錆びは完全に落として下さい。
ワイヤーブラシが最適です。
元の地金が出てピカピカになればそれ以上必要はありません。
錆びは空気中の酸素によって酸化して起こります。
酸化した錆が残っている上にペンキで皮膜を作っても、その錆が浸食しているために錆が錆を呼ぶことになります。
DIYでやれば納得して作業を行うことが出来ます。
屋外塗装のプロと云う人たちは、如何に塗料を少なく 僅か一年間の保証期間に錆が出なけりゃそれで良し。保証期間はもう過ぎたと言い逃れできるだけの作業しか行いません。
自分のお家で有ればこそ 丁寧に仕上げたいものです。
さび落としが完全に終わったら、錆止め剤を塗ります。
通常3回は塗りたいものです。
その後で 仕上げ塗料を塗ります。
これも出来れば3回に分けて塗ってください。
それだけ塗ればそうとう分厚くなると思われるでしょうが、如何に薄く塗るかが基本です。
一回目は横・縦と2回刷毛を動かすだけです。
二回目は縦・横 同じように少しだけ刷毛に付けて塗ります
三回目も同じです 薄く塗ることで 「刷毛目」は先ず見えないはずです。
錆止めを塗った後も一日置いて 上塗りです
同じ要領で 薄く軽く掃くように塗ります。
完全に乾くには1日は必要です
次の日 又同じようにして縦・横と塗ります。
最後に仕上げです
3回塗れば先ず錆止め剤の色も完全に隠れるでしょう
この作業を タッチアップ作業と云います。
上塗りは出来るだけ 元の色に近い塗料を選びましょう
塗装するときには マスキングテープ もしくは養生テープを必ず使いましょう
そして忘れずに生乾きになった時に一旦取り除きます。
次に塗る時にも マスキングテープを新しく貼ります。
最初より少し大き目の面積で・・・
仕上げの最後もぼかしで仕上げるか・・・テープで仕切って仕上げるか・・・は周囲との色合いで決めましょう。
いい加減な作業ではいい加減な答えしか返ってきません。
自身のお家です、自信を持って 時間を掛けてしっかり取りかかりましょう。
これから先 ずっと塗装作業等のDIYで出来るだけの技術を身につけて行けば自身にもつながります。
我が家は築30年 一度もプロと云う方の手を借りたことが有りませんが、
ご近所さんも羨むほどピッカピカです。