今の彼はそう思っている、という事。
ただ、
貴方に叩かれた事は許さないとしても。
それはそれで置いておいて、
貴方とのお付き合いは続けていくつもりなんだと思う。
許さない「から」、
許せない「から」、
もう貴方とは付き合えないとかね?
そこまでの彼っていないんだよ。
貴方が叩くきっかけになったマイナス発言って、
実は寂しい自分をすくい取って欲しかったからなんだよ。
どうせ・・・とか、俺なんか・・・とか、
自分をどんどん蔑んで、
自らを暗くて深い井戸の底に押し込めようとしていた彼。
でもそれは、
どこかでそうじゃないよ、そんな事無いよ。
井戸に入りかけた自分が這いあがってこれるように、
新たに掴めるロープであったり、取っ手であったり。
実は彼は、
貴方に見つけて欲しいと思っていた。
自分(貴方)の方に寄せて欲しいと思っていた。
少し甘えた彼がいたんだよ。
ところが、
貴方はそういう彼を叩いた。
甘えた感覚もあった分、
貴方から叩かれた行為が、
あたかも井戸の底に突き落とされたような感覚になったんだよ。
どうせ俺なんて・・・⇒頬パチン⇒そうだよ、私もそう思っているよ。
そういう伝わり方になってしまった。
貴方は目を覚ます為に叩いた。
そんな言葉を遣うんじゃない。
そんな簡単に命の問題にすり替えるんじゃない。
貴方はそれを伝えたくて、
でもイライラしていた自分も止められなくて。
思わず手が出てしまった。
でも、
パートナーとしての愛ある鞭だとも思っている。
ドライな関係同士の暴力だとは思っていない。
伝わるものがあると思って叩いた貴方がいる。
でも・・・
彼はその暴力「だけ」を取り上げているんだよ。
叩いた貴方(悪者)。
叩かれた、叩かれた俺(被害者)。
思ったように汲み取ってもらえなかった悔しさも手伝って、
彼は貴方に対してかなり頑固になっている。
これでもし貴方が、
私は貴方(彼氏)に許されない事をしてしまったようだ。
私はその責を負い、
お別れする事にします。さようなら。
そういう方向に進んでいこうとしたら、
今度は彼が慌てるんだよ。
こんな俺と付き合ってくれる彼女なんて直ぐには見つからない。
愚痴だって、
喧嘩だって、
ぶつける対象があるから成り立つんだよ。
貴方がいなくなられたら困るのは彼なんだよ。
今の彼は、
積極的に自分「から」は口を利きたくない。
でも、
いつまでもイライラし続けても、
自分にとっても良い事って無いんだよ。
既に貴方の謝罪は届いている。
ただ、
謝罪で「済まされる」事を彼は嫌っている。
謝罪で済ませる(受け入れる)=その程度だと思われる。
もう大丈夫だと思わる。
そう思われたく「ない」から、
貴方の謝罪を直ぐには受け付けないんだよ。
もっと傷ついた事をアピールしたい。もう少し抵抗したい。
叩かれる前から、
彼は心的に少し不安定でしょ?
その分だけ、
自分自身の心の後始末にも時間が掛かるんだよ。
だったら、
貴方からどんどんバタバタするのは止めて、
彼のタイミングを大事にしてみたら?
今の彼は、
言いたい事も上手く言えないような状態。
だから口を利かないし、利けないんだからね?
お互いに大人になる必要がある二人なんだと思う。
時には喧嘩があっても、
お互いに心の角を丸めていけるような二人であってこそ。
貴方にもパートナーとしての心の「ゆとり」は必要なんだからね☆