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兵器の基礎

兵器の基礎を教えてください。 空母は1,2隻でもニュースになるのはなぜ? ww2で鎧を着ている兵士がいなかった。なぜ鎧着ないの? 軍法って何? 昔の戦争と今の戦争どう違うの? よろしくお願いします

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  • phj
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回答No.4

うーーん、長くなりますよ(笑) まず戦争についてですが、戦争というのは「国と国との争い」のことをいいます。国内でもめているなら内乱、国じゃない相手(たとえば国を欲しがる民族とか)なら紛争などともいいます。 これが重要なのは軍法に関るからです。軍隊というのは相手の国に出て行って戦争をする集団ですが、自分の国内の法律は守る必要があります。しかし、戦争という特殊な事情があるので国内法全部を守るわけにも行きません。ですので国内法を元に軍法を作って、他国に行っても自国のルールの下に集団生活が成り立つようにしているのです。 ですから、国内法で窃盗が犯罪なら軍法でも犯罪です。逆に国内法には逃亡罪はありませんが、軍隊では逃亡したらほぼどこでも死刑です。 兵器に関しては昔の戦争と今の戦争の違いを含めて、書いていきます。 その昔、まだ武器(兵器)が無い頃から人間は争っていました。棍棒や石を投げれば十分に戦闘行為が成り立ったからです。その代わり、規模も小規模だったでしょう。 戦争という概念まで発達するようになったのは、投擲器という道具が出来てからだといわれています。 投擲器(アトラトル):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%AB これが発明された時代はまだ石器時代で剣や刀はありません。その代わり石の鏃をつけて、投擲することで十分に人を殺すことが出来るようになりました。 この発明により、警察権をもつ支配者階級が多くの人を集め、従わせることが出来るようになり、市場や集落がそれまでと比べ物にならないぐらい大きくなっていきます。それまではせいぜい数十人から百人程度だった規模が一気に数千人の規模になったといわれています。 これらの集団社会が生まれると当然に集団同士が諍いを起すようになり、それが戦争になっていきます。 その後、青銅器の時代を経て、鉄器が生まれ、投擲器も弓に変化し、弓と剣の戦争の時代がやってきます。 大体世界的に見て4千年ぐらい前には、鉄器が誕生し剣なども誕生していたと思われます。 鉄器が普及するに連れて、色々な変化が起きます。まず農具に鉄器を使うことで収穫量が飛躍的に向上します。そのため、人口が増え増えた分は周りの鉄器を持っていない民族を圧迫しますので、戦争が起きることになります。 この際、鉄器を持っている民族は非常に有利です。まず収穫量が増えた分人口が多くなり、また鉄で出来た兵器は青銅器などよりも強いので、鉄器を持った民族が圧勝していきます。 この際に、軍隊も組織化され効率のよい戦闘行動が取れるようになっていったと思われます。 現代でも、白兵戦の軍事教科書には紀元前のハンニバルとローマ軍による「カンナエの戦い」などが戦術の教科書として載っているぐらいです。 この当時の戦いは当然に人が戦うのですが、昔の戦いというのは「一方が負けを認めて降伏する」「占領したい場所を占領した時」「相手が劣勢を感じて退却した時」が戦闘行為の勝ち負けが決まるときで、当然に剣で戦った結果であることが多かったのです。 この当時の兵器は主に剣・弓・馬・投石器・攻城兵器などがありました。馬は人が乗ってすごい勢いで相手の集団に突っ込むことで、まとまった部隊を混乱させる効果があり、その直後に歩兵部隊が走ってぶつかってくれば、混乱したまま負けてしまうというような戦い方をしました。 こういうのを「騎馬兵の集団運用」などといいます。 また当然ながら、城に立て篭もって城兵器戦う相手には城攻めするしかありません。そのさい高い塀を乗り越えたり、入口を壊す為に作られたのが攻城兵器です。 攻城兵器:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BB%E5%9F%8E%E5%85%B5%E5%99%A8 このような戦い方が近代になるまで続くのですが、たとえば馬の扱いや剣の扱いには修練が必要だった為、共和制を引いているごく小数の国を除いて、軍隊というのは専門の人か傭兵が行うのが普通でした。 これが変化するのは、大航海時代から産業革命を経て近代化した頃になります。まず兵器の方に変化が生まれます。銃の発明です。 弓というは、非常に強力な武器であったものの、それなりの厚みのある盾があれば防げてしまう為、結局敵の接近を遅らせることはできても、防ぐことは出来ませんでした。 銃は非常に強力な弾丸を発射でき、防ぐのが難しいため、剣や弓そして騎馬兵という兵器を時代遅れにし、鎧を着ていても弾丸を防ぐことはできないので廃れていったのです。 そして、銃の威力から身を守るために出来たのが塹壕や戦車であり、さらに相手より威力のある銃や大砲が開発されるようになります。現代の兵隊は防弾チョッキは着ていますが、ライフルよりも威力の強い戦車砲などで撃たれたら人間はひとたまりもありません。鎧のように重いものを着るよりも、自由に運動できるほうが現代では優先されているのです。 また銃は弓や剣に比べて習熟しなくても誰でも相手を倒すことができたため、社会が民主化するのとあわせて、国民=徴兵による兵隊、という変化も生まれます。アメリカの独立運動・フランスの革命などで出現した市民国家(共和制国家)は国民が主権者であると共に、自分達で銃を持って国家を守るという義務も発生させたのです。(それまでは、先に書いたように支配階級が持つ軍隊の職業軍人だけが戦争をした)民主化というのは同時に、国民が戦争をする義務を負ったということでもあり、だからこそ第2次世界大戦まで、様々な戦争がたくさん起きていたのです。 一般的な市民が銃を取り、軍隊を構成するようになるにつれ、兵器の様相も様変わりしていきます。つまり大量に兵員が動員されるようになったため、効率的に消耗させる兵器が増えてきたのです。その代表格は機関銃でしょう。最初は据え置き型の機関銃をトーチカの中において相手の接近を阻止するというものでしたが、段々小型化されて移動する兵員が撃てる様になっていき、現代の軍隊では、小銃と機関銃の機能を兼ね備えた兵器を各人員が携帯しているのが普通です。 また、手榴弾や地雷・迫撃砲など遠くからまたはあらかじめ仕込んでおいて消耗させる兵器も増えていきます。そしてこれらに対抗する形で戦車などの乗用型兵器も進化していきます。 特に戦車などの機械化兵器については、第2次世界大戦のドイツが有名で、またロケットや飛行機など、ドイツが開発し現在の兵器の基礎を作ったものが多いのが特徴です。 このうち特筆すべきなのは航空機で、航空機は有史以前から戦争の課題だった「接近戦」というのをほぼ解決してしまいました。兵員が何万人と地上に居ても、飛行機から機銃掃射したり爆弾を落とせばまったく勝てなくなったからです。 現代の兵器ということでいえば、航空兵力がその基礎であり、飛行機またはヘリコプターに守られた地上部隊が土地を占領し、相手兵力を排除する、というのがそのやり方になります。だからこそオスプレイは非常に効果的な兵器であるといえるのです。 さて、上記は地上の戦いが主ですので「空母は1,2隻でもニュースになるのはなぜ?」にはまだ答えていません。 海上での戦いも産業革命によって変化していきます。大きな変化はまず帆船から動力船に移ったことでしょう。これにより自由に海上を動くことができるようになり、風によって帆を操作しなければならない帆船を駆逐していきます。 これにより戦艦は動力船の時代がすぐにやってくるのですが、ちょうどその頃日本にやってきたのがペリーであり黒船艦隊だったわけで、知識のある日本人はすぐに「風に関係なく、どこへでも行って大砲が撃てる」という意味の重要性を知るわけです。そのうえで「太平の眠りを覚ます蒸気船。たった四杯で夜も眠れず」という句を読んでみると、味わいが違うと思います。 さてドイツの話を書きましたが、第2次世界大戦に日本が空母を開発します。これによって海の上で自由自在に航空機が飛びまわれるようになります。 航空機の戦闘における優位性は圧倒的ですから、それを世界中どこへでも持っていける基地である空母は大変な戦闘力であるといえます。 また、空母というのは運営にも非常にお金がかかるため、たくさん持っているのはアメリカだけ、空母保有国は中国を含めても10カ国程度しかないのです。だからそこ、空母を持つというのは大きなニュースになるのです。 現代の戦争は昔と違って、国民が参加して行われるのが特徴であり、また兵器もすでに人間の能力を遥かに超えた兵器が存在します。 近代化以前の昔と現代の戦争は「国と国との戦い」であることだけは同じですが、投入される兵器の量と犠牲になる人の数において、まったく別のものだといえます。また本来なら戦争の際は非戦闘員は原則、殺されることはないはずなのですが、空襲や爆撃などで市民が死傷するのが最近の戦争の現実でもあります。 ね、長いでしょう。。

noname#183911
質問者

お礼

すばらしい!博学ですね。初歩的質問ですが、この国は自衛隊が突破されたら国民が戦わねばなりません。戦争ものビデオでも自発的にみるんかいなと思って観察していましたがみる様子すらありません。何も考えてない様子です。言葉を知らず、自衛隊憲法9条核兵器徴兵とか初歩的な知っている言葉を連呼する有様です。民間防衛という概念すらない。武装という考えがそもそもないw自衛隊が突破されたら、幼稚化している国民はいかに戦うべきか、はどうなんでしょうか?

その他の回答 (5)

  • amerigo
  • ベストアンサー率32% (16/50)
回答No.6

ほとんどお答えがでてしまったのですが。 空母が話題になるのは、戦略価値とその額面。 空母を稼動させるのに、必要となる人数が多いからでしょうか。 銃が出現するまでは、欧州では貴族が一式、自費で武具をそろえ重武装(国や地区でかわる)で揃え先陣に立つのが名誉となってました。 鉄や硬く煮た革の鎧の切断は難しいので、刃はついてますが剣も重量でたたきつけるのが前提で作られた武器を使うようになりました。 日本刀とは進化の過程が違うようです。 18世紀にたっすると、大々的に銃が出始め、従来の鎧は弾丸に対してはほぼ無意味となしました。 以降、若干の時を得てながーいライフルをもち軍服の色が違うくらいだけで、ほぼ似たようなスタイルで戦うことになります。 (第二次世界大戦では極1部に胴体前面部分に金属製のボディーアーマーをつけてるロシア兵の画像とかありますが、破片防御のためでしょう?あましメジャーなそんざいではないです) その後は、ベトナム戦争を題材にした映画でみるような防弾ベストのような形になり、残りますが、一回、姿を消します。 近年で、やっぱし全面を覆った方が良いということでアメリカ軍で鎧っぽいデザインのものを使用しましたが、やっぱし使いづらいようで、メジャーになりきれませんでした。なんていいますか一般的ではないようです。 軍法はそのまんまです。規律がないと軍事態が機能しずらい。

回答No.5

>空母は1,2隻でもニュースになるのはなぜ? 武装した軍人が、数千人規模で移動しているから、 宣戦布告をして戦争が始まった場合に 即効、制空権を奪取出来る確率が高く、空母側が有利な戦略を立てやすいため。 >鎧を着ている兵士がいなかった。なぜ鎧着ないの? 鎧は、空爆や銃弾に対して無力に近く なおかつ、その重さから兵士の体力を消耗させるため 現在の戦闘に於いては「無用の長物」。 >軍法って何? 各国の軍隊が定めている軍人向けの法律。 相手国の兵士と殺し合いをするのが戦争だが もともと「殺人」を経験している人間なんて極僅か。 だから、戦場では「躊躇して相手を殺せない。躊躇している間に仲間が殺された。」とか 空爆や銃弾の音にビビって「持ち場から戦闘を放棄して逃げ出してしまう」など 上官の命令に背いたがために見方が壊滅的な被害を受ける場合がある。 これは、勝つことが必須の戦争に於いて、非常にマイナスなことだから 敗戦の要因となる行為を禁じたものが軍法。 >昔の戦争と今の戦争どう違うの? 昔=鎧を着ていた頃は、馬で乗りこみ、兵士同士が刀で交戦したが、 今は、リモコン操作でピンポイント空爆し、大方の戦力を失わせた後に 戦車を伴った陸軍が地上を占拠しに行きます。 刀の攻撃範囲は1.5mくらい 銃の攻撃範囲は100mくらい 戦車の砲弾距離は3-5kmくらい 戦闘機の飛行距離は3-5千km 長距離爆撃機とミサイルの攻撃距離は1万km以上

  • trajaa
  • ベストアンサー率22% (2662/11921)
回答No.3

>空母は1,2隻でもニュースになるのはなぜ? 高いから >なぜ鎧着ないの? もったいないから >軍法って何? 法律 >昔の戦争と今の戦争どう違うの? 時代が違う まともに質問してないから回答もこんな感じ

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2125/7984)
回答No.2

 実戦兵器はアニメに出て来るロボットとは違います。兵器に関しては以下のリンクを参照してください。  兵器:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E5%99%A8  空母が1隻でもニュースになるのは、戦略兵器だからです。空母=空軍基地なわけで、1隻の空母があれば、それを敵地に移動させるだけで、軍事的なプレゼンスが大きく変わるからです。空母1隻に80~100機の戦闘爆撃機があるとすれば、それを飛ばして往復爆撃するだけで、数週間で1つの国家を壊滅させるのも可能です。核兵器を使えば、さらに短時間で壊滅出来ます。  航空母艦:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%AF%8D  鎧は重くて体力を奪うので、着ない方が楽だからです。軍用の防弾チョッキなどはありますが、やはり、重いので、長時間の着用は体力的に無理なようです。  軍法は以下のリンクを参照してください。  軍法:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E6%B3%95  昔の戦争は人海戦術で戦っていましたが、現在の戦争は精密誘導兵器や遠隔制御ロボット兵器など、コンピュータ化が進んで、人間が直接対峙して戦うのではなく、遠くからロボット兵器を操作して戦う方式に変わって来ています。  昔のような戦い方をすると、大量の犠牲者を出して敗北するのは湾岸戦争やイラク戦争の例を見ても明らかです。  湾岸戦争:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BE%E5%B2%B8%E6%88%A6%E4%BA%89  イラク戦争:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E6%88%A6%E4%BA%89  遠隔制御ロボット兵器のような高度先端兵器開発が遅れている日本の場合は、紛争程度の小さな戦争でも多くの犠牲を出す危険が高く、戦争をしないのが最も無難です。

noname#183911
質問者

お礼

ありがとうございます。ただ庶民は庶民で素手の強さ位は鍛えたほうがいいんじゃないですかね?武道とか。戦闘員が壊滅したら敵兵が略奪しに来ると思いますよ。

回答No.1

具体的に何を知りたいの? 今、質問文に記載したような事なんて ググればすぐに見つかるでしょう。模範回答を教えて下さい。 小中学校レベルの歴史を学ぶ事と、国語辞典を使うことを勧めます。 最後に一つ。「昔の戦争」で言う「昔」っていつ? 致命的なレベルで言葉が足りない。

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