ガリレオ最終回のトリックへの疑問

質問

6月24日のフジテレビ福山雅治主演のドラマ「ガリレオ」（シリーズ２の最終回）をご覧になった方に質問です（あるいはこの原作をお読みになった方でもかまいません。）このトリックに疑問があるというか、よく理解できなかったのですが、教えてください。
　・天海祐希が演じる妻は壁の前に座ってタペストリーを1年間かけてつくるのですが、それはそこに座ってたえず夫の行動を見張ることによって夫が浄水器に仕掛けたヒ素を誤って飲まないようにするためというのですが、なぜヒ素を浄水器に仕掛けるのを夫を殺す1年前にしたのでしょうか？夫を殺すことに決めてからヒ素を仕掛ければよいのではないでしょうか？そうすれば、幼稚園の経営を休んでまで1年間ただひたすらタペストリーをつくる必要はなかったのではないでしょうか？
　・警察の鑑識が調べたとき、なぜヒ素は検出されなかったのでしょうか？たしかに天海はベランダの鉢植えに水をやるために浄水器の水を使い、それによって浄水器に仕掛けられたヒ素は消去されたという設定のようですが、夫の遺体が発見されたのは妻である天海が北海道にいるときでした。天海が東京に戻るためには少なくとも数時間かかるでしょう。その間に警察動いており、鑑識は水道、浄水器等を当然調査しているはずです。天海が東京の自宅へ戻ってから調べたということでしょうか？おかしくありませんか？妻である天海は夫の遺体が発見されたら当然警察がはいり、水道・ペットボトル・浄水器が調べられることを当然予想して北海道に行ったのではなかったのでしょうか？（こんな当たり前の手順を予想しない完全犯罪はありえない！）
　以上の2点納得がいかないのですが、こんな初歩的なことに手抜かりはないはずだとも考えるのですが、教えてください！

回答No.1

jun-tsuboi · ベストアンサー

過去に同じ質問をされた方がいらっしゃいます。
まずはそちらを検索してご覧下さい。

お礼

同様の質問があったことをすぐにお知らせいただいことに感謝しています。質問の内容は私の疑問とはかならずしも同じではありませんが、その回答には示唆されるところがありました。皆さんからの回答を読んだあとの私自身の理解はNO4の回答者さんのお礼のところに要約しておきました。

回答No.8

vashow13

No3です。
ドラマとは関係がなくなってきたので回答はこれを最後にします。

補足で言われたことは質問者さんがそう感じたという事です。
それと同じで私は過去の回答に書いたように感じたというだけの事です。
作者が描く原作の真実とはまた別の話です。
１００人居れば１００人感じ方は違うというだけです。
事実は１つですが感想を１つにまとめる必要は無いという話です。

お礼

私の質問に何度もお付き合いくださって有難うございました。皆さんの回答（質問NO.8148490への回答を含む）を読ませていただいたあとで、私が提起した2つの質問について私の達した結論は回答NO.4の「お礼」の中で要約した通りです。2番目の質問に関しては、そこで書いたように、警察の捜査には手抜かり―初動捜査のミスがあった（つまり、ドラマのトリックとしては弱い！）と言わざるを得ない気がします。

回答No.7

vashow13

NO3です。

救済というのは普通は善意によるものです。
トリックを仕掛けるための時間を救済というなら、それは悪意にも思えます。
夫からの良い返事を貰えない想定も同時に行っている訳です。
これだと私には聖女というより悪女に近いイメージでした。

避妊薬を使ったのは懐妊による和解の可能性を無くす為で
夫には心変わりしか助かる道が無い状態にするためです。
その彼女を聖女と呼ぶには、相応の苦悩がある方が納得できました。
なのでこれまでの回答に書いたような解釈をしてみた訳です。

これは個人的な思いなので質問者さんに納得を強要するものではないです。
機械的に辻褄を考えればトリックの完成に１年待ったで良いと思います。
その方がきっと正しいです。

補足

この場合「聖女」とは、天海が演じる、世間的には非の打ちどころのない（したがって本質は「悪女」でもかまわない）女性を意味しているのではないでしょうか？湯川の助手（渡辺いっけい）が、天海が犯人であるかもしれないということを聞いて、「それはありえない！あんないい人が。。。」という意味のことを口走っていたことを思い出してください。また、古高の同僚の男の刑事がせっせとバラに水をやっていた姿を思い出してください。夫を失って「悲しみ」にくれている、「聖女」を演じる妻にすっかり同情したのです。

回答No.6

vashow13

No3です。

博物館の会話は記憶から抜け落ちてました。
たしか湯川博士が言ったのですよね。
なるほど、ここから繋がる訳か・・。
トリック的に考えると恐らく埃のたまるのを待ったのだと言えそうです。

ただ、個人的にはそれだと救済とは言えない気もするのです。
含みのある救済とも言えなくはないですが、本人はそこまで意識せずに
苦悩の日々の末に結果的に埃がたまってトリックを完成させるのを助けた・・
と考える方が悲劇的で美しい感じ＾＾；にも思えます。

タイトルが聖女の救済でなければトリックでスッキリするのですが、
そこがちょっと気になったところです。

お礼

「聖女の救済」とは、NO.5へのお礼で書いたように、妻（天海）が夫の「死刑」をすぐに執行しないで、夫に1年間の猶予を与えたことを指すのではないのですか？1年の間に「約束」を反故にして「子供ができなくてもかまわない、離婚を求めない」という言葉を夫の口から出る―そのときは死刑執行は止める―のを待っていたのです。妻が医院に通っていたのは、子供ができるようにするのではなく、避妊のためだったことを思い出してください。

回答No.5

yorin_1963

追記です。

浄水器をひとひねりするだけで死んでしまう彼を救う度に、彼女は思ったんじゃないでしょうか。

「悔い改めなさい。」と。

一年間、夜となく、昼となく彼を救い続けました。まさに聖母のごとく。

しかし結局、彼は悔い改めことなく、離婚を突き付け、あえなく死刑執行となってしまったと思います。

誰もが救済される権利がある。救済には時間がかかる、と言う言葉からも、想像出来ると思います。

お礼

回答No4へのお礼のところで書いたように、死刑執行の（直前ではなく）1年前にヒ素を浄水器に仕掛けたのは、浄水器に（1年分の、つまりたくさんの）埃がたまるのを待つためだったと考えるのが正しい気がします。「救済に時間がかかる」というのは「死刑執行」を1年間 待つという意味だと思います。（この1年の間に、夫から「あなたに子供ができなくても離婚するのはやめにした」という言葉を聞くのを待っていたのだと思います。）

回答No.4

yorin_1963

一年分のホコリが積もってる所に、毒が仕掛けられてるとは考えにくいから。

鑑識の目を欺く為のトリックだと思います。それにまんまと鑑識も騙された訳です。

一年前にヒ素を仕掛けた理由は、他にも色々有りそうですが、いつでも殺せる状態にしておく事に意味があったんじゃないでしょうか。

浄水器をひとひねりするだけで、彼は死んでしまう。それを救う訳です。救うと同時に「私はいつでもアナタを殺せるのよ。」と快感に浸っていたのかも知れません。あるいは「私がいなきゃアナタは生きていけないのよー。」と言いたかったのかも知れません。実際、彼女が１日家を空けただけで彼は死んでしまった訳だし。

彼女にとって、この一年は苦痛では無かった気がします。むしろ楽しんでたんじゃないでしょうか？

彼に一年後の離婚を言い渡され、逆に一年の死刑執行猶予期間を与える事によって優越感に浸ってたように思えます。その優越感の為にも、毒は一年前に仕込む必要があったと推測します。

お礼

・ヒ素を仕掛けるのが、「刑の執行」の1年前であって、直前でなかった理由は、No.8148490への回答の中にも指摘がありましたが、1年前であれば浄水器が埃をかぶるので、警察の鑑識も浄水器にヒ素が仕掛けられたことに気づかないにちがいないと考えたというのが一番の理由であるという気がしてきました。どなたも指摘していませんが、湯川が天海を博物館へ案内したときに言っていた言葉「恐竜の化石にとっては時間が最大のトリックだった」を思い出しました。
・私の2番目の質問、鑑識は天海が戻る前になぜ「浄水」を調べなかったのか、調べていればヒ素が検出されていたはずだったという問題は1番目の質問と関係があるのでしょう！浄水器に埃がたまっていたので、まさか浄水器に仕掛けられたとは考えなかったので、浄水は調べなかったのでしょう。確かに、天海が自宅に戻った段階ではまだ死因は特定できていなかったようです。しかし、こぼれたコーヒーと割れたコーヒー茶碗が室内に散乱していたのだから、毒殺の可能性が高いことはわかったはずです。したがって、水道水、浄水、ペットボトルを調べるのは当然だという気もするのですが、天海には警察は自分が戻るまでは浄水を調べることはないという確信があったのでしょうね！私には天海にとっては危険な賭け、警察にとっては初動捜査のミスのような気がしますが。。。。

回答No.3

vashow13

ちょっと時間が経ってるので細かいところは合ってないかもしれません。

>>なぜヒ素を浄水器に仕掛けるのを夫を殺す1年前にしたのでしょうか？
>>夫を殺すことに決めてからヒ素を仕掛ければよいのではないでしょうか？

ここがこの話の一番難しい所だと思います。
逆に言えばこの話である事の肝でしょう。
これに対する正解は無い気がします。
作者が書いてるならそれになりますが、明かされていないのなら
個人の思う処でいいのではないでしょうか。
これに対する回答は別の質問で書いたのでそちらを参照願います。

湯川博士側からで書いてみます。
彼女の精神的な変化は「棘のある薔薇が好きになった」とか
「救済には時間が掛かる」とか意味深なセリフから感じ取れたと思います。
教会での美しい完全犯罪の話を経て、避妊薬を使っていた事や
浄水器に触らせなかった可能性などの情報を得ますが、
それらを結びつけたのがタペストリーだったと思います。
（博士が美しいと言った１年がかりのそれは教会がモチーフでした）
既に彼女を疑っていた博士は毒薬が以前から仕掛けられていた可能性を持っています。
その可能性の範囲が一気に１年前に遡ったのではないかと思います。
そして予想する「あり得ない」真実が見えてきた・・。
だから彼女に告げる際、仮説と前置きしたのでしょう。

>>警察の鑑識が調べたとき、なぜヒ素は検出されなかったのでしょうか？

初動捜査で鑑識がどこまで詳しく調べるのかは分かりませんが、
毒殺が明らかになるまで浄水器は調べなかったのではないでしょうか。
ペットボトルがあからさまに捨てられていますし、
残量などは他人が知る由もないので、当初はそれで作られたと思ったとか・・。
完全犯罪というには甘いですが、死体発見後にすぐに戻る算段はしていたでしょうし、
その間に残ってる可能性の毒をプランターへ流すつもりだったのではないですか。
湯川博士が最初に浄水器を見た時、指に埃が付いて
最近さわられた形跡がないようなことを言ってたと思います。
（逆に考えるとそういう状況を作るために毒薬を１年前に仕掛けたとも取れるかも）
鑑識が調べた箇所も甘かった可能性が高いと思えます。

お礼

・「湯川博士が最初に浄水器を見た時、指に埃が付いて最近さわられた形跡がないようなことを言ってたと思います。（逆に考えるとそういう状況を作るために毒薬を１年前に仕掛けたとも取れるかも）」。これこそが、ヒ素を1年前に浄水器に仕掛けた最も大きな理由だと思います。博物館で湯川が言っていたように「恐竜の化石にとって時間が最大のトリックだった」という言葉はここに繋がってくるのではないでしょうか。
・あなたの言われる通り「鑑識が調べた箇所も甘かった可能性が高いと思えます」。逆に言うと、妻は1番目の事実が警察の鑑識の盲点になることを予想していて、浄水を調べられることはないと確信を持っていたのだと思います。

回答No.2

jun-tsuboi

追伸です。

カテゴリーは『ドラマ』
タイトルは『ガリレオ 聖女の救済』
日付は３日前
質問ナンバーは８１４８４９０

私は携帯電話会員なので、コピペが出来ません。

お礼

類似の質問があったことをご指摘くださってありがとうございます。早速、皆さんの回答を読ませていただきました。