。
私は隠し事はしたくないし、されたくない。
だからこそ、
信頼している○○には嘘の無い自分で接していきたい。
出来れば○○にもそういう目線で私に向き合って欲しいな。
私も信頼に足る存在になれるように、
改めて丁寧に友達関係に向き合っていくつもり。
お互いに心地の良い風を送り合っていきたい。
そう整理整頓して、
改めて仲良くしていけば良いんじゃないの?
深呼吸を忘れないで。
これからも「柔らかい」貴方を大切にね☆