背広に名前をなぜ入れるのか。座敷で数十人以上の宴会すると酔うに従い背広は乱雑に脱ぎ捨てられ、宴会が終わり、さー帰ろというとき、酔っぱらってしまって同じような色の背広ばかりで名前がないと自分の背広が分からない、ときに他人の物を着て帰るかもしれなかった。名前は必須でした。今やそのような宴会は無くなり、背広に名前が入っていなくても不都合はないでしょう。
やや高めのバーに行くと、おねーさんは名前を聞くふりして背広の名前を見ていた。これは名前が入れられている場所によってオーダーか既成か分かり、オーダーの背広の客は上客という判断をした。今でもオーダーと既成では名前の場所が違います。今や仮縫いなしの簡易オーダーが多い時代では大した情報にはならないですね。
昔は背広に名前を入れるのは常識でしたが、オーダーのワイシャツの腕にもイニシャル(ローマ字で名前を入れることも)(洗濯ネームは別にいてる)を入れていました。オーダーを見せびらかしたいのです。イニシャルを入れないと言うと不思議そうな顔をされました。オーダーだよと見せびらかすのは厭味ったらしく粋じゃないですね。
>背広の内側に、皆イニシャルで名前が入ってるのですか?
漢字にするか、イニシャルにするかは好みです。
お礼
ご回答ありがとうございました。