- ベストアンサー
打率では無く出塁率が重要では?
打者の能力の判定に打率や打数が用いられますが、これは誤りだと思います。シングルヒットとフォアボールの価値はチームにとって同等です。従って打者の能力は打率や打数では無く、出塁率や出塁数で判断すべきです。これで判断すれば日本プロ野球で王貞治が突出して偉大な打者だと思いますが皆様はどう思われますか?
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
個人的には出塁率の方がやや重要と考えますが、両方とも同レベルで重要と考えてもいいと思います。 日本ではやや打率優先(下記Aの方)かな思えるところが納得できません。MLBではそのようなことはないと思いますが・・・ 王さんは出塁率と塁打数で突出していて、チームの勝利に最も貢献した偉大な打者だと思います。 打席 打数 安打 打率 四死球 出塁率 打率+出塁率 OUT回数 A選手 630 600 200 0.333 30 0.365 0.698 400 B選手 630 544 164 0.301 86 0.397 0.698 380 わかりやすく回答します。AとBの選手がいたとします。AとBの選手は交互に1番と2番を打ち、どちらでも同じ数字を残したとします。 便宜上“すべてシングルヒット”とし、他の数値(打点数、勝利打点、得点圏打率、他)は何もかもすべて同じとします。 ■この2選手をどう評価するか?(どちらがより貢献しているのか) 1.四死球の少ないAが打数が多くなり当然安打数が36本多くなります。 2.打率はAが3分2厘上回りますが、Bは四死球をAの3倍近く選び出塁率で逆に3分2厘上回ります。 打率と出塁率が同レベルの評価が妥当というのは、AとBの【打率+出塁率の合計数値】が同数値ならふたりを同じ評価にしてあげたいということです。(ともに0.698)普段おもてに出てこないこの合計数値は以外に重要だと思います。 シングルヒット1本と四死球1個の価値は、シングルヒット2本に対し、四死球約3個程度になります。 ■個人的には出塁率で上回るBの方をやや評価したい。 なぜならその理由はアウトになる回数の差です。アウトになる回数が多いということは確実に敗戦に近づくからで、アウトにならない選手というのは重要です。 イチローはその打率と安打数のわりに出塁率が低く、選球眼の悪い選手です。アウトになる回数も多いので今ひとつチームの勝利に結びついていません。選球眼がよく出塁率も高ければ恐ろしいほど評価の高い選手になっていたかもしれませんね。 そういえば先日引退を発表したソフトバンクの斉藤投手は、“負けない投手”として有名でしたね。
その他の回答 (11)
- ponsk--tai
- ベストアンサー率14% (1/7)
まずはじめに、打者の能力を「打率や打数で」や「出塁率や出塁数で」というように、限られたデータだけで判断すること自体あまりいい判断ではないと思います。 それと、王貞治が突出して偉大な打者なのはもとより周知の事実なので何とも言えませんが… 王貞治の成績を振り返ってみると、出塁率が急激に伸びた1963年(.376→.452)、その前年の1962年には初めてのHR王のタイトルを獲得しています。 また、日本記録の出塁率・四球数を獲得した1974年(.532・158個)、その前年の1973年にはキャリアハイの打率(.355)を記録して三冠王に輝いています。1974年も三冠王には輝いていますが、三冠部門については全て前年の数字を下回っています。 1973年と1974年、どちらの王貞治の方が打者として優れていたか… コレはシーズンの流れなどもあるでしょうし、どちらが評価されても構わないモノだと思います。 出塁率が打者の能力指標として大事なのはわかりますが、上記のようにそれを産み出すには打率やHRなどの数字をしっかりとたたき出すことが大事なのではないかと思います。 現役で四球を良く選ぶ打者として、阪神の鳥谷が挙げられると思いますが、彼も3割を打った翌年からさらにその数が増えています。 結論としては、出塁率を打者の能力の判定に用いるのは結構ですが、だからと言って打率等の成績を軽視するのは危険だと思います。 特に若手で実績の無い打者は相手投手もドンドン勝負してくるでしょうし、出塁率が評価できる打者もいれば、それよりも打率に魅力の見出せる打者もいるでしょう。 あとは完全に個人的な意見ですが、四球はあくまで試合をスムーズに進めるための副産物だと思っているので、やはり打った打たれたの勝負を見る方が楽しいです。なので打率が良いバッターの方が好きですし評価したいです。四球を喜べるのはひいきのチームの場合だけですね。
お礼
回答有難うございます。
- MarinesOgino4
- ベストアンサー率8% (7/86)
そらあ王貞治さんは日本の最高打者であることに違いは無い 安打と四球について チームにとっては同等かもしれない しかし打率はチームへの貢献度を示すためのものではないということ ヒットを打つというのは打者にとって四球を選ぶより難しいこと それをシーズン通して出来たから賞賛され表彰される 首位打者タイトルは「個人」タイトルなんです 最高出塁率タイトルも表彰され、コンベンションにも呼ばれている(はず) もちろんその選手を評価するのに重要な数値ではある
お礼
回答有難うございます。
そういう判断をしなくても偉大な打者だと思ってますけどね。(1シーズンの記録は塗り替えられたが・・・) ヒットとフォアボールは価値が同等とは思いませんよ。走者3塁の例を挙げられてる方がいますが、他にも走者一塁でライト(もしくは中間)前ヒットであれば、3塁まで進塁できるチャンス(1,3塁)が生まれますが、フォアボールは絶対に進塁できない(1、2塁止まり)。ランナー2塁でもヒットなら得点入る可能性はあるが、フォアボールでは点は入らない。たとえ、満塁であってもヒットなら2点入る可能性もあるが、フォアボールでは1点しか入らない。・・等色々と差があります。 9回裏同点、満塁での攻撃という状況だけ、フォアボールとヒット(ホームラン含む)の価値は一緒かな。(野球は得失点差が問題になることはほとんどないから最低1点取れば良いという状況) アウトカウント、イニング、勝負展開、走者の状況、次のバッターが誰かなどによってはフォアボールでもヒットと同等の評価を与えられるという場面が各論としては存在しますが、全体の成績・総論としては同等ではないと思います。 極端な例ではあるが、200打席で100(四球・エラー)で100出塁稼いだA打者(打率.000/出塁率.500)、B打者200打席でヒット80本・四球10個(打率.421/出塁率.450) 出塁率で判断するということは、エラーという“実質アウト”と判断される打球しか打てなかった打率.000のA打者を、打率.421のB打者より素晴らしい打者扱いする事にもなる話。 出塁率というのはこういう矛盾も抱えた数字だし、相手のミス(エラー・四球)は純粋に打者の技量によって生まれた訳では無いから、公的に表彰する数字としては不適切でしょう。(相対的な評価には使えるが)
お礼
回答有難うございます。
- mstk2
- ベストアンサー率26% (157/588)
個人意見。打率と出塁率は両方大事であり、首位打者(打率王)というものがあるなら、それと併設する形で 「出塁率王」 なるものもあるべきと思います。 それがないと打者が打ちたいのを我慢して四球を選ぶインセンティブも得られません。ファウルで十数球ねばって四球をとる能力などは、とくに1・2番打者には大変好ましい能力であるにも関わらず、現状では正当に評価されていない。あと8番バッターがアウトになってその回を終わるか、ツーアウトでも四球をとってピッチャーまで回すかは大違いであり、個人的にはヒット1本の価値があるものと思います。 あとマー君の例が出てますが、どうやっても四球とれないエースピッチャーにはファウル10本打ってアウトになればいい。その完投ペースの大エースを消耗させて8回で降ろせるかどうかはチームにとって大違いであり、そういった能力を育てるためにも出塁率的な指標の評価は重要と思います。 とはいえ、引っかかるところがあるとするなら、「シングルヒットとフォアボールの価値はチームにとって同等」というくだりでしょうか。現実には、シングルヒットを打てば1塁が埋まると同時に既存のランナーが進むので、同等というのはやや極端ですね。セイバーメトリクスで有名なOPSでは、四球の価値をシングルヒットの2分の1と評価してましたか。
お礼
回答有難うございます。
- dorakki-
- ベストアンサー率0% (0/2)
現状では、得塁数が一番の指標になると思います。 参考までに面白い指標(得塁数の改良版?)↓ http://ccd79.web.fc2.com/baseball/b-totalpoint.html
お礼
回答有難うございます。
- lon_donburi_dge
- ベストアンサー率31% (31/99)
チームにとって重要なのは点を取ること。なので#5さんのおっしゃるように シングルヒットとフォアボールの価値はチームにとって同等にはなりません。 ヒットを打つということは、ランナーを進塁させることができるという 意味合いも持つからです。逆にフォアボールが不利益になることもあり得ます。 たとえば長打が期待されるけれど足が遅い選手が敬遠で歩かされて 塁を埋められたらゲッツーのリスクが上がります。 ただ、#5さんがおっしゃるようなシチュエーションでは 得点圏打率という指標があります。 また逆のシチュエーションで、ランナーが誰もいないということであれば シングルヒットとフォアボールは同等とみてもいいでしょう。 そう考えると、打順を含め、その選手にどのようなことを要求するか ということによって、評価する物差しが変わるのでは? とも思います。足が速く、塁に出るだけでプレッシャーをかけられる選手ならば 出塁率で評価するのはありだと思いますし。 ちなみに質問者様が挙げている王さんですが、甘い球を投げればスタンドに放り込まれる、 なので厳しいところをつくとボールも多くなる、ということから 敬遠以外でもフォアボールも多く、歴代一位の出塁率で年間の最高出塁率は.532と 2打席に1回以上塁に出ているというとんでもない記録の持ち主ですが、 王さんに求められていたのは自分が塁に出ることというより、塁に出た1、2番を 返すことなのでは?そうするとフォアボールで塁に出るというのはチームとして あまり成功とは言えず、これで評価するのはどうなの?とも思います (まあV9時代は後ろに長嶋さんがいたから、気は抜けないけど)。 なので、その選手がどのような形で貢献するかによって評価する物差しは変わると思うけど、 打者にとって最大公約数的な物差しを考えると打率になるのでは?と思います。
お礼
回答有難うございます。
- Hamry
- ベストアンサー率30% (84/280)
>シングルヒットとフォアボールの価値はチームにとって同等です。 そうではないと思います。 明らかにシングルヒットが上です。 ランナー3塁で考えればわかります。 ヒットが出ればほぼ間違いなく点が入りますが フォアボールは2つ出ても点が入りません。 ランナー2塁でもヒットなら点が入る確率は高いですが, フォアボールでは入りません。 出塁率が重要であることには異論はありませんが, シーズン200本ヒットを打つ選手と 同じく200フォアボールを選ぶ選手では 前者が明らかにチームに貢献します。
お礼
回答有難うございます。
- bonky653
- ベストアンサー率12% (26/205)
>NO.3 >「打者の価値はあくまでも”打率・長打率”である。」 これもちょっと間違ってますね。 いくら打率や長打率が良くても打点、得点圏打率、勝利打点数が少なかったら何の価値もありませんよ。 いくらホームランを打とうがソロばっかりだったら全然価値がないし、勝ちに繋がるホームランでなければ何の意味もありません。 自分一人いくら打率を稼ごうが、自分一人がいくら出塁しようが ホームに帰せなかったら、また帰ってこなければ何の価値もありません。
お礼
回答有難うございます。
- uniquepro
- ベストアンサー率50% (347/681)
確かに出塁率は重要です。ただしそれは、あくまでも”チーム編成上”の重要事項であって、打者の価値そのものを左右するものではありません。 「打者の価値はあくまでも”打率・長打率”である。」 四死球も含めた出塁率は、打者の都合だけで決まる記録ではありません。四死球なんてはっきりいえば”相手バッテリー”の都合の方が大きいのですから。相手の守備も関連する数字を打者の絶対的価値に当てはめてしまうと、打者そのものの存在意義が相当に薄らいでしまいます。 そもそも、出塁率を上げるのに、四死球を増やすことでと考えるのは大きな間違いで。相手バッテリーがボール球を放ってくれるならともかく、それこそ今季のマー君のようにホームベース上のストライクゾーンでほぼ勝負に徹しているバッテリーを相手に、どうやって四死球を稼ぐというのか。 出塁率を打者の力で上げるには、結局”打率”を上げるしかないのです。四死球を選んで出塁さえすればそれでOK、MLBの悪しき巨人ビリー・ビーンの思想ならそれでもいいでしょうし、事実アスレチックスは今季も結果を残しています。あれはあくまでも、 「元々打てない打線の対処療法に過ぎない。」 所詮はチーム事情。そこに打者個々の価値など加味していないのがボールゲーム理論です。GMとしては超一流でしょうが、MLB関係者としては諸悪の根源と言ってもいい。その理論が発揮されるのはあくまでも”入団するまで”。ビーンGMがシーズン中までそのデータを駆使するなんてのは、作り物の映画や著作の話。シーズン中のベンチワークで辛うじて持ち堪えているのは毎年のこと。今年のプレーオフもオークランドはディビジョンシリーズ辺りで軽くこけてくれるでしょう。 使う側にしても、出塁率5割以上の打率1割台の打者と、出塁率4割そこそこの打率3割台の打者で、どちらを重用しますか?前者と答えたらそれは”無知”としか言いようがない。フォアボール・デッドボールが来ない限り打席に立ってるだけの人形を優先するようなベンチ陣では、長いシーズンは戦えません。 四死球は打者にとっては”何の関係もない、ただの事実”でしかないのですから。 ※別に四死球を多く受けたところで表彰にも、もちろん査定にも何の影響もありません。出塁率という囲みでは評価されるでしょうが、打率の高い打者を査定の際も”当然”優遇するに決まっています。
お礼
回答有難うございます。
- k_05213015
- ベストアンサー率45% (292/642)
日本ハムは北海道に移転したとき ベースボールオペレーションシステム(BOS)と呼ぶデータ分析システムを導入し 出塁率や出塁数を重視しているし 楽天のジョーンズは出塁率を重視して獲得したと球団は明言しています。 ですから査定には加味されているわけです。 ただ、ヒットを撃たないと走者は返せませんから同等ではないと思います。 個人記録も歴史の継続性からホームラン、打率、打点が優遇されるのは しょうがないですね。 中6日で5回しかなげない先発より、 毎日ブルペンに入るリリーフのほうが評価されるべきですが そうはなっていないのと同じではないでしょうか。 王さんが突出して偉大なことは、 王さんのために国民栄誉賞を制定したことからも、疑わない事実です
お礼
回答有難うございます。
- 1
- 2
お礼
回答有難うございます。