胸やけの原因は、胃酸が胃から食道へ逆流するからです。
なぜ、逆流するのかというと、その原因が食道裂孔ヘルニアです。
食道裂孔ヘルニアを手術すれば、改善する可能性がありますが、
ある程度の重症度がないと、手術適用にはなりません。
そこで、手術をせずに、改善させる方法は何か?
ということですが、一つは、今、飲んでいる薬です。
でも、効かないときがあるのをどうするか、です。
そこで、最初に戻ります。
胃から食道へ逆流しないようにすればよい。
つまり、食道裂孔ヘルニア以外の原因は何か?
ということを考えて、それが起きないようにすればよいのです。
どうして、夕食後に多いのか?
というのがヒントになります。
日本人の食生活は、夕食中心であり、
食事の量も多く、肉食が多く、アルコールも入ることが多い。
一方、朝食は食事の量も少なく、肉食は少なく、
アルコールが入ることなどない。
この差が原因の一つなのです。
なので、まずは、夕食を朝食や昼食にシフトして、
全体の量を減らします。
肉食の量も減らして、できるだけ、朝食や昼食に回す。
野菜の量を増やす。それも生野菜よりも、煮ものが良い。
アルコールの量も減らす。
次に、夕食後の運動をすることです。
でも、運動なんてという方が多いでしょうから、
立ったままでいる、寝そべらない、というだけでも効果があります。
朝食や昼食後に胸やけが少ないのは、食事の内容と同時に、
運動をするからです。
じっと座ったままのデスクワークというのは、実は、それほど
多くなく、あちこち動くのが普通です。
でも、夕食後は、ソファにどっかりと座って、
ドラマを二時間、身動きもせずに見続ける……
なんてことをします。
背もたれに大きく寝そべって、姿勢も良くない。
(前かがみも良くない)
背筋を伸ばすのが良い。
つまり、姿勢が悪いと、胃から食道へ逆流しやすくなるのです。
このようなことが重なって、胃酸の逆流が起きます。
逆流性食道炎で検索すれば、お勧めの食事などいろいろ出てきます。
できたら、しよう、程度の軽い気持ちで始めてください。
調子が良いとわかれば、自然とそうなります。
お礼
ありがとうございました。ご指摘の通り、夕食にアルコール飲料をとったり、食事が多めになる傾向があります。食事を少し朝と昼にシフトします。 夕食後は軽い運動をし、リクライニングシートを控えてみます。