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これからのアニメ背景はデジタル?手書き?
私は、アニメーターになる為に絵を描く専門学校に今年入学しました。 ですが最近アニメの背景を描く事に興味を持ち始めて、 パソコンではなく、絵の具などを使い、手書きの背景を描こうと思っています。 ですが、専門学校の元アニメ業界にいた先生に背景に興味が出てきたという話をしてみたら これからのアニメはほとんどデジタルで、背景を描く仕事はほとんどなく、 就職先はあまりないからやめた方がいいと言われました。 ですが私は背景があたたかみのある手書きのアニメが好きだし、 アニメ業界がこれから手書きの背景を一切使わなくなるという事はないと思います。 就職できる企業は少ないのかもしれないけど 私は背景を描きたいです。 曖昧な質問ですいません。 意見をききたいです。 これからのアニメ業界(主にTVアニメ)から手書きの背景は使われなくなると思いますか? PS. 今通っている専門学校には背景を描ける科はないので 貯めたアルバイト代で違う専門学校に入りなおそうと思っています。
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- Meegeren
- ベストアンサー率44% (204/459)
追記です 古い知り合いですが、現在、アニメの美術監督をしている人がいます (かれこれ、ん十年、疎遠ですが) その人もアニメ関係の専門学校に行って、わずか一年後に美術監督として某アニメのOPに名を連ねてました (まぁ、天才の一人かもしれませんが) 実のところ、その人は専門学校卒業後に仕事を始めたわけではないんです ずっと以前、アルバイトでしたが某背景スタジオに出入りして、すでにテレビアニメの背景を手がけていました ちなみに、その人はその頃、高校生 CGなど無い時代でした 手書で背景を書くつもりであるのなら、筆と腕さえあればよいですし、学校に行く必要は無いんじゃないでしょうか? 自信があるなら背景スタジオに持込でもして、就職活動してみてはどうかと でも、現実問題として、やはりCGも必須と考えるなら、専門学校は必要ですが
- Meegeren
- ベストアンサー率44% (204/459)
両方できるのが理想、というか、両方できなきゃダメでしょう もちろん、デジタル化の波を今更止めることはできないだろうから、肉筆背景は減少の一方でしょう とはいえ、背景作業で肉筆が完全に消えるという事は無いんですよ 美術監督レベルの作業になりますが、大まかに物語の世界を具現化するイメージスケッチがあります 絵コンテや背景の元になったりしますので、かなり細かい仕様を決めます 鉛筆画だったり、ペン画だったりしますが、頭の中を物を誰にでも見える状態にすることになるので、ここはなかなかデジタル化することは困難な部分です (絵の描ける監督だったりすると、自分でやっちゃうのでしょうが)
- cubetaro
- ベストアンサー率24% (1290/5172)
「就職」という事を考えてるなら、手描きはNGです。 個人制作という事なら問題ないです。 「ちびまるこ」ちゃんですら、デジタル化されましたから。 スケジュールがほとんどない中で、流れ作業で仕事をしないとダメなので、修正・調整を考えるとCGしか選択肢がないと言う所です。 特に動画は、3DCGで制作してトゥーンシェーダーでレンダリングというのがトレンドですので、2Dでのペイントすら危うい状況であります。 あとは色域でしょうか。 絵具よりモニタの方が色域が広いので、始めからCG制作した方が色域をフルに使えて鮮やかな映像をつくれます。 ---------- この業界は実務経験命なので、今の学校で頑張って、絵具背景はプライベートで磨いた方が良いです。 学校は全てを教えてくれる所でなく、環境を作ってくれて、アニメーターになるアシストをしてくれる所という認識が良いかと思います。
- bikki6944
- ベストアンサー率20% (2/10)
先生の意見は、基本的には正しいと思います。が、 私の個人的な考えでは、手書きしたものを高精度カメラでデジタル化した物の方が、PCで作ったものより、味があると思います。PCでの作成者の感性にもよりますが、PCでは楽に作るために、ある部分をコピーして色や模様を変えるだけの部分や、繰り返しの絵などが多用されたりとかされると、(私が理系の人間で、ここはきっと、この部分をコピーしてちょっと加工しただけだなとかが想像できてしまうためかもしれませんが)絵に心が感じられなくなります。また、同じ模様が繰り返されるような絵の場合、PCでは正確に同じ模様の繰り返しになりますが、手書きだと微妙に正確には出来ないと思いますが、その微妙な不正確さのある方が、私は好みます。現実の世界で完璧に同じものは無いはずだからです。 脇道になりますが、原子は原子核と電子からできているので、同じ原子は完璧に同じと思うかもしれませんが、同じ原子でも電子は原子核の回りを回っているため、原子核と電子の位置関係も含めて、常に完璧に同じという状態はありえないはずだからです(ここら辺は、貴方が「不確定性の原理」というものを聞いたことがあれば、なんとなくわかると思いますが)。 私の言いたいのは、アニメも含めて、ある意味芸術的要素のあるものは、微妙な不正確さが必要だと主張したいのです。 絵画などのことを考えてみると、写真で見るより、やはり、実物で見る方が、迫力というか、感性というか、何と表現すればよいか思い浮かびませんが、見た時の感動が全然違うと、私は感じます。そう考えると、手書きの背景は、残るはずだ、と言うか、ぜひ残って欲しいと私は考えます。 ただ、使ってもらえる手書きの背景を描くのは、たぶん非常に大変であり、それで生き残れる人の数は、非常に少ないと思います。 私は、貴方に期待します。頑張ってください。
- mrkato
- ベストアンサー率47% (1008/2121)
工数自体として背景画を水彩で仕込んでくれ、と発注するのは 作品の志向、演出側によるので皆無にはならないですけれど。 配信&放送で一気に話数を出して、国際配給なりBD/DVDでやっと回収する ベースの作品だと、トータルイメージ策定する期間がどれほど有るのか 業界直接でないと推し量れませんけれど、 監督、作画側でキャラのラフを起してみるのと同じく、 撮影されないストーリーボードとして背景設定を彩色で描いて考えるとか フルデジタルだけが求められることは無いです。 先ず絵にするスキルは鉛筆なりダイレクトに描いて反省するほうが良いですが 無限に奥行きが欲しいとか映像で多用途にも渡すにはデジタルでないといけないし すでに国際的に子会社を組んで原画動画もモデリングも共同制作しているので、 デジタル撮影の背景だけ日本でスタッフ携行便で、とも言っていられません。 画材や納品のことを考えて早くに教育を絞るのは、あまりに思いが狭いです。 専門学校側も「つぶしが効く」就業実績が欲しいので、他に行くなと 言うのは仕方ないので、金が惜しくて中途で下りるのは勧めません。 逆に背景画のスタジオを可能な限り専門学校であたってもらって、 熱意も作品の技術も上げて参加できるか訴えた後でなら、 背景画実景画の方向に浪人するのは悪く有りません。 全くアニメ製作から離れた所で学んでコネを作れないのは、いけないです。 3Dモデリングの撮影で造るアニメなら、背景も大道具としてのオブジェクトと 更に後ろのマット領域として、出来る密度でモデリングして合わせていくか 町並みやモデリングしきれない舞台をちゃんと背景画を付けて撮影するか 監督と作品で全て変わるので、背景スタジオも出番有ることはあります。
- stm003
- ベストアンサー率29% (46/154)
- cliomaxi
- ベストアンサー率33% (2921/8736)
これからのと言うより既に手描きのアニメ(背景含む)は絶滅状態です。 理由は簡単で、デジタルの場合、一度データを作ってしまえば、後はどの角度からでも描画出来るからです。 そして何より手描きはコストがかかり過ぎるのです。 現在はデジタル技術も進み、手描き風のアニメすらあります。 少し前に公開されたサイボーグ009はセルアニメ風に見せるために色々な手法を取っているそうです。 勿論デジタルです。 あなたがどうしても手描きに拘るなら、道は2つ。 1つ目は自主製作をして発表する。 2つ目は、一度普通のアニメーターから初めて、作画、ディレクターと出世して、押しも押されぬ映像作家となり、発表する作品は殆ど外れない、売り上げが見込める程の大御所になってから自分のやりたい事をやる道です。 TVアニメは時間との勝負ですし、そもそもあなたのものでは無いのです。 商業的な成功も求められます。
- not_spirit
- ベストアンサー率34% (901/2592)
今のアニメはほぼデジタル化されていますので、 手描き(アナログ)は恐らく長編映画以外はほぼ使われなくなると思われます。 手描き(アナログ)は他の人が容易に真似することは不可能に近いですし、 対費用として考えても今のテレビアニメではまず却下でしょう。製作費はかなり抑えて作られてますので。 まず、アニメータの収入は他の職業と比べれば著しく給与基準は低いので、 私が知っているアニメータさんは同人関連等で収入を得ている人さえいます。 自分のポリシーを持つのは大変よろしいのですが、 今の世界ではまず生存することがまず難しいです。