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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:高齢者に対するガンの術後補助化学療法)
高齢者に対するガンの術後補助化学療法
このQ&Aのポイント
- 70代前半の叔父が大腸がんの手術をしました。術後約1ヶ月経ち、体調も良くなりつつある中、補助化学療法の副作用によるリスクが心配です。
- 近所の70代の方が抗がん剤治療中に食欲不振や吐き気により治療を中止し、体力が戻らず亡くなってしまった例もあります。
- 叔父が手術成功の喜びを感じている中、副作用の強い補助化学療法が寿命を縮める可能性を考えると心配です。
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抗がん剤治療は、一部の分子標的治療薬などの最先端の 抗がん剤を除けば、それこそ、賭け以外の何ものでもありません。 大体、抗がん剤の有効率は、3割と思って良い。 残りの7割は、有効性がなく、副作用だけ、ということ。 では、そんな薬をどうして使うのか? それは、使った患者と使わなかった患者の統計値の差があるからです。 例えば、癌の手術をして、5年以内に9割の人が亡くなるとします。 そのような癌に、上記のような有効率3割の抗がん剤を投与すると、 亡くなる患者の9割中、3割に効くと言うことになります。 つまり、約2.7割。 9割-2.7割=6.3割の人にとっては、役に立たない薬です。 でも、2.7割の人には、有効性があり、さらに、そのうちの数割の人は、 5年以上生存する……という統計値が、投与の理由になっています。 その一方では、副作用のために、寿命を縮める危険もあるのも事実。 だから、抗がん剤の専門医にかかると、副作用があると、 休薬したり、投与を中止したり、さじ加減できますが、実は、 この専門家が少ないのが問題なのです。 手術の専門医=抗がん剤の専門医 ではないのです。 それが、今の、日本の抗がん剤医療の問題点です。 http://www.jsmo.or.jp/system/pdf/senmon.pdf どうするか、先生と良く、話し合ってください。 上記の先生のアドバイスを受けるのも一つの方法です。 セカンドオピニオンとして、受けることが可能ですが、 自費なので、数万円かかります。
お礼
ありがとうございます。 叔父の家系で特に男性は、ほとんどの方が90歳以上生きて中には100歳近くでも自分の足で歩き、畑仕事ができる人までいるという長寿家系なので、叔父も健康であれば自身も90歳以上まで生きられるはずというモチベーションがあるようです。 そのため、70歳は過ぎているけれど自分にはまだ20年あるという気持ちが、全ての人に有効ではなくても再発や転移の可能性を少しでも下げられる術後の補助化学療法に向かせているようです。