こんにちは。
ゴルフ規則14-4 2度打ち
プレーヤーのクラブが1ストローク中に2回以上球に当たった場合、プレーヤーはそのストロークをカウントし、それに1打の罰を加えて合計2ストロークとしなければならない。
とありますが、二度打ちの定義についての記述はありません。常識的な解釈として『打球され、一旦はクラブから離れたボールが、同一ストローク中に再度打球されること』と考えられます(この認識は質問者様と同一であると質問文から解釈しています)。
ややこしくなりますのでシャンクの時のボールとクラブとの接触関係には言及しません。
OBになった、ハザード内でソールしてしまった等々ゴルフ規則が適用されるかどうかは事実問題です。つまり接触関係がどうこうではなく現に確認できるかどうかの問題だけです。
確認とは同伴競技者や競技委員他が現に確認するか、もしくは本人が確認できるかどうかです。
私もシャンクの経験は少なからずありますが、一度も「クラブの柄に当たったボールが一旦空中に離れてからフェースに当った」という感触を感じた事はありませんし、他のプレーヤからもそのような事を感じた事があるといった事を聞いたことはありません。つまり本人は確認できない事になります(もし二度打ちした感触があるならば、常識的なゴルファーならば自己申告するはずです)。
次にプレーヤー本人以外が確認できるかどうかですが、肉眼では不可能でしょうから、高速度カメラを数台で異方向から同時撮影して、分析すれば可能かもしれませんね。
『現に確認が出来ない以上、事象(今回の場合は二度打ち)が起きていないと捉えるほかない』
と言えるのではないでしょうか。
以上が私の『回答』ですが、先に「ややこしくなりますのでシャンクの時のボールとクラブとの接触関係には言及しません。」と申しましたが、個人的にはネック部分に当って(45°位に角度で)右に飛ぶのがいわゆるシャンクのだと思います。もしネックに当ってからフェース方向に横滑りしたようなケースがあったとしてこれは滑っているだけですから離れた事になりません。これを二度打ちと捉えると、(インパクト後にフェース上方向に滑ってから球離れする)ウエッジなどでのショットは全て二度打ちという事になってしまいそうです。
補足
本人および周辺が2度当たっている事を確認できていないから2度打ちにはあたらないとのご説明は納得できました。 ただ当たった後フェースを滑っているとの部分は納得いきません。ロフトのあるクラブで打ってボールがフェースを一瞬でも滑る感覚とシャフトに当たったボールが一瞬でもクラブを離れてフェースに当たるのとはいささか異なると思います。 でも、確認できるかどうかの部分は納得がいきました!ありがとうございます。